ま、日の丸。
暗い部屋の中で、一人(頭)もの想う「ちち(仮名)」さん。いつも手元に置いてはなさいないおもちゃ、コングと埴輪さんも一緒です。人に飼われていて、その様子を人が見るからなのかも知れませんが、犬というのは時にきわめて人間くさい表情や仕草をすることがあります。でもそれは、人間が勝手にそう思っているだけであって、実は同じ動物である人間も犬と同じような仕草をしているというだけなのかもしれません。
この、クッションの縁に手(前脚)をかけているところなんぞ、実に人間くさい感じです。オッサンです。最近は、写真に写っている埴輪さんを取り上げると、じっとこちらを見てクンクン鳴くようになりました。中に笛が仕込まれていて、強く噛むと「キュー」と鳴るのが怖くて仕方がない様子ですが、それでも手近に置きたい、離れたくないお友達のようです。
本日は国旗制定記念日。明治3年に、日章旗の規格が日なのだそうです。旗の縦横の比率は7対10、日の丸の中心は旗の中心から旗竿側に旗布の長さの100分の1ずれた位置、と定められていたそうです。実際、この規定を元にした算数の問題も残っています。
現在は、平成11年の国旗国歌法によって、縦横比は2対3、日の丸の中心は旗布の中心、となっています。うちの業界では、国旗国歌に関して論議するとややこしいことになりますが、いつの日にか、誰もが納得できるようなものが出てくるといいですね。さまざまな場面で、日本という国が存在すること自体が嫌で嫌でたまらないような人が多いなぁ、と感じてしまうのは残念なことです。
で、LAMYサファリのジャパンリミテッドです。最近出たという感じでしたが、調べてみると4年前のペンでした。たしか、サファリ誕生30周年を記念したものだったと記憶しています。ジャパンリミテッド、などといいますが、実際にはホンマモンのリミテッドであるシリアル番号入り、ケース付きのものと、普通のサファリの色違い、キャップクリップ違いというものとがありました。両方ともに手元になるのが何とも・・・・・です。
このけったいな形のケース、おそらくこうやってサファリを入れるんだろうと思います。こんな大穴があいていますから、ペンでも挿しておかないことには中のものがこぼれ落ちてしまいます。もちろん合成皮革製ですが、同じデザインでブライドルレザーやサドルレザーで作られたものも売られています。今でも探せば手に入るようですが、国産のちょっといい金ペンが買えるような価格ですし、このデザイン(実用性)ですから、さすがに手を出しにくいですね。
サファリなら3、4本は入りそうです。空いたスペースにはカートリッヂでも入れておくとよいのかもしれません。一番よく使うサファリを穴に挿しておいて、国内では手に入らないぶっといペン先のものとか、変な色のインクを入れたものとかを何かの時(どんなとき?)のために入れておくとか。こういう変な形のペンケースを鞄から取り出すと、それだけで話題になりそうです。
年を取ると好きな食べ物の幅が広がるのと同様に、万年筆も好きなものの種類が増えてきました。以前はラミーサファリなんてただかったいペン先のチープなだけの万年筆だと思っていたんですけどねぇ。まさか世の中にサファリ沼という底無し沼があったなんて…(笑)。
投稿: すいどう | 2015年1月28日 (水) 20時15分
すいどう さん
このサファリ沼、結構足を取られますよね。1本4000円、と多寡をくくっているとエラい目に遭います。
投稿: つきみそう | 2015年1月29日 (木) 06時24分