濃い!
寝起きの「ちち(仮名)」さん。家族に遊んでもらっている意識はあり、それはそれで嬉しいけれど眠たいので意識レヴェルはとっても低い、という状態です。なので、何となく頭を撫でられています。もう少しすると覚醒してきて、いつものように暴れ回ったり、キツい目の甘噛み攻撃をしてきたりとやりたい放題のことをして叱られる、というパターンに入ります。
この黒々と焦げた葉っぱは、東大寺二月堂のお水取りの松明だったものです。大きな松明が二月堂の舞台の欄干越しに振り回されて、こういう葉に火のついたものが観客の頭の上から降り注ぎます。見ている人たちはそれを手に入れようと争うわけです。強烈な焦げた木の匂いがしますが、これを門先に飾っておくと無病息災というわけです。
こちらは焦げたものではなく甘辛く炊かれたもの。毎年、いただいております。ありがたい限りですけれど、これがあるとご飯が進みすぎて困ります。萬年筆趣味界では知らない人はいないという御仁のお母様によるもので、これをいただくと春だなぁという感じがいたします。
こちらも頂き物。こちらの蔵で醸されたお醤油ですが、並みのお醤油とは違います。ほとんど味噌です。今のような液体のお醤油が用いられるようになったのはさほど古いことではなく、もともとはお味噌のようなものであったと言われておりますが、これはそういう昔を思い起こさせてくれるような濃厚な溜まり醤油です。
いつもいろいろとおもしろいものを提供してくださるsu_91さん、ありがとうございます。最近は闇の世界のドンを神戸に運んでくる人、として知られるあの人です。そういう人から真っ黒な真っ黒なものをもらってしまいました。最近ではでらくろさんのことを「名古屋で二番目に黒い人呼ばざるを得ないような状況になってきています。
焼きめしの仕上げに垂らしてみましたが、焦げまくりです。風味は増しますけれど、普通の味覚を持った人は濃すぎると感じるのでしょう。濃いめの味が好きで病気になった私は、こういうの、大好きです。実は、こういうのを食べるときに使いなさい、と横須賀で遊んできた人から海上自衛隊印のカレースプーンをいただいたのですけれど、使うのを忘れました。なのでそちらは別の機会に、それこそカレーにこの味噌醤油を入れて食べるときに使ってみようと思います。
« 集団心理 | トップページ | よくもまぁ・・・ »
コメント
« 集団心理 | トップページ | よくもまぁ・・・ »
これ檜の枝ですよね!?
そうであれば、とてもよく燃えるので松明にはうってつけでしょうねえ。燃え残ってるのが不思議なくらいです。子どもの頃は良く火に投げ込んで遊んだものです(しみじみ)。
醤油はまるでウスターソースのような色合いですね。奈良や京都には今でももやし屋さんが建ち並んでいるようなイメージがあるのですが、実際はどうなのでしょうか?
投稿: すいどう | 2015年3月 5日 (木) 21時11分
こちらの溜は豆味噌のものですから、ことさら"でろーん"としていますね。
個人的には、アボカドとの相性が良いと思っております。
投稿: su_91 | 2015年3月 5日 (木) 21時20分
すいどう さん
火の木、ってぐらいですからね。昔、おじいさんと山の下狩りに行ったときには、弁当を食べるときに蚊をよけるのに檜の枝を折り取って火をつけてましたね。生でもよく燃えます。
建ち並んで・・・はいないですね。じっくり歩いてみるとあった、ぐらいの感じですが、確かに、今では見ないようなお店もひっそりと存続していたりします。
投稿: つきみそう | 2015年3月 6日 (金) 06時27分
su_91 さん
アボカドですか・・・最近は寿司ネタにも進出してますから良さそうだなと思いつつ、アボカド自体、あまり好きではないので、妻にでも試してもらいます。
投稿: つきみそう | 2015年3月 6日 (金) 06時28分