空き箱長者
ワンコの写真、可愛らしいのが撮れたらメールで送ってね、と長女にお願いしておいたら、こんなにも不細工な「ちち(仮名)」さんの写真が送られてきました。やはり我が家のワンコたちは、長女の前では警戒心のない、素のままの自分を晒してしまうようです。
先日、たいへんお世話になっている方からメールを頂戴して、何事かと読んでみれば、萬年筆の入っていた箱を譲ってくれないか、というお話でした。ひとつだけしかないものならまだしも、手元には同じものがふたつもありますので、ひとつ差し上げます、とお返事をしましたら、「ありがとう。では、何か変なものを送ります。」と返していただきました。ん~、いかんいかん、変なモンを喜ぶオッサンだという認識がそこら中に広まって定着してしまってます。
伝票番号に「88」と入っているのは、偶然とはいえあまりにもできすぎた話。しかもお店が休みだからまた明日、ということで、先方にはブツが届いていないにもかかわらず、私の方には「お礼の品」が届いてしまいました。
実に大きな箱です。ショートケーキなら20個やそこらは入るのではないかと思われます。この中に、「何か変なもの」が入っているのかと思うと胸が高鳴ります。ちなみに、撮影しているのは箱の底の方で、カーペットにくっついている面から箱を開けることになります。
中から出てきたのは、ずっしりと重たくて、立派な造りの箱でした。あきません、これ、どう考えても「海老で鯛」いじょうの儲け話です。餌もつけずに糸を垂らそうとしていたら水中から魚が飛び上がって糸に喰いついた、っていうぐらいの感じです。
同じように赤い箱とはいえ、格が違いますね。なぜかおつむに来ているオッサンと美女のツーショットが描かれた筆記具のパッケージをお送りして、えぇモンをもらってしまいました。これはもう、何度も何度もラーメンや飲茶、油そばなんかを食べに通うしかなさそうです。
中国に暮らすさまざまな部族の美女たちをお人形さんにして箱に収めたもの。こういうのに弱いのです。かっちりとした箱やケースなどに、細々としたものが整然と収められている、という絵に弱いのです。
いいお顔をしています。最初に箱を開けました時、あ、お人形さん、定位置から飛び出してる、と思ってよく見たら、バナナの形をした消しゴムが2個ほど入っていたのでした。お人形さんはみんなに見せびらかすような場所に飾り、バナナの消しゴムには、机の上から私を癒やしてもらうことにしましょう。実にけっこうなものを、ありがとうございました。
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この度はご無理言いました、何事もいい加減な爺ゆえつまらないお返しとお笑い下さい。伝票番号に88とあるのは嬉しい限り。この88中国へ輸出してみようかと企んでおりますので幸先宜しいのかも?その節は是非彼の地に試食を兼ねて清水の舞台から飛び降りる覚悟で飛行機旅(笑)を楽しまれる事を願っております。
投稿: 夢待ち人 | 2014年10月16日 (木) 06時35分
箱って確かに扱いが難儀ですねえ。特に万年筆が入っていた箱。クローゼットの一角を占めるように積もっている箱をどう処分するか…年末にかけて頭が痛いです。
投稿: すいどう | 2014年10月16日 (木) 23時16分
すいどう さん
周年記念ものとか限定品などは、箱の値段だけ安くしてくれよ、というようなものばっかりですからねぇ。
投稿: つきみそう | 2014年10月17日 (金) 19時23分
夢待ち人 さん
いえいえ、むしろこれでいいのだろうか、というようなわらしべ長者ぶりで申し訳ない気持ちです。いい人の元に嫁いでくれるとよいのですが。
投稿: つきみそう | 2014年10月17日 (金) 19時24分