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2014年11月14日 (金)

あと1本・・・

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 寒い季節になると、炬燵で丸くなるもの。それはいうまでもなく猫なのですが、我が家に猫はおりません。飼い主家族が「こたつむり」になるか、あるいは写真のように「ちち(仮名)」さんが炬燵に寄り添うか。しかもこの場所、日中は良く陽があたって温かいというおまけ付きです。

 ホットカーペットに通電したまま寝転んで、そのまま一夜を過ごしてしまうというのは、温かくて気持ちがいいけれど実は危険なことなのだそうです。その危険なことをやってしまって、朝起きたら腰の痛みがだいぶマシになっておりました。靴下をはくために腰をかがめるだけでうめいていたものが、何の苦労もなくサッとはけるようになったほどです。

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 何ということはない朝の風景。毎朝ここを通りかかるのは午前8時少し前です。今朝は、この50メートルほど手前に着いた時点で8時を過ぎていました。手前の信号付き三叉路で止まったまま青信号を5回ほどやり過ごしたので予想はできていたので、すぐさま職場に遅刻するであろうという連絡を入れて、あとはひたすら待つだけです。

 近鉄奈良線と京都線、橿原線の結節点となっている大和西大寺駅。写真はその西側にある菖蒲池8号踏切です。電車はここを含めて3つの踏切を越えて西大寺駅に入ります。

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 写真の右端に見えているのが奈良行きの快速急行。10両編成のこの列車が抑止されているので、車の通れない小さな踏切がふたつほどふさがっているはずです。写真の左端にもクルマが待っていますが、その後の方には近鉄京都線の踏切があります。ここに嵌まってしまったら、もう逃げ場はないのです。ですから、Uターンできないクルマだけでなく、歩行者も皆おとなしく踏切が開くのを待っています。

 ときおり、電気笛ではなく大きなホーンを鳴らして通過していく列車があります。中には遮断機をくぐり抜けていく人がいるのかもしれません。

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 前にいたクルマはどんどんUターンして離脱していき、いつしか私の車は3番目になっていました。踏切待ちの人の数もふくれあがっています。この時点で、待ち始めておよそ40分ほどたっていますが、いっこうに遮断機の上がる気配はありません。原因は西大寺駅からふたつほど南に行った西ノ京駅あたりでの信号故障だったそうです。

 そしてこのあと、待ち始めてから53分経ったところで遮断機が上がり,私はようやく踏切を越えることができました。それでも、線路の上をまたいでいる時にまたもや警報音が鳴り始めて、私の後についていたクルマは渡ることができなかったようです。

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 本日届いた、富有柿と萬年筆。共通点は、どちらもでかい、ということです。富有柿は本犬の名産品ですから,このくらいの大きさのものも珍しくありませんが、キャップレスが入っているというのにこの箱、これは大きすぎます。嫌な予感がしたのですが、箱を開けてみると予感は的中しておりました。

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 革を巻いてもらうための素体としてあつめている中古品のキャップレスデシモ。今回は何と限定品の赤ラメ軸が届きました。普通ならこれは喜ぶべきところなのでしょうけれど、そもそも私は関西人ではあるけれどもラメ入りは嫌いですし、限定品の軸に革を巻いてしまう,というのも何となく気が引けます。

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 君原健二さんばりに、あと1本、というところまで来ましたけれど、さて、どうしましょうか。ピカピカの軸、珍しい軸はいらないのですが、安いものを探しているときに限ってそういうものに縁がつながってしまいます。

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コメント

金子が無いときに限って永年探していたペンがネットオークションに出品されるということもありますねえ。
万年筆に関わっていると本当に自分の欲望を直視しないといけないことが度々あります。

 すいどう さん

 長い間探し求めていて、もう死ぬまで出会えないんじゃないか、と思っていた萬年筆が、お金のないどん底な時に目の前に出てくるのは、神様の試練なのでしょうか。すべてを手元に持とうとしないこと、が楽しむ秘訣かもしれませんね。

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