だんご
自分の体から抜けた毛の塊に鼻先を突っ込んで眠る「ちち(仮名)」さん。遊んでやる体を装って抜け毛をすき取り、そこらに落ちているものをマメに吸い取るようにしていても、猛烈な勢いで毛が抜けていくので追いつきません。この状態で、時折毛が気になって顔を掻いたりしておりますが、基本的に眠たいときには全く動けなくなるワンコなので、少々毛を吸い込んでもそのまま寝ていることがほとんどです。
今日は県内の公立高校で2次募集の合格発表が行われました。こちらの高校では、午前11時きっかりに外にいる先生が合図をして、それに合わせて校舎の2階にいる先生が掲示板をベランダからつり下げる、という、古式ゆかしい発表方式です。定員に満たない4人の募集に対して、受検者は7人。私がこうして写真を撮っているその後ろには、ガクッと崩れ落ちて立ち上がることができない詰め襟の中学生がいました。私のところから受検した生徒は、おかげさまで合格です。これで、今年の受験シーズンも終わりました。
職場から電車を乗り継いで片道1時間強の道のり。時間調整のために途中下車をして、職場で年度末の大掃除をしている人たちにお土産を買いました。明治時代に創業した老舗、だんご庄のお団子を買ったのですが、写真を撮るまもなく捌けてしまいました。
このお店で修行していた人が独立して出したお団子屋さんが職場からそう遠くないところにあるのですが、舌のしっかりした人によると、両者の味は明らかに違うのだそうです。見た目、大きさ、味、どれをとっても見分けがつかない私には謎の世界です。
カウンターの奥で、女性たちがお団子を丸めて粉をまぶしているだけ、実にシンプルなお団子ですが、ここのは「特においしい」のだそうです。そう聞いて、心して食べてみたのですけれど、全く違いがわかりませんでした。私にとっては、どちらのお店も同じ、だんごレースだと思うのです。
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