スルッと入った
餌鉢をかぶって寝転がったまま、猫のように顔を洗っている「くま(仮名)」さん。実はこの記事、Windows標準のIMEで打っているので非常に能率が悪く、数行書く間に何度も何度もカーソルを前後に移動して修正する、ということを繰り返しています。そう、私は今時珍しいWORDやEXCELが使えない人なのです。EXCELあたりは使い込んだので罫線ひいたり合計出したりするぐらいならできるようになりましたが、いまだに苦手意識がぬぐえません。
で、そんなおっさんがWindows8.1のクリーンインストールに挑戦です。DVDを入れて起動することしばし、こういう愛想もくそもない画面がじっと表示されているだけなので、あれ、いきなり固まったかと再起動すること数回。こう見えても裏で黙って準備をしていたようです。何せイラチですので、じっと待っているということが大変苦手なのです。
この画面が見えて一安心。あとは放っておいても大丈夫です。昨今はOSといえどもデバイスドライバてんこ盛りで、今回も何一つ新規にドライバを入れる必要がありませんでした。OSのインストールをするのにCDドライブがマウントできなくて・・・・・なんていう昔の苦労は何だったのでしょうか。Windows98が世に出たとき、95からのアップデートがうまくできない人が大量に出て、黒い魔ソフトさんが全国紙に見開き広告出して励ました、なんてこともありました。
これ、ホンマに舐めてんのか、というようなUIですね。画面の右上隅にマウスカーソルを持っていくと、この右斜め上向いている矢印が下を向く、というのですが、慣れないとなかなか下を向いてくれません。けっこうPC使い込んでいて生徒にも教えている人間がマウス操作で難儀するなんて笑い話です。
チャームいうたら何かいな、あのホレ、よそのうち行ったときにピンポーンって・・・・・そらあんた、チャイムやがな・・・・・などと一人でボケて突っ込みつつ、なるほど、ファスナーの持ち手のところに付ける飾りみたいなやつ、あのチャームやな、と気づきました。ファスナーを引っ張りやすくするためのチャームやのに、こいつはエラい操作しにくいやんけ、とまた突っ込みです。
とりあえずこんな呪文を打ち込んで、起動したらいきなりデスクトップに行くように設定します。あのわけのわからんカルタみたいなやつの中から目的のものを探すのは、老眼の私には結構つらいものがあります。そういう意味で、せっかくのWindows8.1ですけれど、クラシックシェルを入れてWindows7風味に仕立てました。
やっぱり、これですね。長いこと慣れ親しんだものからはそうそう簡単に抜けられません。だいたい、いまだにMS-DOS風にキーボードショートカット使い倒しているので、マウスでコチョコチョなんていうのが面倒なのです。加えて私のキーボードは古いのでWinキーがなく、その点でもWindows8をそのまま使うには不向きなのです。
気が付いたら画面の下のほうにタスクバーみたいなのも出てきていて、触ってみると懐かしいこういうのが出ました。Windows10が出てもしばらくは安定しないでしょうから、1年か2年はこのOSで行くことになるでしょう。文句はこのくらいにして、慣れるしかありませんね。
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ときおり拝読させていただいてます(^ ^)
リーマンやめてはや10年近く、Winを触らずに済んでますが、
あいかわらず奇妙というか、理解不能な世界のようですね。
Macももうちっとも楽しくないけど、こういうのみてると
まだマシかな、と(^ ^;;
投稿: 通りすがり | 2015年1月13日 (火) 23時44分
通りすがり さん
Hello! I'm Mac なんてものがすでに世にあったのに、真っ黒な画面にキャラクタベースのMS-DOSが「普通」で、そして叩かれてました。あこがれが高じてパクリとなり、ようやく機能的にはそこそこのところまで来たようですが、根底にある文化のようなものはやはり真似ができないみたいですね。
Windows8で、Macのような操作に慣れてもらおうと思っていたのに、みんなして使いにくいなんて言うんだから困ったもんだ、という開発者の声が聞こえてくるような気がします。結局、未だにMS-DOSの時代を引きずっている私のようなユーザの存在が、Windowsを訳の分からないものにしているのかもしれませんね。
投稿: つきみそう | 2015年1月14日 (水) 03時19分