育つか?
ゆったりとくつろぐ「ちち(仮名)」さん。飼い主もここ数日は早めの帰宅が続いているので、彼女たちも精神的に安定しているようです。いかに辛抱強い柴犬といえど、飼い主が不在がちだと不安定になるようです。逆に、早めに帰ってきて十分にかまってやると安心したような表情でさっさと寝てしまいます。
これ、何かと似ているなぁ、と思ったら子どもと一緒。かく言う飼い主自身も、その昔、今の自分と同じ仕事をしていた父親が宿直で帰ってこない夜には必ずといってよいほどおねしょをしたそうです。子は親に、飼い犬は飼い主に似てしまうものなのでしょうか。本当ならあまりにも可哀想です。
なぜか、先日の明日香村周遊の際に買って帰ってきたお土産のひとつがこちらです。明日香村のほぼ真ん中あたり、甘樫の岡の麓に、その名も「飛鳥」というバス停があって、その前には明日香村の産物を扱うお土産屋さんと、無料の資料館があります。そこでなぜか売られていたのが、このミニドラゴンフルーツ。ほんまもんのドラゴンフルーツの苗も売られていたのですけれど、この寒い奈良県で庭にそんなものを植えても育たない可能性大、と思って鉢植えでいけそうなミニの方にしました。
観賞用として、可愛らしい実がなって面白そう、というのが第一。けれど、そこまでいくのでしょうか。植物の栽培は嫌いではないのですけれど、生来まめな方ではなく、いえ、むしろ怠け者といった方がぴったりくる私なので、何を植えてもロクに育て上げたことがありません。子どもが野良犬を拾ってきた時と同じで、一生懸命可愛がるから、と言いつつ、最後はお母さんが面倒を見ている、というパターンですね。
もしもこんな美しい花が咲くのなら、それだけでも十分満足です。いや、植物としては咲くはずのものなのですけれど、私に育てられたなら多分無理かも・・・・・。昨今は植物と動物を区別しないようになってきていて、どちらも「生物」ですね。植物であっても、環境を感じ取る力をもっていて、この人は嫌い、とか、この音楽好き、とか、そういうことで成長の様子が違ってくるようです。ミニとはいえ、ドラゴンってつくくらいですから、けっこう気むずかしいのかもしれませんね。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント