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2014年10月 2日 (木)

おいっ!

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 今日もまた、枕をあてて気持ち良さそうに眠る「くま(仮名)」さん。飼い主が帰ってくると、いそいそとケージから出てきますが、何も良さそうなことがないとなるとずっと寝ています。

 いっぽう飼い主は、昨夜遅く、というより今朝早くまでかかって完成させた来週の時間割を持って意気揚々と職場へ出向いたものの、おはようの挨拶と交換で「あ、来週、この時間を2回ほど入れておいてくださいな。」とお願いされてしまいました。これがまた難易度の高い注文だったので、結局ゼロから時間割を作り直す作業で今日という日を費やしました。それで学習すれば良いものを、懲りずに3週間先までの時間割を「勢いで」作ってしまったので、きっとまた後悔することになるのでしょう。

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 それでも今日は早めに帰宅できたので、験直しにこの一冊。昨日、愚連隊の集合写真が載っているという「趣味の文具箱」を買いに行った時に見つけて、これだけを買ってきてしまったものです。なんとも既視感あふれる一冊で、内容もまた然りですが、初心者はこういう本を見て勉強をするもの。ならば、萬年筆初心者である私としても一応目を通しておく必要があります。

 で、どんな内容なのか、ということをここに書くわけにはいきませんので、気になる方は本屋さんで1600円払って1冊お求めください。こういう本も、需要がなくなれば発刊されなくなるわけですから、興味を持った皆さんが買い求めることが大切です。

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 この本は、本体に紙製のカヴァーがかかっています。表紙をめくると、そのカヴァーの折り返しの部分になにやら書かれています・・・・・えっ、「愉」・・・・・と目が吸い寄せられました。しかもご丁寧にその上には、「やさしい」という文言まで書かれています。

 やさしい、愉しい・・・・・優しい、愉快な・・・・・って、我らがy.y.ペン倶楽部ではありませんか。5年前、このフレーズを編み出すまでには、関係者一同、けっこう頭を捻りまくっていたような記憶があります。某しげお兄さんが、首も振らず、オモロいことも言わずに必死で考えたフレーズだったような気がしますが、けっこう誰でも思いつくものだったのかもしれません。

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 活字の隣に下手くそな手書き文字を並べてみました。いやホンマ、かないませんな。それでも、やっぱり方向性としては正しかったのかな、と。いろんな楽しさがあるからこそ、萬年筆を持つ利き手は一本しかないのにもかかわらず、二桁、三桁、そして四桁と萬年筆は増えていくのでしょうね。

 さらなる萬年筆の魅力を見いだすべく、熟読して寝ます。ちなみにこの本を発刊した関係者とは面識がありませんし、内容はいたってまとも、通り一遍のものです。「教科書」というだけあって正統派ですね。最初にこういう本を手にしたら、「半」にはならないのかもしれません。

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コメント

これです,これ。

一昨日の帰宅電車で,たまたま隣に座っていた同年代とおぼしき男性が広げて見ていたのは。

「もしかして WAGNER 会員の方ですか?」と激しく心の中で叫び乍らも,声には出せなかった小心者の私。

早速私も一冊買い求めることにします。

で,電車の中でこれ見よがしに広げて見ます。

 monolith6 さん

 奥付を見ますと11月3日発行となっていますので、ごく最近出た本なのでしょうね。各ブランドの紹介のみならず、メンテナンスの方法、そして、家庭にあるものを使ってメンテナンスしよう、なんて記事があったように思いました。老眼が進んでいて、じっくり読めてません・・・。

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