保守
こんなふうにもふもふな頸をさらして寝ているのを見ますと、こちょこちょっとやりたい衝動に駆られてしまいます。もし、飼い主がその衝動を抑えることができずにもふもふしてしまいますと、「くま(仮名)」さんは薄目を開けて、寝転がったままできゅぅんきゅぅんと鳴くのです。本人(犬)は控え目に迷惑であると訴えているのでしょうけれど、愚かな飼い主はそれを聞いて「おぉ、ういやつ、ういやつ」と喜んでいるのですから、犬にしてみればたまったものではないでしょう。
この先、クリスマス、そしてお正月と、楽しいことが待っておりますが、さまざまな「動くもの」の面倒をみてらっしゃる方にとってはむしろ憂鬱なシーズンなのかもしれません。年末や大型連休の前にになるとよく見かける、ATM停止のお知らせを見るたび、あぁ、人が正月休みでふわぁ〜っとしているときに、必死こいて保守してる人がいるのだなぁ(詠嘆)と思います。
でも、保守というのは他人事ばかりではありません。拙Blogをおいてあるサーバのメンテナンスが、本日午後10時から、というのにも参りました。帰宅してさぁ、とPCに向かったらメンテナンス中、で更新できませんでした。やはり、何事も早め早めにやっておかなければダメですね。
終着駅に着いて、誰もいなくなった電車のシートで見つけました。つい先ほどまで、ある程度の人が乗っていた電車。場所は叡山電鉄の鞍馬駅です。このシートの前には迷惑なお嬢さん三人組が立っていて、ワァキャアと騒ぎつつ、車窓に広がる紅葉を私に見せないように頑張っていたのですが、その喧噪が嘘のようです。それにしても、もっとすいてる場所もあるのに何でワシの目の前やねん、と実に恨めしく思ったことでした。
恨めしいのは私のPCも同じです。ここ数日、このシートのように青い画面を何度も見ながら、ようやく仕事ができるところまで整備することができました。日本語変換の辞書が賢くなることを除けば、PCも萬年筆同様環境構築完了、というときが最高の使い勝手で、あとは使うほどに調子が悪くなっていくものなのですね。
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