神馬
当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。
一見すると腕(前脚)枕をして寝ているように見える「ちち(仮名)」さん。なんかゴソゴソやってるなぁ、と思って見たときに、一生懸命に身繕いをしていたので慌てておさえた1枚です。前脚で顔の周りをこすり、その脚を舐めてはまたこする、ということを繰り返しています。よく、猫が顔を洗うなどといいますが、犬だって同じことをするのです。
日本中、それがなければ話にならない、という感じになってしまっているのがゆるキャラ。みうらじゅん大先生が取り上げられた頃にはそれなりに話題性のあるものでしたけれど、今はもうゆるキャラなんてあるのが当たり前。そもそもゆるキャラと言われるもの、それを産みだした側が「ユルい」と思っていないのに、なぜかユルくなってしまっている、というところがポイントだったと思うのですが、昨今は初手からユルさを狙う傾向があって、ちょっと良くない傾向であるな、と思います。
何でもそうですけれど、流行る前に着目して楽しむのが良いのです。流行りまくって、小学生や幼稚園児までが口にするようなものを、大の大人が喜んでいてはいけません。「お・も・て・な・し」とか「倍返し」とか、いい大人が喜色満面で言ってるのを見ると悪寒が走ります。
正月早々、この像を見るために滋賀県まで行ってきました。現在は近江八幡市となっている加茂町、ここは奈良時代に国営の(馬)牧場が置かれたという、馬にゆかりの深いところで、そこにある賀茂神社は馬に関係のある仕事をしている人たちの信仰を集めているそうです。実際、見た感じは昔から集落の人たちに信仰されてきた鎮守という感じの神社ですけれど、馬場もありますし、この神馬像は作られた当時日本最大の大きさを誇ったものだということです。
で、その神馬像大きさランキング、現在はどうなのか、ちょこっと調べてみた限りではわかりませんでした。例年、干支に関係のある初詣ポイントを紹介してくださっているこちらのサイトがネタ元なのですが、そちらでもやはり「作られた時点で」最大と紹介されています。この神馬像の横腹についている紋は京都の上賀茂神社などでも見られるものですので、やはり馬やそれに関係のある仕事に携わる人たちに縁のあるものなのでしょう。
その上賀茂神社にいる神馬がこちら。上賀茂神社の鳥居前にある神馬堂で、有名な焼き餅(葵餅)を買い、その包み紙をあわせてご紹介、という風に出来ればよかったのですが、お正月だからなのか、それとも早々に売り切れたからなのか、お昼過ぎに行ってみたときにはお店が閉まっておりました。それで、腹いせに今宮神社へ行き、ちぎり餅を食べて帰ってきたという、何とも締まらない話です。
小さくちぎったお餅にきなこをまぶして焼き、たれを絡めて出されるちぎり餅。今宮神社の前にはちぎり餅を供するお店が2軒あり、串の本数もお値段も、そして味も(たぶん)同じです。どちらかといえばきれいに見える方のお店に行列が出来ていましたが、実は待ち時間も両方のお店でそんなに違わないようでした。共存共栄、どちらのお店にとっても今の状態が丁度よいのでしょう。葵餅ともう一つ、京都で買いたかったものが買えなかったので、近いうちに再度チャレンジです。
コメント
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おっさん化が進むとどこか天の邪鬼な所が出てきてしまいますよね!?
万年筆も大ブームが到来して皆が持つようになると興味が薄れてしまうかもしれません。今くらいが丁度よいのかも?
投稿: すいどう | 2014年1月 9日 (木) 22時38分
すいどう さん
およそ萬年筆なんて興味なさそうな人を対象にした雑誌なんかで「萬年筆大特集」なんて組まれて、やれモンブランだ何だとあおられていたりすると、フン、ってな感じになってしまうのも事実です。そして、あおられて買ってみたらガリガリと引っかかって萬年筆なんて嫌いだぁ、となる、そういう流れも出てきそうです。そこからWAGENERなんぞに首を突っ込んで、抜けられなくなって・・・・・
投稿: つきみそう | 2014年1月10日 (金) 06時29分