意外に・・・
寝転がったまま、顔だけこちらに向けてお返事をする、実に横着な「ちち(仮名)」さん。飼い主は今日の午後、お休みをいただいて自宅に戻り、じっくりと試験問題を作るつもりだったのですが、お昼前に来校されたPTA役員さんの「あとで書類を持って来ますので・・・・・。」という一言で午後からも職場にいなければならなくなってしまいました。
私が使っているのは一太郎ですが、職場にあるPCで一太郎が動くものはプリントアウトができないので、編集済みのファイルを一太郎ビューアがインストールされた別のPCで読み込んで印刷、という手順を踏むことになります。そんな面倒なことは嫌なので自宅で作業するつもりだったのですが、職場に拘束されて仕方なくそういう環境で作業を進めて、結局最後までやりきってしまいました。
ようやく仕事を終えて職場を出る際、帰ってBlog書いて寝よう、などと言っておりましたら、同僚から1日ぐらい書かなくても、なんて言われました。けれども、1日抜けたら絶対にそのまま更新終了、となってしまうのがわかりきっています。特に今日などは「ペンの日」なので、更新しないなんてことはあり得ません。
萬年筆趣味をやっていて一番良かったことはおつきあいの輪が広がったということにつきます。私の業界は非常に狭くて閉じた世界なので、その中だけで人付き合いをしていると妙に偏った考え方に支配されてしまいます。その点、さまざまなお仕事や経験、考え方などをお持ちの皆さんと広くおつきあいをさせていただけるというのはとってもすばらしいことです。
神戸の鞄屋さんに入すするように頼まれたAuroraの85周年Red。ようやく手に入れて、ご本人にお渡しする前に健康診断を、と持ち込んだのが名古屋で開かれたWAGNERでしたが、その会場に私と同じくパパスというショルダーバッグをかけた、いかにも怖そうな爺様がいらっしゃったので、これはいかん、近づかないようにしよう、と気をつけておりました。
やがてペンクリの順番が回ってきて、私がとりだした萬年筆を見て声をかけてこられたのが件の怖そうな爺様。実際には怖いどころかとっても面白くて優しい好々爺で、それをきっかけに親しくおつきあいを願うようになりましたとさ、めでたしめでたし、というわけです。
件の爺様からは、最近、こんなものをいただきました。アマチンとはいうまでもなく俳優の天野鎮雄さんのことで、その「実物」にお会いできたのも件の爺様のお導きでした。ブロマイドなどで拝見するアマチンさんと、実際に目の前で動いて話されているアマチンさん、その違いに、なるほど、さすが俳優さんだわ、と妙に感心したことを覚えています。
何かをやるにしても、どんな人と出会ったときも、最初からこうだと決めつけることなく、まずはやってみる、お話ししてみる、というのは大切なことだと、改めて実感したことでした。
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