大いなる旅路
よくできました、という「ちち(仮名)」さん。今日はなかなか眠りにつかず、ケージの中でひたすら動き回っているなぁ、と思っていたのですが、そのうちに飼い主がウトウトとしてしまい、ふと目覚めたときにはこうなっておりました。寝床であるクッションそのものは、ときおりおもちゃとして噛みまくっていて、かんじんの底の部分が薄くなっています。それで寝心地が悪かったのか、寒いと感じたのか、敷物を底の部分にうまく敷き込んでいます。ひたすらごそごそやっていたのは、このベッドメイキングのためだったようです。
一昨日あたりからずっと、手を変え品を変えて取り組んでいるメインPCのバックアップがどうやってもうまくいかないので、さすがの私も「一体何が原因なのか」ということを真面目に調べてみることにしました。症状は深刻で、バックアップが終わりそうになる、もうあと数%というところでシステムが固まってしまうというものです。
この固まり方がまたものすごくて、ほとんどの場合はCTRL+ALT+DELETEの同時押し、いわゆるバルカンピンチでタスクマネージャを起動することで解消できるのですが、それすら効きません。一切のキー入力を受け付けず、画面にはマウスのポインタや、ぐるぐる回る輪っかが表示されたまま固定されている、という状態です。
コピー元とコピー先の差分を取り、うまくコピーできていないものをこべつにこぴーしていく、という地味な作業を繰り返していく中で、 iTunesのデータ中、小椋佳さんの曲が収まったフォルダをコピーしようとしたところで固まる、ということがわかりました。それも、大いなる旅路という曲のデータをコピーしようとすると100%症状が再現します。
小椋佳さんというと、美空ひばりさんの「愛燦々」の作詞作曲者。レコーディングの時に作者が来ていないのを不審(不満)に思った美空さんが事情を尋ねると、「今日はお勤めがありますので。」と誰かが答えて、美空さんは「じゃあ仕方がないわね」と答えた、というお話があります。何でもない話のようですが、美空さんの思う「おつとめ」は塀の内側で働くこと。でも小椋さんは、同じように警備は厳重でも銀行で働いていたわけですね。
大いなる旅路というのは、私がまだ小学5年生だったときにTV放映された同名の番組の主題歌ですが、この年、昭和52年、1972年は日本の鐵道開業100周年の年でした。100周年を祝って世に出たセイラーの「島桑」は、我が家ではいまだに箱の中。梱包すら解いていないので、どんな木目なのかもわかりません。いいかげん、日の目を見させてあげなければと思いつつ、いまだにそのままです。
それはともかく、「大いなる旅路」の方は、別のPCに保存されていたデータと置き換えることで普通にコピーできるようになりましたが、問題のあるデータはそのままでも普通に再生できるのに、なぜコピーしようとすると固まるのか、そこのところは不明なままです。やはりPCに新しいOSを入れるというのは大仕事です。
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コメント
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島桑(しまぐわ)を用いた島桑(しまくわ)という名前の万年筆…なんていう所が何とも言えずマニアックなのです。へんなもんと言った方が通りが良いのでしょうか!?
投稿: すいどう | 2015年1月 9日 (金) 21時47分
ファイルシステムが壊れてる、とか、bad sector とか、大丈夫でしょうか?
# 曲ファイルは最初から最初まで演奏できますでしょうか…
> 梱包すら解いていない
なんということでしょう。ああもったいないもったいない。 :)
投稿: ヴワル図書館 | 2015年1月 9日 (金) 23時56分
すいどう さん
まだこの萬年筆の素材が何になるかが内緒にされていた頃に、ふとしたきっかけで島桑が使われるのではないかという情報を得て、それは凄いなぁ、と思ったことを覚えています。結局はそのインパクトが強すぎたのか、100周年というより島桑と呼んだ方が通りが良い、ということになっていますね。
投稿: つきみそう | 2015年1月10日 (土) 09時05分
ヴワル図書館 さん
コピーできない曲ファイルは通しで演奏できて、サイズその他も問題なのですが、なぜかコピーしようとするとシステムが固まるのです。ハード的にも、smartなども問題なし。でも、怖いので早めにシステム更新します。
勿体ないけれど、世間には箱様というのも存在することですし。我が家にはあと、PILOT77周年もひとつ、箱に入ったまま未開封で保管されています。
投稿: つきみそう | 2015年1月10日 (土) 09時07分