WWWの日
眠くて仕方がない「ちち(仮名)」さん。この状態では、大嫌いなカメラを鼻先に突きつけられても、どうすることもできません。飼い主は毎月1回の主治医の診断を前に、これはイカン、体重が危険ゾーン、とばかりに運動に励んだり、食事を摂るのを控えたりしておりますが、彼女の食欲はきわめて旺盛で、その割にはいくら食べても細いまま。赤ちゃんの時、お腹に変なウィルスがいていくら食べても栄養がとれず、このままでは死んでしまうと宣告されたほどですから、元気でよく食べる犬になってくれたことを喜びたいところです。
いつものようにネタ繰りのために今日は何の日か調べてみると、今日はWWWの日とでました。World Wide Web、世界中に張り巡らされた蜘蛛の巣。いや、だからそれはそういう意味ではありませんよといわれても、やっぱりしっくりきてしまいますね。なぜなら、その世界中に張り巡らされた蜘蛛の巣の魅力に取り込まれて、世界中の人たちが癈人となり、やがて文明が滅びて世界は蜘蛛の巣だらけになる・・・・・のでしょうから。
癈人と言えば、萬年筆を集めすぎるのも危険です。キリがありません。キャップレスの格子柄は廃盤の緑と赤を含めて4種類、目の前にアルペンケースが5本挿しだからあと1本螺鈿でも挿しておくか、と思っていたら、何と、白いのが出ているというではありませんか。
いち早く英国あたりから購入した人によると、他の色のものと並べると太く見えるけれど、実際には同じ太さ、なんていう話でした。お値段139ポンドというと、日本円で2万4千円ぐらいでしょうか。まぁそんなところでしょう。いずれどこかでお手軽なお値段のものが見つかればコンプリートしてみたいものです。
黒の絣、地味ですね。まぁ絣だから地味なのが当たり前と言えばそれもそうなのですけれど、奥にある朱の絣と比べると、見劣りしてしまうほど地味です。ただ、実用するには朱の絣は少しキツいのかもしれません。こんなのを使うのはオッサンでしょうし、それならば最終的には黒を選んでしまいそうです。
青も緑も綺麗ですけれど、個人的には緑の方が魅力的だと思います。けれどこれも、どっちを選ぶと言われれば青を選んでしまう人が多いのでしょう。そういう意味で、緑と朱が廃盤になったのは当然なのかもしれませんが、あえて言わせてもらえば、どうせ趣味的なものなのだから緑や朱を・・・・・ということです。
何本か持っていたならば、保管用とは別のものにインクを入れて、キャップレスなのにあえてケースに入れ、ほれ、ほれ、と見せびらかして使いたいところですが、そういうことをすると世間から白い目、変な目で見られます。どこまでが良識あるヘンタイなのか、そこが難しいところです。
キャップレスはどうしても筆記のひねり角度が合いません。今は中字で四苦八苦しているので、もしかして細字だったら何とかなるかもしれません。
投稿: すいどう | 2014年8月 7日 (木) 21時18分
すいどう さん
こればっかりは、好き嫌いが出るのも仕方がありません。小さなペン先をガッチリ固定してますから、思いの外剛性が高くてしならないのかもしれませんね。
投稿: つきみそう | 2014年8月 7日 (木) 23時18分