評論家
当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないなと諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。
飼い主に似て肥満体型の「くま(仮名)」さんですが、写真の右、トイレ用のトレイを出し入れするところからケージを脱出するという特技の持ち主でもあります。家族が誰もいないときはワンコたちの安全のため、そして家の中の安寧秩序を守るためにケージに閉じ込めてあるのですが、ここが開いているとするりと抜け出してあちこち徘徊し、悪さをいたします。いまだ未完のペーパークラフト阿修羅像も、彼女の襲撃であえなく破壊されてしまいました。ですので最近は小さな扉もしっかりと閉じられていることが多いのですが、それでもこうして、扉が開いていたときと同じように寝るのが彼女のお気に入りです。
自宅にほど近いけいはんな公園で蛍を見るか、それとも宇治の紫陽花寺でライトアップされた紫陽花を見るか。二者択一で迷った結果、ライトアップされた紫陽花を選んだのですが、どうやらその選択は間違っていたようです。
けいはんな公園での蛍観賞は15日が最終日。いっぽう、三室戸寺の方はこれからが紫陽花のシーズンですが、ライトアップは土日のみ。たまたまその日は京都方面に出張っておりましたので、その流れで三室戸寺となりましたが、紫陽花の方は見頃まであと少し、というところでした。
こんな感じで、紫陽花よりも人を見るというところです。見頃を迎えると、緑色のところがもっと紫陽花の花の色になりますし、雨上がりなどであればさらに美しい光景になることでしょう。写真奥の小さな建物は「茶屋」で、かき氷や飲み物などの他、ちょっとしたお食事なども供されておりました。撮影ポイントは山門をくぐってすぐのところで、もう少し坂を上ってから写真の紫陽花園に降りていく、という形になります。
今時のことですので、皆さん豪勢なカメラを持ち込んでパシャパシャやっておりますし、そうかと思えば携帯電話やスマートフォンなどで思い出を残している人もいます。数歩進んでは「わぁきれい」と立ち止まる、その繰り返しですから、園内は何かの行列をしているような状態で、その人の多さもあって、日が暮れたというのにかなりの蒸し暑さです。侮れないのは携帯電話の「オマケ」についているカメラで、これがなかなかいい感じに写し取ります。結局、中途半端なコンパクトデジタルカメラが一番ダメダメ、ということになります。そこらじゅうでストロボが光りまくっておりましたが、皆さんうまく撮れていたのでしょうか。
人の多さと蒸し暑さに疲れたので、「茶屋」でかき氷をいただいたのですが、これが紫陽花をかたどったきれいなもので、にもかかわらず写真を撮り忘れてパクついてしまいました。このとき、隣に座ったご夫婦、わけても奥様の方のご高説が最高でした。ライトアップというからには、もっと明るくすべきであるというところから始まって、花が枯れ始めているのがいけない、もっと早く、5月ぐらいから開催すべきである、というのが要旨でした。じっときいていた旦那様ですが、さすがに5月開催説には異議を唱えられ、紫陽花はこれからもっと開花するもので、これは枯れているのではないということ、雨上がりならもっときれいなのだが、いまだ本格的な梅雨ではないので仕方がないということを説かれていました。
このおばさんはえぇ歳をして花時も知らんのか・・・・・と思ったそのとき、あぁ、と。そのご夫婦、見た目はおじさん、おばさんでありますが、それを見ている私たちも立派なおじさんおばさんで、さほど世代が違うというわけでもないのです。勝手なもので、自分たちは若いような気になっていて、見た目がおじさんおばさんな人たちを見るとみんな年上と決めてかかっているのですが、いや、なかなかどうして、すでに自分たちが、優先座席に座っていてもさほど違和感のない年齢にさしかかろうとしているのです。
その後もおばさんのご高説は更に続いたのですけれども、変なことに気付いてしまって妙にショックで、すごすごとその場を辞したことでした。
こちらはアジサイはまだまだですね。
ようやくつぼみが出てきたところ…
投稿: mercuryo | 2014年6月19日 (木) 09時42分
すぐ近くであじさい祭りが開かれています。
開花は、観測史上最も早かったようです。
投稿: 達哉ん | 2014年6月19日 (木) 12時47分
mercuryo さん
こちらでも、例年よりは少し遅いのかもしれません。
梅雨に入った模様ですけれど、それほど雨が降るわけでもなく、果たしてどんな夏になるのでしょうか。
投稿: つきみそう | 2014年6月19日 (木) 22時25分
達哉ん さん
何でもこのお寺、かの有名な箱根登山鉄道沿線なんかに混じって見に行きたい紫陽花の名所ベスト3に入ってるそうです。まだ見頃ではなかったので、それほど感動しませんでしたが。
投稿: つきみそう | 2014年6月19日 (木) 22時27分