印矩
当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないなと諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。
謎の生物と化してひたすら眠る「ちち(仮名)」さん。小さな子どもとか犬とか、こんな姿勢で寝て平気なんだろうか、というような形によくなりますが、最近歳をとったせいか、彼女の寝方がどんどんだらしなくなってきています。なんてことを書いている飼い主も、こいつ、なんちゅう寝方をしとんねん・・・・・と笑いつつ炬燵に潜って夢の中。明日は勤務先の入学式ですが、寒さがぶり返したりしたせいもあって、今年は桜の花がしっかりと残っています。
先日、通販で細々とした文具を買ったときに、「あと○○円で送料無料です。」っていうのに釣られて、一緒に買ってしまった「印章の友」です。目立っている赤いのは印鑑拭き。朱肉を使う印鑑を拭くことに特化しているのでこの色なのでしょう。その背後に見える緑色のものが印鑑マット。よくある、どてっとしたゴムの板です。
書画をたしなむわけでもないので、印矩というものは持っておりませんでした。「いんく」と発音すると、ほとんどの人には理解してもらえないこの道具。今から四半世紀ほど前には、卒業式前になるたび、大きな木枠にセットした卒業証書の正確な位置に印鑑を押すために、材木を削ったり貼り付けたりしてオリヂナルの印矩を作っていました。何でもかんでも、何か木で作るとなると召喚されてしまうのが技術科教師の辛いところですが、それ以来、久方ぶりに印矩というものを目の当たりにしました。
かつて、教師の机の引き出しを開けると必ず入っていたはずのスタンプ台。赤と黒のスタンプ台はすでに持っていましたので、黒インクと朱肉がコンビになったものを買いました。スタンプ台を使ってはんこを押すなんてことはまずありませんので、実際には朱肉の方をハードに使うことになりそうです。昔買ったものは、ボタンを押すとパァンと蓋が開いて、その反動でスタンプ台全体がひっくり返るというお粗末なものでしたが、この製品はダンパーが入っていてゆっくりと開きます。あの傲慢な国で作られていてもいいのですけれど、監修はやはり我が国でしていないといけませんね。
で、これらを通販で買ったので、箱の中には納品書が入っていたのですが、そこでまた感動。この納品書、文房具屋さんらしく、A5サイズのオリヂナルクリアファイルに収められておりました。A5サイズのクリアファイルなんて滅多に使いませんが、あればあったで便利なものです。わざわざ買おうという気にはならないけれど、あると便利。いいところを付いているサーヴィスだと感じました。春はやっぱり、文具の季節です。
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