なぜか倉敷
ぎりぎり「今日」のうちに帰宅しましたが、「くま(仮名)」さんはすでに夢の中でした。当初の計画では、「秋の関西1Dayパス」を使って萬年筆研究会 中国地区大会の開催地である倉敷まで安く往復するつもりでしたが、昨夜遅くまで同僚たちと呑んでいたので、さすがに始発電車には乗ることができず、やむなく往路のみ新幹線を利用しました。お値段は2倍ですが、時間は半分。さすがです。
秋の関西1Dayパスは、3600円で関西一円のJR線を利用できるという切符です。これを使うと、西は山陽線の上郡までいけますので、そこから倉敷までの運賃1140円を追加しても、片道2000円足らずで倉敷まで行けることになります。まともにいくと4000円近くかかりますから、これはお得。最寄り駅を始発電車で出発すると、10時過ぎには倉敷です。時間帯によりけりですが、姫路、相生、上郡あたりまでは新快速が使えますから、片道4時間ほどでしょうか。
箱物行政の賜、壮麗な倉敷市民会館です。ここを会場に開かれたWAGNERの会合は、地元倉敷の人の参加もあったものの、プチ関西大会の様相。兵庫県西部の人にとって、岡山や倉敷は普通に「ちょっと行ってくる」エリアなのも理由のひとつでしょう。この会場から5分ほど歩いて行くと大原美術館があるのですが、本日はパス。しかし、四日市の方から参加されていた二右衛門マスター、しっかりと見学に行かれていたのはさすがです。
私自身は、午後のひととき、持ち込んだ万年筆の調整をお願いして過ごしました。師匠、親方、それに坊っちゃんという豪華ラインナップの調整師陣にお願いした総数実に6本。忙しい時にお願いするとシバかれますから、こういうまったりとした地方大会でお願いするのが吉です。今度こういう機会があれば、ピストンの動きが渋いオマスを持ち込んでみようか、などと厚かましいことを考えております。
頂き物も含めると、今回のお土産は実に豪華です。ふだんはよそへ行ってもお土産を買う時間すらないようなタイトスケジュールであることがほとんどなのですが、今回は電車の待ち時間がたっぷりとありましたので、王道ものから色モンまで、お土産充実です。WAGNER参加は、今回を最後に2ヶ月ほど空白になるかもしれません。10月の神戸は参加できない可能性が高いので、そうなると12月の神戸、名古屋、両国の三連荘で今年も終わり、です。各地の萬年筆好きの皆さん、是非一度、参加してみてください。実に面白いですよ。
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