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2014年11月16日 (日)

石の舞台

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 もう少しすると見られなくなるもの、それがこの「ちち(仮名)」さんのふさふさしたしっぽです。冷暖房完備の室内で飼われているせいか、どうも換毛の時期が遅れがちな彼女たち。世間は立冬も過ぎて立派な冬に突入しつつあるというのに、彼女たちの毛が冬毛にきりかわるのはこれからです。まもなく毛が抜け始めて、この寒いのに何ということ、というような貧相きわまりないお姿になり、もうそろそろ冬も終わり、春がそこまで来ているというような時期にふさふさの毛が生えそろうのです。

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 昨日と今日、2日間だけしか見ることができないものとして話題になった、明日香村石舞台古墳でのプロジェクションマッピングです。約10分間のパフォーマンスが、午後6時から20分間隔で何度も公演されました。暗闇の中ですが、私が持っているような旧式なカメラでも写せるぐらい、くっきり、はっきりした映像が石舞台古墳に投影され、その前で白装束の忍者がヴァイオリンを弾く、という不思議な演目でした。

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 1回の公演を見ることのできる人数が決められていて、入れ替え制でしたので、割にゆったりと見ることができました。あと、見に行っておいて言うのも何ですけれど、子どもでも「アホくさ」と思うような設定が泣かせます。 寒い中、何のことやら訳のわからないものを見せられる小さな子どもさんはいい迷惑だったことと思います。中には乳母車に乗って鑑賞していた赤ちゃんもいましたが、風邪をひいていないことを祈ります。

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 別の目的があって、会場にもう少し早く着くように家を出たのですが、橿原神宮前駅で天皇皇后両陛下がご公務先から宿舎へと戻ってこられるタイミングにぶつかってしまったために、交通規制がかかってバスが動かず、半時間ほど待たなくてはなりませんでした。そのため別の目的は果たせませんでしたが、とりあえずプロジェクションマッピングは第1回目で見られたので良しとしましょう。奈良に住んでいると、いろいろと面白いものが見られて幸せです。

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コメント

演目の内容というより、ASUKA THE FUTUREっていうネーミングセンスは、如何なものなのでしょうか!?

 すいどう さん

 ここは国営公園で、このイヴェントはその40周年記念なのです。察してあげてください。

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