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2014年1月

2014年1月31日 (金)

おみやげ

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 ケージに開いた小さな穴から、上(?)半身のほとんどを外に出して寝ている「くま(仮名)」さん。留守中、ケージに閉じ込めておいたはずなのに、帰宅してみると外をうろついていた、なんてこともたまにあります。もし彼女が一念発起してダイエットに励み、よりスリークな体型になったならば、日常的にここから出入りするようになるのかもしれません。この部分の『蓋」にはロックが掛けられるようになっていますが、ここを閉じておくと、彼女はケージの中で不満そうな顔をします。開けてやると、嬉しそうにここから顔を出し、いいポジションを探して眠りにつくのです。

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 大阪串かつという看板に、必ず同時に表示することが義務づけられている(大嘘)「二度づけ禁止」という注意書き。二度漬け禁止というのはお店の義務ではなくてお客さんが守らなくてはならないマナーですね。問題は撮影場所がどこか、ということです。地名を聞くと場違いな感じもしますが、実際に行ってみると、この近辺、結構串カツのお店が多いのです。

  

 大昔、母に連れられて京都へ行くことが良くありました。母は京都市内にある短期大学出身で、その当時の友人達と会うときには私たちを連れて行ってくれたのです。国鉄の京都駅を降りると、目の前が市電乗り場になっていたのですが、「百万遍」と表示された市電がたくさん走っていたのを覚えています。一体どのあたりなんだろうとずっと思っていたのですが、大人になって京都大学の近所であることを知りました。この串カツ屋さんは、百万遍交差点の西にあります。

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 そして。この串カツ屋さんのある通りを南に進むと、すぐに瀟洒な建物が見えてきますが、その隣に建つ歴史と伝統のありそうな構えのお店、それが有名な緑寿庵清水さんです。先日、職場で書類を紛失した際にみんな総出で探してくれたので、何かお返しをしたいと考えていました。やはり、ちょっとよそへ行った「ついで」にお土産を買ってくるのが自然な感じですし、実際、同僚が出張や帰省などの際に買ってきたお土産を机上に置いてくれていることもよくあります。こちらのお店の金平糖なら、ある程度の日持ちもしますし、見た目も大仰ではないので良さそうに思ったのです。

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 お店に入るとすぐにわかることですが、ここは本当に上等な金平糖を売っているお店なので、お手頃というお値段ではありません。美しい容器に収まった奇麗な金平糖に4桁、5桁のプライスタグが付けられているのを見ると逃げ出したくなりましたが、和服を召した奇麗なお姉さんが「おひとつどうぞ」と金平糖の試食をすすめてくださるので、そういうわけにもいきません。こちらのお店で一番『普通」の商品は、この時期13種類のラインナップを誇りますが、お店にお邪魔した時点で既に10種類ほどが完売。実際、同じ種類の物ばかりをたくさん買うことはできません。その点、詰め合わせであれば売り切れている物も含めて10種類を買うことが出来ますし、お値段もなんとかなる範囲に収まります。金平糖の代金が新幹線で東京まで行けそうな金額であることに震えつつ、無事、「お土産」を手に入れることが出来ました。

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 窓の外が暗くなり、やっと一日が終わった、とぐったりしたときに、ちょっと甘い物を口に入れると癒やされます。皆さんにはお好きな味の物をどうぞ、と選んでいただきましたが、その後お互いに違う味の物を交換し合ったりして、そこそこ楽しんでいただけたようで何よりでした。仕事がしんどいことには耐えられても、職場の人間関係がよくないと耐えられません。今の職場は周囲が皆、私より優秀な人ばかりですから、そういう点ではとっても恵まれていると思います。さて、来週は誰がどんなお土産をくれるのでしょうか。

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2014年1月30日 (木)

書きづらい

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 よほど眠いと見えて、ケージのそばまで行っても目も開けず、ただただ眠り続けていた「ちち(仮名)」さん。飼育係がねぼすけの長女で、そのまた上の飼い主が並外れて寝太郎とくれば、こうなるのも当然かもしれません。さっさとBlogを書き上げて早く寝よう、と本気で思ってしまいましたから、今日もまた短縮バージョンです。

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 冬は実にいい季節です。三つ揃いのスーツを着ていればどこへ行っても大丈夫ですし、そういう恰好をしていても暑くありません。真夏は当然のこととして、他の季節でもずっと暑がっている私にとってはたいへんいい季節なのです。

 そしてまた、スーツにはポケットがたくさんあります。ファッションに気を遣う人はスーツのポケットにものを入れたりしないそうですが、私にとってスーツとは、スーツであることが大切なのであって、シルエットとかそういうものは関係ありませんので、カバンを持たなくても良い便利な服装、ということになります。そして、そのうちポケットにはずらりと7本ばかり、ボールペンやら萬年筆やらが挿さっていて、写真はそのうちの2本なのですが、どちらもダメダメです。

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 どうもこのキャップレス、シャッターあたりに問題があってすぐ乾くのか、あるいはペン芯のどこかが詰まっているのか、いずれにしてもまともではありません。きれいに洗浄してインクを入れると、そのときこそインクが出るものの、半日もすれば書けなくなってしまいます。解決策としては、ずばり、インサートそのものを交換してしまうこと、になるのでしょうか。

 

 もう1本はよくよく見ればBだったということで、これも喜んで持ち歩いてみたものの、本日、封筒の表書きに使ってみて愕然といたしました。このペンで書いた文字は、とにかく汚いのです。私の書く字がヘタというのは当然としても、書かれた線が実に汚いのです。穂先が潰れてしまったサインペンで書いたような線しか出ないのは実に困ったものですし、書いている間中ずっと、紙の表面に蝋でも塗ってあるのかと思うような、嫌な滑りを感じるのです。代わりになるペンを探さなければなりませんが、とにかく今日は風呂入って屁こいて寝る、です。

2014年1月29日 (水)

あれはどこ?

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 お食事中の「くま(仮名)」さん。餌鉢を大事そうに抱えて食べているようにも見えます。こんな風に寝そべってご飯を食べるという、何ともお行儀の悪い習慣はどこから来たのか、気がついたらこうして食べるようになっておりました。昼間、誰も居ない家の中で一人(頭)という状態で育ちましたので、しつけが出来ていないのも当然と言えば当然です。

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 丸太で作られた大原女。京都バスの大原バスターミナルから三千院へと登っていく道中にありました。今を去ること四半世紀以上前、当時まだ交際中であった妻と二人、この地を訪れた記憶があります。寒い中、二人で大原を訪ね、とろろそばを食べて帰宅する途中、私が猛烈な腹痛に襲われて電車の中で悶絶していた、というのが主な記憶です。京都へ行く用事があったので、四半世紀ぶりに「思い出の」大原へ行ってとろろそばを食べてやろうと言う趣向でした。

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 いやぁ、懐かしいなぁ、となるはずでしたが、まずもって、三千院までこんなに上り坂だったのか、というところからして猛烈な違和感。記憶の中にある「大原」では、バス停を降りてちょろちょろっと歩いたところにあるお寺を拝観して、そのあとにとろろそばを食べたことになっているのです。ひぃひぃ言いながら坂を登った尾記憶がありません。そしてまた、記憶の中にある「大原」のお寺の境内は、もっと平坦で広かったはずです。

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 天台声明の根本道場の一角をなす実行院の不断桜。冬の間も花を付けているというけったいな桜です。こういうお寺があったのなら、25年前もおもしろがって拝観しているはずですが、そんな記憶もありません。三千院からこの実行院あたりまで、沿道にはとろろそばを供するお店もありましたし、何となく、こんなお店に入ったのかなぁ、という気がしないでもないのですが、どうもピンと来ません。寂光院にも立ち寄ってみましたが、沿道の風景に見覚えはあるものの、境内の雰囲気が違います。記憶がミックスされて取り違えているのだろうとは思うのですが、私たちの「大原」は、一体どこへ行ってしまったのでしょうか。こうして、惚けていってしまうのでしょうねぇ。

2014年1月28日 (火)

弁える

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 今日は遊んで欲しい気持ちよりも眠たさの方が数段勝っていると見える「ちち(仮名)」さん。飼い主が目の前にいても何もねだろうとせず、ただひたすら寝ておりました。子どもにしろ、ペットにしろ、とにかく寝顔というのが一番可愛らしく思えます。起きてワイワイ騒いでいるのも可愛いといえば可愛いのですけれど、寝顔の可愛らしさにはかなわないと思います。今日もまた、己の勘違いを反省すべきだなぁと感じ入るところがあって、そんな夜は可愛い寝顔が心にしみます。

 同僚がみな、自分よりもすばらしい、周りがスーパーマンだらけだと思えてしまう今の職場。何をやらせても最低な私は、与えられた仕事を黙々とこなす、まずはそういう簡単なことができるようにならなくてはいけません。追いつくことのできない背中ですけれど、見失って路頭に迷うことだけは避けたいものです。

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 私立高校の面接試験を受ける生徒たちを対象に、校長先生に面接官役をしていただいての面接練習を計画していたのですが、こういうときに限って来客が多く、なかなか校長先生のお体が空きませんでした。仕方なく、私が「パチモン」の面接官役をやることにして、生徒たちが待っている教室へと向かったのですが、この間、すでに10分ほど時間を空費しておりました。ごめんごめんと謝りながら準備のために教室を開けると、当然のことながら生徒たちも中に入ります。そこで生徒たちに、「あ、部屋に入るところから練習するので、一旦廊下に出てください。」という私の言葉を聞いて、何故か壁を蹴ってぶち切れる生徒が1人。じゃっかましいわぃ、くそじじぃ、と叫びながら足早に立ち去ろうとする生徒を前に、つい、悪い癖が出てしまいました。

 「おぃ、ちょっと待ったらんかい。何抜かしとんねん!」今の職場に来てからは封印していた悪い口が火を噴きます。立ち去ろうとした生徒は、入学以来、職場で一番の実力者がずっと担任している「優秀な」生徒ですから、私「ごとき」の言葉に従うはずもなく、ずんずん遠ざかります。それでも、立場を弁えるということを知らない馬鹿な私は後を追って引き留め、なぜそこまで怒る必要があるのかと問い詰めたのですが、その生徒は怒りに燃える目で私をにらみつけたまま、一言も話してはくれませんでした。

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 おとなしそうに見える奈良公園の鹿も、本気で怒らせると大変怖いのです。ましてや、その生徒はいつも肩で風を切って歩いているのです。その生徒からすれば、私ごときはゴミ以下のはずですから、ワシに注意するなど500万年早いんじゃ、というぐらいの気持ちだったに違いありません。5分ぐらい、投球前の星飛雄馬みたいな目を見ながら「何とか言うたらどうやねん。」と無駄な呼びかけをしたあとで、「面接の練習もせなあかんから、明日聞かせてもらう。落ち着いてよぅ考えとけ。」とその場を離れました。身の程も弁えず、偉そうなことを言ったものです。だから私はダメなんですね。

 日が暮れてから、一応その生徒の担任にも概要を報告しました。「で、先生はどのくらい遅れて教室へ行ったんですか。」という、これも予想通りのお言葉を頂戴して、やっぱりな、と自分の非を悟りました。面接練習をするぞと生徒に連絡して待たせてあるのだから、来客があろうが何だろうが校長を連れて行くのがお前の仕事。それも出来ず、遅れていったお前が悪い、と仰りたいのだな、と理解しました。

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 私は鈍いので、こういうことがあっても鬱になったりはしません。こういういい加減な性格だからこそ、この歳までもったのでしょう。けれども、似たようなことで真剣に悩んでしまい、この仕事を辞めてしまった人を何人も見ています。生徒たちに「進路指導」をするときに、できたら学校の先生にはならない方がいいよとアドヴァイスをするのは辛いのですが、あんなすばらしいことも、こんないいこともあるけれど、でも、やっぱり学校の先生ってのはねぇ・・・・・という感じです。自分の子どもがこの仕事を選ぶなんて言い出したら、猛反対することでしょう。

 アンタのミスで面接練習を受けることができなかったのだから、ということで、その生徒に謝罪することを求められる可能性が高いのですが、私は馬鹿なので拒否することでしょう。それどころか、しつこくしつこく「なんでや、なんでや」と問いただして、余計に怒らせてしまうのだろうと思います。その結果、「アイツはあかん」と思われて放り出されたら、実は嬉しかったりして・・・・・。猿でもできる反省すらできない私なのでした。実にバカです。

2014年1月27日 (月)

オレンズお預け

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 鼻先で押してみたらケージの扉が開いたので、そのままふらふらと出てきて、ちょうど近くに倒れていた長女にぐぐぐっと体を押しつけて座ってみました、という「くま(仮名)」さん。深夜というよりは払暁というべき時間帯の出来事です。あとは、ドテッと座ったままひとしきり身繕いをして、ひととおりのことが済んだらすすすっと自分のケージに戻って再びお休みになりました。私自身も近所に倒れていたのですけれど、長女のiPhoneが何度も何度も騒いだので目が覚めてしまいました。

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 今日は仕事を早めに切り上げて大きな文房具店に行こう、と決めておりました。なぜなら今日は、ぺんてる オレンズが発売されるはずの日だったからなのですが、諸般の事情に延期とのこと。同じように毎日更新されているBlogの管理人さんに伺いますと、皆さんネタの確保には苦労されているものの、それなりに計画的に、時には予定稿なども作られているということですが、私は「寿司屋の大将」などとうそぶいて、その日その日に「今日は何がある?」とネタを探しては記事をでっち上げるということの繰り返し。その私が、珍しく前もって計画(?)していたネタが潰れてしまうというのは、なんとも痛いところです。

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 オレンズなぁ・・・・・オレンズ、オレンズ、オレンヂ、ばんざぁい!ではないですけれど、さて困った。そういえば長いこと作られ続けているLAMYのサファリ、探し続けているテラコッタはいまだに見つかりませんが、お値段が手頃ということもあって、家にはサファリが何本か転がっています。いや、何本も、という方が正しいのでしょうか。

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 1870(明治3)年の1月27日に、太政官布告第57号「商船規則」により国旗のデザイン・規格が定められたことから、今日は「国旗制定記念日」です。私のいる業界には、こういう話題になると顔を真っ赤にして文句を言う人が少なからずいるわけですが、それぞれの国が国旗を持つということは国際社会においておかしなことでも何でもありません。日本に抗議して海外で日の丸が燃やされた、なんてこともよくニュースになっています。日の丸でなくても良いのですけれど、国旗は必要。しっかりとみんなで考えていかなくてはなりません。

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 LAMYサファリの30周年を記念したこのモデル、日本限定ということで天冠はやっぱり日の丸を意識したものなのでしょう。このモデル、最初にこの合成皮革のケース付きで販売しておいて、あとからブライドルレザーのケースを出してきた、というのが哀しい思い出です。もっとも、萬年筆とペンケースのセットでおよそ2万円というお値段でしたから、最初にそれだけが出ていたならば、おそらく手を出さなかったことでしょう。萬年筆本体の4倍ものお値段というのは常軌を逸している感じがします。

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 まぁでも、萬年筆を何本も何本も持っている、ということ自体が常軌を逸しているわけですから、そういう壊れた人たちを相手にすれば売れるだろう、と企画するあたりはさすがです。職場の机上にあるペン立てにもライムグリーンのサファリがささっていて、哀しいことにこれが一番使用頻度の高い萬年筆だったりします。

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 とりあえず今日はこうして乗りきったけれど、明日はどんなことをネタにしようかな、と思いつつ、その前にやり残した今日の仕事を片付けて、明日の授業の準備もしなければならない、という哀しい現実に気付いてしまいました。それにしても、深夜に一人、PCに向かっていると捗りますね。そんな私は、生徒たちに「夜早く寝て、朝早く起きる。それが大切!」と説いているのです。

2014年1月26日 (日)

なぁんや・・・

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 えぇもん見ぃつけたぁ、という感じの「ちち(仮名)」さん。実はすぐ近くで「くま(仮名)」さんも狙っているのですが、今や力関係では完全に「ちち(仮名)」さんが上位なので、手を出すことはおろか、そばに寄ることさえできずに、ときおり飼い主の顔を見上げたりしながら「待って」いるという状態です。ちなみに、かじられている物体は、彼女がひとしきり遊んだところで、プラスチックが割れて危ないというのでゴミ箱行きとなったので、「くま(仮名)」さんには回りませんでした。お気の毒です。

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 いつも目にしているこの表示。京都は出町橋にある「ふたば」さんの餡なし豆餅がおいしい、と聞いて、是非一度食べてみたいと思っていたのですが、朝寝坊な私はいつも午後からお店に行ってこれを見ては「残念」の連続でした。けれど、地元の人はさすがによくご存じで、このお店には餡なし豆餅の作り置きなど最初からないのだ、ということを教えていただきました。店頭で、あるいは予約で注文すると10分から15分ほどで作ってもらえるのだそうです。

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 左から、お店の近くにある下鴨神社でご祈祷してもらっているとかいう福豆大福、餡なし豆餅、そして右端が普通の豆餅です。餡なしはあんこが入っていない分、少し扁平な形をしています。けっして固くはありませんけれども柔らかいと言うほどでもない、適度な固さを保った黒豆がぎっしりと練り込まれたお餅。塩味が効いていて、餡なしの方がおいしいと感じました。

 ある程度までの時間にお店に行きますと、店の奥で餅つき器がフル回転しているのが見えます。そうやってお餅をついている時間帯であれば、売り切れという表示がされていても「餡なし豆餅は・・・」と聞いてみる値打ちはありそうです。店の間口と同じ長さの列が折り返して5段になっているところへ到着して、お会計を済ませるまでに約20分でしたので、列に並んだときに行列を整理しているお店の人に声をかけるのが良さそうです。

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 あちこちで有名になっているせいでしょう、何を買ったらいいのかわからないけれど、とりあえずおいしいらしいから並んでいる、というひとも結構たくさんいらっしゃいました。おかげさまで私は、今後は餡なし豆餅を安定して手に入れられるめどが立ちました。何度か通って、そのたび「またダメか」と思っていたわけですけれど、もっと早くに情報を仕入れておくべきでした。WAGNER広島へ行き損ねた分、今日はたっぷり京都遊びをしたのですが、そのお話はまた後日。

2014年1月25日 (土)

紙隠し

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 痛くないのかな、と心配してしまいますが、本人(犬)はいたって気持ちよさそうにしています。犬は人間に近いところで生活しているせいか、枕をあてる率が高いように思います。もっとも、野生の生き物はそれこそ「枕を高く」して寝られないわけで、その意味では室内で飼われている犬の特権なのかもしれません。

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 ジェットストリームの高級ラインが出たときに、神戸三宮のナガサワ文具センターに走ったものの品切れで手に入らず、仕方なくもらってきたリーフレットです。三つ折りにすると名刺サイズになるコンパクトなものですが、今ごろになって日の当たる場所に出てきました。

 来客があるために妻が部屋を片付けていて、そのときに発見されたものですが、これが無事にあるということ自体、意識の中にありませんでした。今さら言うまでもなく、私はものの管理ができない人間なのです。

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 今日は、地域ブロックのサッカー選抜メンバー選考会があったので、名ばかりとはいえ「顧問」の私は生徒を引率して会場へと行って参りました。WAGNER広島大会参加を断念してでも行かなければならなかった、その理由というのが、メンバー選考会に参加しますという申請書類を持参し、事務局に提出することでした。ものの管理が苦手な私が重要な書類を持って歩く、これは恐怖以外の何でもありません。実際、サッカー部の監督から書類を預かって1週間、職場の机の上で一番目立つところに「安置」して、毎日どころか机の前に座るたびに拝んではその存在を確かめておりました。そして、休みの日だというのにわざわざ職場へ出て、書類を持ってそのまま会場へ出向くようにしました。自宅から会場へ直接行く方がよほど近いのですが、持ち帰って一晩家に置く、そのことが恐ろしかったのです。

Img4_0004 お遊びとはいえ、大切な書類。貴重なものですけれど、これを失っても誰にも迷惑はかかりません。実は今週、大切な書類を受け取って確認後、担当者である同僚に回したところ、一部が行方不明になるという大事件が起こって、その対応で心底疲れ果てました。

 書類の枚数は16枚。2度、3度と枚数・内容を確認して、自分としては異常を認めませんでした。実際、16枚の書類にそれぞれ書かれている内容をそのときに転記しているのですが、元の書類を見なければ書き写せないはずの内容がきちんと転記されています。ですから、私の手元に届いたときにはきっちりと揃っていた、それは確実なのです。そして処理済みの書類を同僚のところへ持って行って、「16枚、ここに置くよ!」と声をかけて机上に置いたのですが、それがいけなかったのです。そのとき、件の同僚は別の仕事に意識が行っていたので、机上に置かれた書類のことなんぞ気もかけていませんでした。実際、1枚足りないと判明したのは翌日になってからでした。

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 中学校の教員でありながら、小学校の教員でもある、という場合にいただける珍しい辞令書。学校勤めをしていると、書類の取り扱いに関する研修などただの一度もないままに、大量の事務仕事が押し寄せてきます。これを紛失したらアウト、という書類が山のように押し寄せてくるわけですが、その怖さが身にしみている人は意外にも少ないように思います。紛失を知って総出で探してくれた同僚たちに感謝するとともに、これから先、書類を回すのは目の前で処理してくれる時に限定しよう、とも思いました。自分は紛失していないと思っていますし、そのことを示す証拠も残っているのですけれど、己の能力の低さを考えると「もしかして」と思ってしまいます。立場上、同僚には書類の取り扱い方について注意をしたものの、自分のやり方にも問題があったなぁ、と反省することばかり。あの書類を消すんじゃなくて、私をこの世から消してくれたらいいのに、と心の底から願ったことでした。

2014年1月24日 (金)

謎の石

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 同僚たちと呑んで最終電車で帰ってくると、眠たそうに目だけあけて迎えてくれた「ちち(仮名)」さん。ちなみに、「くま(仮名)」さんは眠ったままぴくりとも動きませんでした。一緒に呑んでくれた人たちはみな酒豪ばかりで、私のようにアルコールに耐性のない人間にとってはある意味地獄でしたけれど、お酒を体に入れるばかりが呑み会ではありません。お互い、日頃の憂さを晴らすという意味では実によいひととき(にしては長いけれど)でした。

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 何故か寝室の床にぽろりと落ちていたものを拾い上げて、よく確かめもせずにその辺に置いてあったのですが、酔ってるわネタはないわというので写真に収めてみました。老眼の私、この時点ではまだこれが何かもよくわかっておりませんで、スロット1時代のセロリンセレロンだろうと思っておりました。これはこれで、また技術の授業の時にでも生徒に見せてあげよう、とひっくり返してみたら、何とペンティアム2でした。

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 我が家にこんな石を使うPCがあったという記憶はありません。けれど、こうして現物が転がっているということは、やはり何かが存在したのでしょう。ペンティアム2を引っこ抜いて、代わりに何を挿したのでしょう? 基板を見る限り、悪名高い第1世代のKlamath(クラマス)ではなくて、少しはマシになったDeschutes(デシューツ)だろうと思います。これが挿さっていたマシンをいじって、ペンティアム3のKatmaiかCoppermineあたりを挿したのかとも思いますが、そんなことができるマザーボードだったのでしょうか。何にせよ、遠く20世紀のことですから思い出せません。その当時から変わらないのは、呑んだら気絶して気がついたら朝、という自分の弱さだけですね。

2014年1月23日 (木)

集合体

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 クッションの上で、愛すべき相棒、餌鉢と一緒にお休み中の「くま(仮名)」さん。この状態になる前は、首だけを手前の方に伸ばして餌を食べていたのでしょう。おなかも膨れたし、ちょっと寝ようか、というのでこの状態に。時には餌鉢を枕にして寝ていることもあります。犬の躾としてみると、食事が済んだらさっさと餌鉢を片付ける、ということになりますが、彼女の場合、小さい頃から小分けにして食べる習慣があって、結局「ちち(仮名)」さんにもそういう食べ方を教え込んでしまいました。

 何というか、その・・・・・気色悪いですね。カツオノエボシという生き物です。本州太平洋岸にカツオがやってくる時期に発生する烏帽子みたいな形のもの、だからこの名前になったという説がありますが、猛毒の針みたいなのを放出するので危険きわまりないものだそうです。私は海辺で女性と戯れたり、サーフィンをしたり、そういうことには縁がないので大丈夫かと思いますが、東海の小島の磯で蟹と戯れているときにこんなのが打ち上げられていて、間違って触ってしまったらアウトですね。

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 うにょうにょと動いているようす、そして透き通ったからだを見る限りでは、こいつが集合体だなんて思えません。ヒドロ虫が集まってああいう形になっているのだそうです。ヒドロ虫はこの形に融合し、「全体」の一部になるのだとか。意識はあるのでしょうか。あるとしたら、やっぱり意識は「ひとつ」なんでしょうか。切り離されると生きてはいけない、なんて、ボーグを考え出した人はこういう生き物を知っていたのかもしれません。

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 1月23日をいーふみと読んで、今日は電子メールの日。最初の頃、メールを送るなんていうのはまさしくこのボトルメールを海に投げ込むようなものでしたけれど、今や、大切な連絡ですらメールでOKというありがたい時代。大規模な組織になると、お互いの意思の疎通をはかり、仕事を円滑に進めるためにも電子メールが必須という時代です。私の職場はとっても小規模なのですけれど、今日は、「組織」というものの強さ、ありがたさを思い知った日でもありました。いろいろと助けてもらって、仕事終わりにはホロ苦い思いをかみしめながら深夜のCoCo壱で一人、いろいろとものを思ったことでした。

2014年1月22日 (水)

さっそく洗浄

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 ケージの中に横たわる「物体」と化した「ちち(仮名)」さん。人間の子どもでも小さいときは信じられないような姿勢で熟睡していたりしますが、これも同じようなことなのでしょうか。はまり込むというか、どこかに体を固定することができれば気持ちよく寝られる、というのが彼女たちにとっては大切なことなのかもしれません。

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 昨日、ロットリングクリーナーに浸しておいたキャップレスのインサート。数日間つけ込んでおくつもりでしたのに、イラチな私は我慢できずにきれいに洗浄してしまいました。インクフローの良いペンばかりを使っていますと、ペン先にインクの雫がなく、金色に輝いているのを見るのはむしろ新鮮な感じです。お気に入りだから毎日使っています、と固形化したインクがこびりついたペンを見せてくださって、即日「半」に認定された方もありましたので、ペンがきれいだからといって萬年筆が好きだという訳ではないと思いますが、きれいなのに越したことはありません。

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 写真の樹脂軸のものはやや小ぶりなわけですから、キャップレスって「たけのこの里」のパッケージの対角線とほぼ同じ長さなのですね。ま、どうでもいい発見ですけれど。私のはまだ黒く見えてますけれど、こいつを激しく使い込むとクリップあたりは剥げて銀色になってきます。そういうのもまた、カッコいいかもしれませんね。だからといって、加速試験よろしくクリップをごしごしこすりまくる、というのは反則です。

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 さっそくカートリッヂを挿して筆記試験。大人のたけのこの里、やはりビターな感じなのでしょうか。きのこの山派の皆さんには申し訳ないのですけれど、妻が買ってきたのはたけのこの里ばかり3種類でした。もうすぐ、あの鬱陶しいチョコレートの日がやってくるのですね。

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 まだインクが降りてきていない状態で書き始めたのが「おとな」の文字。「大人のたけのこ」だの、「でるでる」だのといった文字はちゃんと出ています。問題はこのあとで、このペンを何日も持ち歩いているとどうなるか、というところです。ときおり、思い出したように使う、というパターンなので、萬年筆にとっては過酷な状況でしょう。でも、そういう使い方でしっかりインクが出てこそのキャップレスですので、もう少し様子を見てみようかと思います。

2014年1月21日 (火)

気休め

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 いつもの風景。いつ見てもこうして寝ている「くま(仮名)」さんです。毎日毎日、代わり映えのしない生活、というか、反省や改善の見られない、進歩のない日々を送っている飼い主にして、この飼い犬あり、というところでしょうか。もう少し、写真に撮って面白い寝姿なんぞを開発してくれると良いのですが、ワンコはそんなこと気にもかけていないのですから無理な相談です。

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 スーツの内ポケットでひからびていたキャップレス。新しいカートリッヂを挿して3日たっても、いっこうにインクが出てくる気配がありません。もともとこのインサートはフローが渋い傾向にあったので、意味なし、気休めと知りながらもロットリングクリーナーを出してきました。

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 名古屋の黒い人、でらくろさん謹製のクリーニングキットはこういうときにも重宝いたします。試験管にインサートを入れ、どくどくと(勿体ない!)ロットリングクリーナーを注ぎ込んで、このまま数日放置しておくことにします。たとえインクが固まっているのだとしても、アルカリイオン水あたりで十分な気もするのですが、そちらはすでに何度も試して効果なしでした。

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 インクがたっぷりと残ったままのカートリッヂの始末に困ったので、昨日の記事を書くために引っ張り出してきたペンに挿してみることにしました。よく見るとペン先がBでしたので、それも理由のひとつです。

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 かわいそうにロクに使われもせず1年間放置されたあげく、電話の横のメモ用紙となったほぼ日手帳。せっかくのトモエリバーですから、Bのペン先でぬらぬらと落書きです。以外に気持ちよいので、しばらくはこのペンを内ポケットに挿して持ち歩くことにしました。こんなことばっかりやってるので、書けない萬年筆が増えていくんですねぇ・・・・・。ほんと素人です。

2014年1月20日 (月)

玉の輿

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 当たり前のことではありますけれど、我が家の犬たちは本当に可愛いのです(親ばか)。この写真も、クッションに収まって寝ていた「ちち(仮名)」さんが「寝返り」をうつように姿勢を変えて、首から先がクッションの外に出た、というだけのことなのですが、クッションの縁を枕にしているかのような見た目、4本の脚をきちんとひとつに揃えているところなどを見て、飼い主は「あぁ可愛い」などと喜んでいるのです。ペットショップで彼女を見初めたのは長女でしたが、思えばあのとき、他の子犬たちより甲高い声でキャンキャン言っていることに気づくべきでした。三つ子の魂百まで、でして、大きくなった今も、良く吠える躾の悪い犬のままです。

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 先生なら必ず持っている、といっても過言ではないプラチナのソフトペン。最近はボールペンの書き味も良くなってきたので使う先生が減ってきているような気もしますが、やはり太くてピンク色のマル、ペケというのはそれっぽくてよいものだと思います。中学生の頃の私は、今以上に馬鹿でしたので、家にたくさんあったプラチナやモリソンの萬年筆にささっている使用済みのカートリッヂを抜いては、中に入っている球をとりだすのが好きでした。昆虫標本を作るキットに入っていた小さな瓶いっぱいにその球を詰め込んで悦に入っていたことを思い出します。

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 思い切りよく、ブッツリといきます。少しだけカートリッヂに刃を食い込ませておいてから、カートリッヂを転がすようにして切っていくと安全に作業ができますし、中に残ったインクが飛び散ってあたりを汚すという危険性が低くなります。インクでその辺を汚すと奥さんに叱られて、最悪の場合、萬年筆趣味そのものの存続にもかかわりかねません。

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 今日も上手にできました。こんな風に、周囲を汚すことなくきれいに作業をするのがポイントです。切り刻まれたカートリッヂですが、こうして首の皮一枚残しておくとゴミとしての扱いが楽です。必要なのはあくまで「球」だけなので、カートリッヂとはここでお別れ。「球」だけを残すのです。

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 現在流通しているものは改良されていますけれど、かつて、PILOTのCON-50は棚吊り大王の名をほしいままにしていた時期がありました。当初、PILOT製ではないインクを入れると激しく棚吊りをする、と言われましたが、実際にはPILOT純正のインクを入れても棚吊りがおこることがありましたので、手持ちのすべてのCON-50にこうして球を入れておりました。

 あるとき、WAGNER名古屋大会の会場で初対面の方に声をかけていただいたことがあります。「おかげさまで・・・・・」とおっしゃってくださったのですが、その方も棚吊りに悩まされていて、拙Blogでこの球を使う記事をお読みになって症状が改善されたとのことでした。こんな駄文でも他人様のお役に立てたというのは何とも嬉しい限りです。

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 1905(明治38)年のこの日、アメリカの金融財閥モルガン商会の創立者の甥、ジョージ・モルガンが祇園の芸妓・お雪を見初め、結婚した、ということから、今日は「玉の輿の日」なのだそうです。それにちなんで、久々にプラチナ製カートリッヂの球を残すという記事をお送りしました。ところで、上の写真、見る人が見れば「あ、間違ってる」とわかります。皆さんはいかがでしょうか。

2014年1月19日 (日)

寒い日

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 いつものように餌鉢を枕にして眠る「くま(仮名)」さん。撮影のために近づくと起き上がるので、炬燵の影に隠れて望遠でおさえましたが、3枚ほど撮るうちに気づかれてしまいました。昔は犬を飼うというと誰かの家で産まれたのをもらってきたり、そこら辺でウロウロしている子犬を拾ってくるというのが普通でした。私にとって最初の飼い犬「ペス(実名)」くんは小学校の担任だった先生からもらったものですし、その次の「クマ(実名)」さんは職場に迷い込んできたのを拾ってきたもの。どちらも、迷うことなく外で飼っておりましたが、今は、犬といえども室内で飼うことの方が普通になっているのです。

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 雪が降り積もると、猫とは違って喜んで駆け回ると言われている犬。けれど、やはり寒さが堪えるのはたしかなようで、先代の「クマ(実名)」さんも、晩年は冬の夜には屋内で過ごさせていました。最初のうちこそ外に出たがって騒いでおりましたけれど、何日かするうち、冷え込む玄関とはいえ外よりはよほど暖かいということで、それなりに気持ちよさそうに寝るようになったものです。

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 けったいやなぁ、あの山、あそこだけ雪積もってるで・・・・・とよく見たら、五山の送り火で知られる東山如意ケ嶽でした。送り火を焚くために火床を作らなければなりませんから、文字のあるところだけは木もなく、きれいになっているために、雪がしっかりと積もっているのでしょう。

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 今日は寒いよぉ、と天気予報でさんざん脅かされていながら、わざわざ雪のあるところへ行く。アホですけれど、行きたくなるのは、アホを通り越してバカですね。仕方がないと諦めて付き合ってくれた妻に感謝、です。そして、まだ日のあるうちに京都を出て、一路、別の県へと向かいます。昨夜見た深夜番組で紹介されていた中華料理店、そこの天津飯が美味いとか何とか・・・・・そんな、たいしたことのないお店なのはわかっていながら、それでも行ってしまいました。危ないなぁとは思っていましたが、私、やはり精神的に相当きてるみたいです。

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 日本式中華料理店では、やっぱりまず餃子。辛みのある味噌だれでいただきます。予想通り、味はどこと言って特徴のない、ごく普通のもの。誰でもすんなり食べられる日本式中華料理でした。寒い中、それこそ遠路はるばる来たのはやっぱりバカだったかな、と改めて反省します。

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 甘酸っぱいものではなく、あっさり系のあんがかけられた天津飯。関西ではけっこう普通だと思いますが、世の中には甘酢あんのものも結構あるようですね。そういうところもTV番組で美味い美味いと言われていたポイントなのかもしれません。

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 卵の下も・・・・・やっぱり普通でした。このお店がどこなのか、あえて伏せておきます。どうも最近、精神崩壊の進み具合が激しくて、まともな判断ができなくなっているように思います。仕事で悩みを抱えて鬱になったりするのは真面目な人だけに許されることであって、私みたいないい加減な人間にはその資格すらないと思っています。ですから、私のはあくまで鬱みたいな症状、に過ぎませんけれど、早いこと何とかして、休みの日にバカをやらなくてもバランスが保てるようになりたいものです。それにしても、いろんな意味で寒い一日でした。

2014年1月18日 (土)

イヤーチップ

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 もうとろとろ、という感じの「ちち(仮名)」さん。寝ていても飼い主がそばに来るとがばっと起き上がるのが常なのですが、ある程度以上眠たくなってしまうと極端に反応が鈍くなるのが彼女の犬らしからぬところです。そのあたりは、気づいていてもそのまま寝続けるけれど何かあればすぐに反応する「くま(仮名)」さんとの大きな違いで、やはり飼育係が長女であったということも大きく影響しているのかもしれません。

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 メール便ながら、速達で届けられた封筒。中身はイヤホンに取り付ける小さなイヤーチップ1組です。大変に重宝しているJayBirdのBlueBuds Xですが、例によって取り扱いの雑な私は片側のイヤーチップを紛失してしまい、仕方なくLサイズのチップを取り付けて使っておりました。当然耳穴への入りが甘くなるので、使用中に外れることもしばしば。意を決して(というほどたいそうなことでもありませんが)輸入代理店であるフォーカルポイントさんに聞いてみても、残念ながらイヤーチップ単体での販売はされていないとのことでした。まぁそれでもお困りのようですから、修理部品として確保してあるものを一組送ってあげましょう、という対応をしていただいたのです。

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 しかし、喜んでこれを使っていると、またいずれなくしてしまうことでしょう。何か別の対策を考えなくてはなりません。ところが、このイヤホン、イヤーチップを取り付ける部分、音が出るパイプの部分が異様に太いのです。これが本当に困りもので、この径に合うようなイヤーチップはこの世にありません、というほどに太くて、合うものが見つけられずにおりました。同じようなことで難儀している人もいるはずだと検索して、たとえばこんな人もいるんだということで、さっそくコンプライのTs500を購入しました。

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 3組で1パックというセット。そんなにイランやろと言うなかれ。私はよくものをなくす人ですし、何よりこのイヤーチップはフニャフニャに柔らかくて、その分、耐久性もそれなりです。耳の穴にフィットさせるために、わざとそういう風に作ってあるのでしょう。ですから、ある程度の期間使っているとボロボロになるということなので、3個1パックというのは理にかなっています。

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 こちらがLサイズの標準イヤーチップ。下の方はPILOTのインクカートリッヂです。イヤホンのイヤーチップとしては穴の径が異様に大きいことがおわかりいただけるかと思います。インクカートリッヂの細くなっている方にはめられるイヤーチップを探していたようなものなのですが、コンプライの製品は柔らかいので、何とかはめ込んでしまうことができます。

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 カートリッヂと並べられているのは、左がLサイズの標準添付イヤーチップ。右がコンプライのTs500です。見るからに空気が一杯はいったスポンジという感じで、実際、フニャフニャ過ぎて元々の形が何だったのかということすらわからなくなりそうです。これを装着してみての感想は、とにかく耳が楽、ということ。長くはめているときに耳穴の中が痒くなることがほとんどありません。遮音性も高いので、音楽を聴きながら電車で寝ているときっちり寝過ごしてしまいそうなのが難点。さて、これを着けて、また乗り鉄してみましょうか。

2014年1月17日 (金)

買う口実

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 甘える「くま(仮名)」さん。知らん顔して寝ていたくせに、長女がそばを通りがかって顎の下を撫でてやると、猫のような声を出して甘えるのです。すると、同じように寝ていた「ちち(仮名)」さんも起き上がって、こちらも猫のような声を上げて「こっちにも来てぇ~」とせがみます。意図したわけではありませんが、私たちがそんな風に躾けてしまったのでしょう。けれど、やっぱり可愛いことに変わりはありません(親ばか)。

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 写真はExcelの画面ですが、今や高等学校へ提出する「内申書」はこうしてPCで作成するのがあたりまえになりました。こうなる前はもちろん手書きで、写真に見られるように、成績だけではなく、学校ではどんな活動をしていたか、学習のようすや特技、人間関係、その他部活動での成績や本人が持っている各種資格など、ともかく良い材料になりそうなことをひたすら書き込みます。教師になって30年目ですが、少なくとも前半の15年ほどは私も手書きしておりました。その後、文章をワープロで作成し、プリンターに用紙をセットして1枚ずつ印字する、という時代を経て、今はほとんど全員の分を一手に引き受けて作成する立場になりました。

 手書きの時代、筆記用具はもちろん萬年筆でした。年末のボーナスをもらったら萬年筆の選定です。いろんなものを使いましたけれど、最後に使っていたのはデュオフォールドだったと思います。すでにお嫁に行って手元にないペンです。

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 軽くてさらさら書けるのが疲れない・・・・・なんてことを思ってLAMY2000を試したこともありましたが、文字通り試用で終わりました。軽いのは良いのですけれど、あまりにもペン先が滑りすぎます。滑らかすぎるのです。人一倍字の下手な私にとって、こんなペンでとめ、はねなんて出来なかったのです。

 かつて、成人の日は1月15日でした。今後、法律が改正されない限り、この日が成人の日になることはありませんが、教師生活の前半15年ほどはこの日が成人の日で、休みの日だというのにみんな学校に出てきて、この「内申書」を書いていたものです。私立高校の入試が2月上旬にあるので、1月の下旬が願書の提出期限となるため、それに間に合わせるべく休日出勤して仕上げていたのです。

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 教師が10人いれば好みも10通りで、透明軸の事務用油性ボールペンで書く人もいれば、当時まだまだ高価だった水性ボールペンで書く人、あろうことかロットリングのラピッドグラフでカリカリ書いていく人など、じっくり観察していれば実に楽しかったはずですが、自分自身も大量の「内申書」を書かなければいけないのでそんな余裕もなく、みんな黙ってひたすら机に向かっていたものでした。

 その後、公立高校に提出する「内申書」はコピーしたものでもよい、ということになって、みな一斉に鉛筆やシャープペンシルで書くようになりました。そして今、手書きで仕上げる人を見ることもほとんどなくなりましたし、そういう書類を手書きで作っていたことを知る人も急速に減っています。そして何より、大事な書類を書くんだからしっかりしたペンを買わなくては・・・・・という口実がなくなってしまった、これが一番寂しいことなのかもしれません。

2014年1月16日 (木)

撮り方ひとつ

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 それって、ホントに寝てる意味あるの? 苦しいだけじゃないの? と尋ねずにはいられない、「ちち(仮名)」さんの寝姿。確かに体はふかふかのクッションに預けていますし、問題となっている首だってケージの柵にもたせかけているわけですが、こんなにくいっと曲がっていると首が痛くなるんではないかと要らぬ心配をしてしまいます。でも、本人(犬)はよほど眠たかったようで、このようすを写真に収めようと近づいていっても全く動こうとはしませんでした。

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 いろいろ出してきたついでに、今日もいぶし銀特集です。こちら、シェーファーインペリアルのタッチダウンは、なかなかいい感じに黒くなっています。写真がうまく撮れない私でも、写真って面白いなぁと思うのがこんな時です。じつはこれ、金色に輝く紙の上にペンを置いて撮影したものです。

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 角度が変わってしまいましたが、同じペンを濃紺の紙の上に置いて撮るとこうなります。写し取ってくれたカメラに対して、賢いなぁお前、と言うべきか、あるいは釣られすぎやろけなすべきか、カメラ任せで撮っておいて文句を言うのもアレですので、褒めておくことにしましょうか。銀のペンを放置しておくと金色っぽくなってから黒くなる、ということとも関係があるのでしょうか。

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 こちらも黒さでは負けていないプラチナ・プラチナの杉綾模様。やはり金色の紙の上に置いて撮ったものです。背景になるものの色や明るさとか、光の当たり具合とか、そういうことを全く考慮せずに写ればいいやで撮っていますが、それをネタにしてしまう私もいい根性です。

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 同じペンを濃紺の紙の上に置いて撮ったもの。普通に使っていると、見た目はこんな感じでしょうか。肉眼で見たときの色に近いのは、シェーファーもプラチナも、より黒い方です。ストロボを炊かなくても、カメラが背景の濃い色に反応してくれているのですね。

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 同じプラチナ・プラチナでも、この格子模様のものはただ汚いだけの軸です。もう少し放っておけば何とかなるだろうか、と思って早数年、何の変化もなく汚れたままです。こういうのは思い切ってピカピカに磨き上げてみるのもよいかもしれません。

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 けっして金色のペンではなくて、薄汚れた銀色のペンなのです。硫化の具合が薄汚いのは残念ですが、部分部分を見るときれいに硫化しているところもあって、そういうところを見つけてしまうと磨くのが惜しくなり、結局そのまま、という状態が続いています。

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 持っているペンの写真を撮ってカタログ化してみたらどうだ、などとさる方にすすめられたのですが、この程度の撮影技術では写真に収めてもどんなペンなのかよくわかりません。あちこち整理するたびにしまい込んで忘れていたペンが出てくる、というのも困ったものです。

2014年1月15日 (水)

無花果

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 身繕いに余念のない「くま(仮名)」さん。先日のWAGNER神戸に集まった「各地の」おっさんたちが、いろいろとブランド名を口にして優劣や好みなどを語り合っているのを聞いて、やはり何事においても研究することは大切なのだなぁと感じ入りました。ユニクロですら気後れして入店できないという私には縁のない世界ですけれど、そこらへん、もうすこし勉強すればこぎれいなオッサンになれるのかもしれません。

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 これもまた先日の神戸WAGNERで、ごく普通の(?)主婦が、ちょっと興味を示したばっかりに冬木立を「買わされて」しまうという衝撃的な場面に立ち会いましたので、久しぶりに引っ張り出してみました。ある程度硫化が進んで黒くなってくると、それ以上にはなかなか進みませんけれど、こうして進行状況の違う2本を並べてみると面白いものです。上の方は真っ黒ですけれど、下の方はお尻のあたりがまだ白っぽくて、全体的にも冬木立の模様がよくわかります。

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 冬木立ってどんな柄?というならこちら。ステン レスというぐらいですからきれいです。もちろん、銀製の冬木立であっても磨けばこれくらいにはなりますし、実際、目の前で買われていった銀製の冬木立はピカピカでした。本音を言うと、磨いてみたいのです。こういう黒いのが何本もあるなら、一番程度のよくないのをぴっかぴかに磨き上げてみたいのです。けれど、2本やそこらしかないのではもったいなくてできません。

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 ちょっと修正して露出オーヴァー気味にしてみました。銀製の冬木立の方が、当然ですが柄が上品な感じです。ステンレスの方はこれでもかというぐらいしっかりと、力強く彫りました、という感じですけれど、かえってペタッとした感じになっているように思います。我が家に座敷ケロリンが住み着いていて、一番下の真っ黒いのを寝ている間に磨かれたりなんかしたら、それこそ発狂してしまうことでしょう。

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 冬木立を見るといつも、幼い日の風景が蘇ってきます。自宅の最寄り駅から徒歩で10分ほど、冬の夕暮れに歩いて帰る途中に、無花果の畑がありました。茂っている季節はよいのですけれど、葉が落ちてしまった無花果の木は、まさしく魔女の館に生えていそうな雰囲気を醸し出しています。それが何本も生えている脇を走る、人がすれ違うのがやっとという細い抜け道。反対側は神社の林になっていて、今だったら自分の娘には絶対歩くなと言うはずの道でした。

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 反則です。こういう姿は、やっぱり反則です。こんなのが何本も何本も並んでいる横をとぼとぼ歩いて行くのは本当に怖いです。きっと、そのときに刻み込まれた恐怖心が今も消えないのでしょう。冬木立の柄は大好きですけれど、葉の落ちた無花果の木は願い下げです。

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 ところで、神戸で買われていった冬木立はカートリッヂ・コンヴァータ両用式でした。けれども、冬木立に限らずこのタイプのペンは、やっぱりこれです。こういう画像を見て、若くて萬年筆に詳しい人なら「あぁ、70の固定式の奴ね」なんてことをサラッと言ってしまったりして、その場にN御大なんぞがいらっしゃると叱られたりするわけです。私の2本のうち1本は、他のペンと「ガッチャマン」をやっているので、オリヂナルの姿をしていないことが確実です。もう1本にしても、本当にこれがオリヂナルの姿なのかどうか、浅学のためわかりません。

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 この、何となく頼りない感じのするプッシュボタンを押し込んで吸入しつつ、いろいろやってくださるPILOTさんが、今度はこの吸入機構のついたペンを復刻してくれたらいいのになぁ、などと描いたりしております。

2014年1月14日 (火)

広島への道

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 大好きな相棒、クッキーモンスターを咥えて伸び上がる「ちち(仮名)」さん。最初はちゃんとした「立体」だったクッキーモンスターですが、いまや2次元世界の住人へと姿を変えつつあります。結構丈夫ではあったものの、やはり鋭い歯で噛みつかれ、振り回される日々を経て、中身のワタが残り少なくなってきました。彼女がこうしているときには、家族の誰かが近寄っていってクッキーモンスターを奪い取り、どこかへ投げてやる、という遊びを繰り返さなくてはなりませんが、それもまたクッキーモンスターにとっては辛い仕打ちなのでしょう。

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 今月末のWAGNER中国地区大会@広島、もし参加するなら、なるべく安く、かつ面白く行きたいものです。我が家の最寄り駅から始発電車に乗ると、大阪駅に6時14分着。これを前提に新幹線を使わないで行く方法を検索してみた結果がこれです。広島空港経由の経路は、福山駅または三原駅から広島駅までの間を空港バスでつなぎます。安さで選ぶなら1か4、いずれも山陽本線だけを使うルートで5460円、青春18きっぷのない時期、鉄道利用なら最安です。

 ただ、往復ともに山陽本線を使っての日帰りとなると、広島駅を17時5分発の列車に乗らなければならないので、会場の片付けも、2次会もパスということになり、何のために広島まで行ったのか、ということになります。

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 さすが、2倍近くお金がかかるだけのことはあります。新幹線を使うとこんなに広島が近いのですね。これなら余裕で会場設営から参加できます。帰りも広島駅を21時20分に出る列車に乗ればその日のうちに奈良まで帰り着けるので、2次会はおろか、3次会の中盤あたりまで粘っていても大丈夫です。

 ヘタをするとずっと立ちっぱなしで山陽本線を行かなければならないプランでも片道5460円かかるのであれば、高速バスを使うというのもひとつの手です。大阪湊町を午前7時に出る便なら広島駅に12時32分着。普通の列車で鉄路を行くより遅く出て早く着きます。日帰り前提なら、往路は高速バス、帰途は新幹線という組み合わせもアリでしょうし、夜行バスで帰ってくることにスレば、実に往復10700円で行けてしまいます。

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 連れがいるなら、このプラン。ケロ御大と一緒に行くなら、西明石から広島までこのプランを使って往復11000円。でも、ちょっと待てよ、となります。新幹線利用で宿泊を組み合わせたセットプランが18000円ぐらいから売り出されています。そういうものはたいてい2名様以上でお申し込みくださいとなっているので、ならば・・・・・ということですね。最安となるプランよりかなり余分にかかりますが、どうせ一晩「泊」になるのなら、バスで泊まるより広島で泊まって翌日少し遊んでから帰ってくる、というのもいいですね。絶対的な金額の多寡も重要ですけれど、少し余分に出してより有意義に、という考え方も間違ってはいないでしょう。さて、どれを選ぼうか、同行者はいるのか、ちょっとスリリングなところも楽しみの内です。

2014年1月13日 (月)

撮り直し

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 自分の前脚を腕枕にして眠る「くま(仮名)」さん。最近は萬年筆を買う本数も減り、仕事に追いまくられている(=手をつけずに放置した仕事の期限に追われている)せいもあって、萬年筆関連の記事が減ってきています。昨日のWAGNERでも、あの犬の画像を壁紙にしていいですかなんて許可を求められたり(もちろん、どうぞご自由に)、2次会では「あの犬の出てくるBlog書いてるのは私だよ!」なんていうオレオレ詐欺(笑)の現場を見てしまったりと、いろいろありました。我が家の犬たちは2頭ともに女の子なので、ストーカー被害などを防ぐため、ネット上では実名を公開しておりません、と言って笑われていた飼い主でした。

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 例によって例のごとく、F氏からの頂き物です。海洋堂謹製のカプセルQミュージアム、「十二支動物頭骨根付」シリーズ、干支の前半6種はゴールド、後半6種はシルヴァーに塗られたレアなものがある、という話でしたが、これがそのレアな「午」です。しかも、当たりとされる、携帯電話などのイヤホンジャックに挿し込んで使う「ペグ」がついています。それにしてもこのシリーズ、「割れやすい材質なのでぶつけないでね」ということらしいのですが、それでは根付として不適格なんではないか、という疑問が残ります。

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 せっかくですので、銀の午を取り入れましての干支トレド、といきたいところですが、それでは芸がなさ過ぎますから一捻りしてみました。トレドと同様、普通の人はあんまり使ってないよなぁ、というペリカンのペンを使い、一画には午の根付を使っての干支文字です。今回はM750、M760、そして520NNに登場してもらいました。どうせなら全部シルヴァーのペンでいってもよかったのですが、腕のない私が撮ると写真写りが貧相ですのでゴールドに頼ってしまったのです。

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 それにしても、よく焼けてますね。こういうのを見てしまうと、インクを入れて書こうという気がなくなってしまいます。赤く焼けたペン先、実は大好物なのです。昨日のWAGNERでも、目の前でピカピカに輝くPILOTの「冬木立」が売れる場面を見ましたが、やはり銀のペンは黒ずんで、金のペン先は赤く焼けてというのが好みです。普通の人はきれいに磨かれたものを美しいと思い、好むのに対して、これぞまさに「半」ですね。いずれにしても、ペンをたくさん持っている人はしっかりとメンテナンスをしましょう。今回も撮影前に乾いたインクを洗い流していた・・・・・というのは内緒です。

2014年1月12日 (日)

お遊び

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 ケージの柵に手(前脚)をかけて、ぐぃ~んと伸び上がる「ちち(仮名)」さんを撮ろうとして、こんなものを写してしまいました。鈍くさいのでシャッターを切るタイミングがずれたのです。でも、これはこれで面白い、という気持ちがなければ、「半」の道は極められません。

 本日のWAGNER関西地区大会@神戸は、いつものように賑やかでした。「常連」といってもよい人たちに混じって、あぁこの人見たことないなぁ、1年ぶりやなぁなんて人の顔もたくさんありました。萬年筆趣味の裾野が広がっている、というのはいい傾向です。

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 萬年筆研究会の会合に参加してくださる方の思いは、人それぞれです。毎回のように参加している人たちの中には、もはや萬年筆とは違う楽しみを期待しているように見える人も少なくありませんし、実は私もその一人です。最初の頃は皆さんに見せびらかそうとたくさんの萬年筆を持ち込み、そして会場では他の人が持ってこられた萬年筆を一生懸命に見せてもらっていたものです。今は、ほとんどの時間、萬年筆ばかりではなく、いろんな話題で「談笑」しています。そしてこれが、実に面白く、エネルギーをいただけるものとなっているのです。

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 ウサギの形をしたスピーカー。USBもしくは乾電池を電源として、携帯音楽プレーヤーなどの音を再生するとともに、上半身をスイングさせるという、ただそれだけのもの。迷惑じゃんけん大会にもっていこうかと思いつつ、まぁ新春1回目の会合でもありますし、あまりに迷惑なのも、と遠慮したところです。こうやって座らせておくと、上半身をスイングさせた反動で少しずつ上体が倒れてきて、いずれ前向きに転げ落ちるというところがミソです。

 音楽聴くんだったら・・・・・とオーディオに入れ込んだ時期もありました。それこそ電源プラグを差し込む向きで音が変わるぞ、なんて大騒ぎしたり。でも、今はそこそこの音ならばそれでいい、という風になりました。極める、究めるということも大切ですけれど、お遊びとして肩の力を抜いて向き合うことはもっと大切なのかもしれません。

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 お風呂に浮かぶカッパさん。旧くなった皮膚の角質層を取り除く、いわゆる「垢すり」です。別にカッパの目鼻をつける必要はなかったのでしょうけれど、ついていると楽しい。緑色のまん丸なものがただお湯に浮かんでいるよりは、相当に楽しいはずです。こういう遊び心こそは、成熟した文化の象徴。白物家電といわれるものでも、もうこれ以上進化する部分がなくなるとカラーバリエーションがでてくるのです。

 

 迷惑じゃんけん大会に「鏡餅」が出されていて、見事獲得した人はなかなかにクレバーな行動をとられたようです。外箱とか、鏡餅の形をしたカバーとかを捨て、中に入っているお餅だけをお持ち帰り。てっぺんの橙がずっしりとした重みのあるもので、それだけ欲しくなってしまったのは内緒ですが、まぁこういうかさばるものを引き当てたら、とりあえず困った顔をしつつ持ち帰るふりをするのもひとつのお遊びかもしれません。で、ゴミになるものは人目につかない場所で処分する、と。なおその際、駅のゴミ箱に捨てるとケロ御大にシバかれます。

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 2次会だけでは飽き足らず、3次会までやっているメンバー。萬年筆見せ合い始めたら夜が明けるぞ、というほどのメンバーで、ただただ串カツうまいとかいいながら呑んでいる、というのが実によいのです。だいたい、飲食店で萬年筆の調整したり、箸袋に試し書きしたりなんかをしますと、宴会本部長のどーむさんにシバかれます。

 調子の悪いペンをクリニックで調整してもらったり、市場価格より大幅にお得なペンを手に入れたりするだけが、萬年筆研究会の会合に参加する目的だというのでは、ちょっと寂しい感じがしますね。

2014年1月11日 (土)

はなしにならない

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 ツッパッている「くま(仮名)」さん。横向きに寝ていて、家族が帰ってきたので起き上がろうと伸びをしたものの、やっぱりちょっと眠いのでそのままの姿勢を保っている、というところです。もうおばあさんと言ってもよいお歳なので、無理からぬことかもしれません。

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 こんな風に、横向きであるにもかかわらず、天井に近い方の脚は地に着いておりません。もう少しピーンと脚を伸ばしたところを撮ろうとしたのですが、何をやらせても鈍くさい私らしく、近づきすぎてケージを蹴り飛ばしてしまったので、ちょっとびっくりした彼女が脚を緩めてしまったのです。

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 たしかまだ30代だったある日、ラーメンを食べていた私の耳は、たしかに「ポチャン」という音を聞いたのです。ラーメン鉢の上にあるのは私の顔だけですから、スープの中に落ちたものは私の頭部から出た「何か」に違いありません。鈍い私は何とも思わずにラーメンをすすり続けたのでしたが、そこでようやく違和感を感じました。いい加減延び始めた麺なのに、噛み切ることができないのです。

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 その後、どんぶりの中から前歯が1本見つかりました。乳歯から永久歯に生え替わる時代以来、久方ぶりの歯抜けになってしまったのです。理由はもちろん歯槽膿漏でした。仕方がないので怖いオッサンの先生がいる歯医者さんへ行きましたら、まずはレントゲン撮影。そして上がってきた写真を見て、ひたすら首を捻る先生でありました。

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 おなじみのドクロ写真ではありますが、歯と同様に白く写るはずの歯槽骨の部分が真っ黒になっています。やがて先生は、少々怒っているような口調で説明してくださったのです。曰く、黒いのは歯槽骨が溶けてなくなっているということを意味しており、こういう状態になるのは普通は考えられないことである、と。顔面をよく強打するような人、たとえばボクサーなどはこうなることがあるので、ひょっとしてボクシングなどされていますか? とも。首を横に振りながらも、当時は朝、昼とご飯を抜き始めて半年ほどした頃でしたから、多分それも影響しているのだろうということはわかっていたのですが、怖い顔をしたオッサンの歯科医に「栄養状態で何か問題は?」と聞かれても、その事実を告げる勇気はありませんでした。

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 あれから20年以上の時が流れました。抜け落ちた歯の近所もぐらぐらでしたので、結局3本の前歯を抜き、4本分の入れ歯を作ってもらいました。そして今は、その入れ歯も2代目。不思議なことに、最近はレントゲン写真を撮ってもしっかり歯槽骨が写るようになりました。昔、溶けちゃったと言われたのですが・・・・・と、現在お世話になっているやさしげでとっても丁寧なドクターに伝えると、まぁそういうこともありますね、と。そういえば、歯を失って以来、ずっと電動歯ブラシを愛用しています。不器用きわまりない私でも、電動歯ブラシのお世話になると少しはきれいに磨くことが出来るようです。

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 家内が昨年末に泊まったホテルに備え付けられていたという、全周植毛の歯ブラシ。あちこち探し回って、結局近所のスーパーで見つけたのですが、これがなかなかいいそうです。先日も入れ歯をはめ忘れて出勤してしまい、普段以上に聞きづらい授業をしてしまった私。歯がないと栄養を十分にとれないから・・・・・何て心配は一切ありませんが、しゃべる方に支障が出るのは困ります。私らの職業、歯がなくては話になりませんから、歯ナシにならないよう、しっかりと歯磨きをしなければいけませんね。皆様も、どうぞご自愛くださいませ。

2014年1月10日 (金)

今ごろ・・・

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 まだかなぁ、と待っている「ちち(仮名)」さん。長男が起き出してきたので散歩に行ける、と勢い込んでいたのに、朝の寒さに耐えかねて暖をとる長男を見て、少し拗ねているところです。鼻先をケージの柵の間に突っ込むのが癖になっているようで、見ている方としては鼻が痛くないのだろうかと心配してしまいます。

 心配といえば、今日はネタがないなぁ、というとき。このままこのBlogも終わってしまうかもなぁ、などと考えながらいろいろとネタを探します。「萬年筆も登場する犬のBlog」ですから、まずはトップ画像を確保して、ネタになりそうな萬年筆を探し、それでもダメなときはネット上で「今日は何の日」なんて検索をします。

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 あるサイトに書かれていたのは、1949年の今日、公務員の週当たり勤務時間がそれまでの冬33時間、夏39時間から年間を通じて48時間に変更され、当初は遅刻者が数多く出た、ということでした。お役所仕事とはよく言ったものです。午後3時にシャッターの降りる銀行でも内部では業務が続けられていますが、昔は「今日はおしまい」といってさっさと帰っていたのか、あるいは遅出をしていたのか、戦後の混乱期とはいえ、おおらかな話です。

 

 今から30年前、最初に勤めた職場は、朝一番に職員朝礼があって、そのあとに生徒の始業時刻が来るというふうになっていました。けれども、遅刻してくる職員が少なからずいたために、のちに生徒の始業時刻を先にして、朝の会を済ませた後で職員朝礼をもつというように変更されました。この効果は絶大で、遅刻してくる職員は激減したのです。クルマを見ただけでも酔うという人が、校外学習の引率でバスに乗ったときには平気な顔をしている先生がいる、というのもそうですが、私の業界の人たちもしっかりと職業意識を持っているということでしょうか。

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 遅刻してきた人に対しては、少し皮肉を込めて「重役ですなぁ」とか、「え?今ごろ何ですか?」などと言ったりするものです。では、こちらの旧いスワンは、なんで今ごろ出てきたのでしょうか。自分でも笑ってしまうのですが、久しぶりにこのペンを見て、え?いつ?なんで今ごろ?と思ったのです。

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 ご存じの吸入方式もどうやら健在のようです。先日の年末大バザールで見かけた「星合わせ」ほどではないにせよ、そこそこ珍しい吸入方式です。まぁここが生きていれば大丈夫、と思ったのも束の間、ペン先を見てしばし絶句してしまったことでした。

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 えっ、シェーファー?ということかと思いました。でも,この下手くそな写真でも、よく見ればおわかりいただけることでしょう。作った人の責任ではない、ということが。だいたい、切り割りの線がはっきりと見えすぎていますね。最初はこれ、インクがついているのだと思いましたが、それは希望的観測に過ぎませんでした。

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 音速を超えて飛ぶ、とかいう土去年の飛行機のようような名前。そういうペンだったのか、とも思いました。お辞儀は日本の文化ですけれど、イギリス紳士にもそういう流儀があったのか、とも。世の中、そうそう都合よく行くはずもありません。

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 さて、明日の神戸にもこれを持ち込んで、皆さんに笑っていただくことにしましょう。いつこうなったのか、落としたりぶつけたりした覚えもないので、ひょっとしたらキャップの中で衝突していたのかもしれません。いずれにせよ、あぁ今日はなんにもネタがないなぁ、と思っていたのに、萬年筆ネタになってしまったのは文字通り怪我の功名でありました。

2014年1月 9日 (木)

お守り

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 丸くなって眠る「くま(仮名)」さん。京都へ行きました折に、黒いものがくるくると回るのを見ましたので、こういうトップ画像にしてみました。部屋の中は暖房がよく聞いていて、びろ~んと伸びて寝ていても寒くはないはずなのですが、やはりこうやって丸まってしまいます。けれども、人が寝返りを打つのと同じで、そのうちフゥ~っと息を吐いて伸びをし、仰向けにひっくり返って伸びてしまいます。根っからのお座敷犬、警戒心のかけらもない彼女です。

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 こちら、京都は梅小路蒸気機関車館の新春恒例「頭出し」です。扇形機関庫に収まっている蒸気機関車の先頭部分を転車台の方へ数メートル引っ張り出して展示するもので、なかなか壮観ではあるものの、普段は開放されている運転台の見学などは出来なくなります。日本の鉄道百年、なんてことで開館した当時は、扇形庫と転車台の間のアスファルト部分もなく、ただの線路だけでした。「ついこの間まで」実際に業務で使われていた機関区を博物館にして公開したのですからそれも当然です。そのことを思うと、この40年ほどでほんとうに立派な、普通の人でも楽しめる施設になったと思います。

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 梅小路蒸気機関車館への入場者のうち、受験生あるいはその関係者がもらうことのできるお守りがこちらです。合格祈願の硬券と、石炭ひとかけら、そして砂をセットにしたものです。100トンを軽く越す機関車といえども、鉄の車輪と鉄のレールとの摩擦で走るのですから、客車や貨車が重ければ、あるいは勾配がきつければ空転してしまいます。 蒸気機関車というと誰もがアホのひとつ覚えみたいに口にする「D-51型」などは、登場した当時、重さの割に出力が大きすぎて空転しまくるというので大いに嫌われたのだそうです。そんなこともあって、機関車には砂撒き装置が装備されています。現役バリバリの電車などでも、同様の装置を装備しているものがあるほどです。「スベる」のを防ぐのが砂なのです。下の写真、小さな車輪の右、動輪の直前に砂撒き管が見えています。

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 ではもうひとつの石炭は何でしょう。石炭は英語で「coal」。カタカナで書けばコール。え?コール、コール、コール、コール、ゴール!バンザァイ!、ってな訳です。実にしょうもない駄洒落ですけれど、このお守りを受け取って見事合格した人が、梅小路蒸気機関車館にお守りを返しに来れば、引き替えに記念品がもらえるという、リピーター獲得のためのグッズだったりもするのです。

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 この硬券もまた、うまいですね。切符らしく有効期限も書かれています。だいたいから切符というもの、それをもっている人が改札を「通れる」わけです。よくできてます。通るためのもの、滑らないためのもの、ゴール。おめでたい三題噺です。

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 個人的にツボだったのは台紙の裏側に貼り付けられたこの小さな袋です。石炭や砂を小分けにしてこの袋に入れ、それをポケットに入れて受験会場へ行ってください、っていうことでしょうか。小さな心遣いですけれど、元日本国有鉄道だった組織でもその気になれば出来るんですね。

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 台紙は釜焚き口を模したもの。ですのでこのお守りは、「燃えろ、受験生!」なのです。けっして「萌えろ」ではないところに注意が必要です。で、なんで私がこのお守りをもらうことが出来たのか。それはもちろん、受験生70人をかかえる中学3年生の学年主任だからです。そういう名目でもらってきましたので、近いうちに生徒たちの目に触れるところに展示してあげようと思っています。

2014年1月 8日 (水)

神馬

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 一見すると腕(前脚)枕をして寝ているように見える「ちち(仮名)」さん。なんかゴソゴソやってるなぁ、と思って見たときに、一生懸命に身繕いをしていたので慌てておさえた1枚です。前脚で顔の周りをこすり、その脚を舐めてはまたこする、ということを繰り返しています。よく、猫が顔を洗うなどといいますが、犬だって同じことをするのです。

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 日本中、それがなければ話にならない、という感じになってしまっているのがゆるキャラ。みうらじゅん大先生が取り上げられた頃にはそれなりに話題性のあるものでしたけれど、今はもうゆるキャラなんてあるのが当たり前。そもそもゆるキャラと言われるもの、それを産みだした側が「ユルい」と思っていないのに、なぜかユルくなってしまっている、というところがポイントだったと思うのですが、昨今は初手からユルさを狙う傾向があって、ちょっと良くない傾向であるな、と思います。

 何でもそうですけれど、流行る前に着目して楽しむのが良いのです。流行りまくって、小学生や幼稚園児までが口にするようなものを、大の大人が喜んでいてはいけません。「お・も・て・な・し」とか「倍返し」とか、いい大人が喜色満面で言ってるのを見ると悪寒が走ります。

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 正月早々、この像を見るために滋賀県まで行ってきました。現在は近江八幡市となっている加茂町、ここは奈良時代に国営の(馬)牧場が置かれたという、馬にゆかりの深いところで、そこにある賀茂神社は馬に関係のある仕事をしている人たちの信仰を集めているそうです。実際、見た感じは昔から集落の人たちに信仰されてきた鎮守という感じの神社ですけれど、馬場もありますし、この神馬像は作られた当時日本最大の大きさを誇ったものだということです。

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 で、その神馬像大きさランキング、現在はどうなのか、ちょこっと調べてみた限りではわかりませんでした。例年、干支に関係のある初詣ポイントを紹介してくださっているこちらのサイトがネタ元なのですが、そちらでもやはり「作られた時点で」最大と紹介されています。この神馬像の横腹についている紋は京都の上賀茂神社などでも見られるものですので、やはり馬やそれに関係のある仕事に携わる人たちに縁のあるものなのでしょう。

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 その上賀茂神社にいる神馬がこちら。上賀茂神社の鳥居前にある神馬堂で、有名な焼き餅(葵餅)を買い、その包み紙をあわせてご紹介、という風に出来ればよかったのですが、お正月だからなのか、それとも早々に売り切れたからなのか、お昼過ぎに行ってみたときにはお店が閉まっておりました。それで、腹いせに今宮神社へ行き、ちぎり餅を食べて帰ってきたという、何とも締まらない話です。

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 小さくちぎったお餅にきなこをまぶして焼き、たれを絡めて出されるちぎり餅。今宮神社の前にはちぎり餅を供するお店が2軒あり、串の本数もお値段も、そして味も(たぶん)同じです。どちらかといえばきれいに見える方のお店に行列が出来ていましたが、実は待ち時間も両方のお店でそんなに違わないようでした。共存共栄、どちらのお店にとっても今の状態が丁度よいのでしょう。葵餅ともう一つ、京都で買いたかったものが買えなかったので、近いうちに再度チャレンジです。

2014年1月 7日 (火)

福袋

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 ほどよく濡れた鼻先、ぴょーんと伸びたお髭。思わず顎の下あたりに手を差し入れてこちょこちょしてやりたくなる可愛らしさ(親ばか)ですが、「くま(仮名)」さんもそのあたりは先刻ご承知のようで、寝ているように見えてしっかりと目を開けています。白目が見えないことが重要で、それは寝ているのかどうかを相手に知られないためなのだそうです。さぁ今日は徹夜で頑張るぞ、と仕事を持ち帰っても気がつけばこたつむりになって朝を迎える、というようなことでは、自然界に出ればすぐに死んでしまうのでしょうね。

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 一応ネタにしなければ、と思っていたヴィレッヂヴァンガードの福袋。気がつけば今日は七草がゆを食べる日で、お正月も終わってしまいました。始業式をして、大掃除をしたら生徒たちは下校、というだけの日だったのに、目の回るような忙しさだったのは、冬休みの間何もしないで文字通り「休んで」いたからでしょう。仕事は8割以上段取りで決まるのだとはよく言われることですが、私の仕事はどこもかしこも急峻な斜面や崖になっていて、どこにも段がありません。

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 この袋は重たいから「当たり」だと、まるで意地悪じいさんみたいなことを言いつつ娘が選んだ袋を重たくしていたのがこれ。ヘッドフォンをかけたウサギさんの形をしたスピーカーというややこしいものです。音を流すと踊るんだろうか、なんて思いつつも、説明文が小さな文字でしかも英語なので確かめることもなく放置。こんな大きなものをiPhoneにでもつないで音を流していたら滑稽で、ヴィレッヂヴァンガードっぽいとは思います。

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 それを装着するとレトロなカメラっぽくなる、というiPhoneのケースや、これまたiPhoneにとりつけて自立させるスタンドなどが入っておりましたが、そんな中に、なんで調味料入れが混じってるんだ、とよく見ると、その名前がまた「靴紐」です。大きさは手の大きな人ならかろうじて握りこんでしまえる程度。ランニングをする人の給水用ボトルのようにも見えます。

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 で、中には防水の腕時計が入っておりました。たとえランニング中であっても、このゴムのバンドというのは暑苦しく感じてしまいそうです。そういえばずっと以前に妻が買ってくれた腕時計も、バンドがゴムだというだけでつけてみることもせず放置して,そのうちどこかに行ってしまいました。

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 かつて、そこに行けば何とかなる、そこには何かが必ずある、と思わせてくれた東急ハンズが普通のお店になってしまった今、ヴィレッヂヴァンガードにはおおいに期待したいところですが、福袋の中身はけっこう普通でした。そんな中、個人的にお気に入りとなったのはこのレモンホルダーでした。

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 ただただ、レモンを入れて持ち歩くための入れ物です。以前、バナナホルダーというのが少しブレイクした時期がありましたが、レモンを持ち歩いてかじるといいのでしょうか。結構大きめのレモンでも入りそうです。で、酸っぱいものが嫌いな私がなんでこれを気に入ったのか。もうおわかりですよね。そう、何といってもレモンの入れもん、なのですから。

2014年1月 6日 (月)

アカんなぁ・・・

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 あぁ、もうアカン、寝る、寝てまう・・・・・という感じの「ちち(仮名)」さん。とキャプションをつけると、何ともほほえましい感じ、温かい感じの写真となります。何コマか連続して撮っている打ち、2コマほど前に撮ったものを見ると、それとは違う感じに見えてしまうことがあります。

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 大の大人が夜の公園でブランコに揺られている、時代劇で思い詰めた人が橋の上にたたずんでいる、そんな表情に見えなくもありません。写真は被写体を撮っているようでいて、実は撮り手の心を写しているのだ、とよく言われます。しかしながら、このコマを撮ったときに限らず、私は常に現実逃避、甘え全開ですから、ちょっと時間が空くといつもこんな顔をしています。「早く楽にして欲しいな」という表情なのかもしれません。

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 今年の干支トレドは例年以上にぼやけた出来で、それを撮り直そうという気力もないまま掲載してしまいましたので、「表情」ということでM710を2本並べてみました。羽を大きく広げているペリカン、その表情を見比べてみてください。巷間よく言われるように、やはり違います。手作業で彫られていればこその違いですが、トレドを複数並べて見比べるなんてことはないのが普通ですから、それぞれの人が自分のトレドを「実に良い表情だ!」と愛でていれば済む話です。

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 ほとんどやけくそで、今度はM700の三連荘。ペリカンそのものだけでなく、周辺のものについても、彫りに違いがあるというのがおわかりいただけるでしょうか。ここらへんのトレドを手に入れた頃は、ちょっとオークションを張っていれば、私のような者でも手を出せるようなお値段で落とせたものでしたが、最近は「やったぁ!」ということは滅多にありません。それでいて、終了時刻に他のことに気をとられていたり、爆睡していたりしたときに限って、とってもいい条件で落札されていたりするものです。

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 今日もまた、子どもたちを怒鳴りつけるということをしてしまいましたが、「だいたいお前はなぁ・・・・・」と言っている、その中身はまさに自分がやっている、あるいはやってきたことそのもの。妻が子どもを叱っているのを聞くと、きゅんと身が縮んでしまうのと同じで、子どもが不出来なのではありません。私の子どもたちは、むしろ良く出来た私のコピーであるが故に、何をやってもうまくいかない、上手に出来ないという状況にあるのでしょう。自分自身が好きになれるような自分になる、そういう努力をしてこなかったツケが子どもたちに回ってきているわけで、申し訳ない気持ちで一杯です。

 ただ、トレドの彫りがそれぞれに違って、それぞれに良さがあるように、3人の子どもたちにもそれぞれの良さがあるのでしょう。そこが私との大きな違いです。私は親の期待にも、社会の期待にも応えることが出来ないまま、あとは腐っていくばかりですけれど、子どもたちにはまだまだ未来があります。それだけで良しとすべきなのかもしれません。今はただ、自分と同じようなことをしていればしっかりと叱って、あとは成長するにつれて親の影響が薄れていってくれることを願うばかりです。

2014年1月 5日 (日)

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 ぐっすりと眠る「くま(仮名)」さん。ケージの扉が開いていて、こちらに飼い主がいるという状況。少し前であれば、飛び起きて出てくる彼女でしたが、最近はそんなこともありません。ドッグフードを買いにお店へ行くと、「7歳以上の愛犬に」などと書かれたパッケージが目につきます。新陳代謝がさかんな犬は、成犬になるのも早いかわりに、老いて死んでいくまでの時間も短いのです。可愛い可愛い、お前がいなくなったら・・・・・なんて思いますけれど、いつかはそんな日が来るのですね。ペットロス症候群なんて、自分はそんなアホなことにはならん、と思っていましたけれど、案外ヤバいのかもしれません。

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 こちら、大阪のさるお家に里子に出されて可愛い猫のコンテストに参戦した「ハナ(実名)」ちゃんです。蒸し暑い季節に汗を垂らしながらみんなで得票活動をした甲斐あって、こうしてカレンダーに登場することになりました。このコンテスト、毎年主催してくれているのは、冷凍食品に何ぞよくないものが混じっていたということで話題になっているあの会社のグループ企業です。どうすれば票が集まるのか、そういう興味もあっていろいろと活動してきましたけれど、広告目的のコンテストですから、出来レースの要素があるのもまた当然のことだと思います。エントリーしているたくさんの可愛い猫たちには何の罪もありませんが、いろいろと不思議なこともありました。

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 猫のコンテストでも,わずか数分で数百票も集まるという信じられないことがあって、一体これはどういうカラクリになっているんだろうという、むしろその技術的側面に大いに興味をひかれたものでしたが、拙Blogのアクセス解析にも半年に1度ぐらい、こういう変なデータが現れることがあります。左の方、背の低いグラフは過去5日間のページビュー数で、平均すると1日600前後というところですが、今日だけ無茶苦茶な数字になっています。実際これだけの数の人に見てもらったとは思えないので、何かがおかしいのでしょう。1回こういうのが出ると、その後数ヶ月の間、グラフの目盛りがこれにあわせて荒くなってしまうのがちょっと嫌だという程度のことですが・・・・・。

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 鉄道に関する知識もロクになくて、ただ単に流行に乗ってるだけちゃうんか、という「迷惑撮り鉄」にはわからないと思いますが、ちゃんとした「鉄」ならわかるはず。1両だけ、ドアが開いていることを示す表示灯が点いています。湖西線経由敦賀行きの新快速電車が京都駅を発車しようとしたまさにそのとき、車内で非常ボタンが押され、列車は緊急停止。しかし、このあと車内を確認するまでに異様に時間がかかりました。駅係員の方が先に到着したものの、車掌が来ないためドアが開けられません。発車直前、このドアは私の目の前にあって、動き始めた電車の中でおばあさんが座席を移動しようとしてよろめいた・・・・・というところまでは見えたのですが、どうやらそのおばあさん、そのまま倒れてしまったようです。

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 ホームにあるキャリーバッグは、たまたま列車を待っていた救命救急士の資格を持つ男性のもの。数分後、こうしてドアが開くと、男性は持参していたゴム手袋をはめて車内に入り、応急処置をされていました。倒れたおばあさんは担架ではなく車いすに乗って運び出されていましたので、大きなことにはならなかったようですが、車内から非常コックを扱ってドアが開けられるまで5分以上かかっていたのは問題でした。車内にも「鉄」がいた模様ですが、このタイプの車両はよくわかる場所にドアコックがないので、手が出せなかったようです。そして私は、この後に入ってきた列車に乗って、写真のようなどこまでも畑ばかりが広がるところへと向かったのでした。

2014年1月 4日 (土)

いざ鎌倉

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 身繕いに余念のない「ちち(仮名)」さん。こうして犬たちの様子を見ながらゴロゴロしていられるのもあとわずか、もうすぐお仕事が始まります。今の職場にお邪魔して9ヶ月、ほとんど何の役にも立たないばかりか、いろいろと問題ばかり起こしてきたような気がしてなりませんが、せめてこの1年をしめくくる最後の3ヶ月だけでも、もうちょっとマシな仕事ぶりで過ごしたいものです。にしても、犬は羨ましいなぁ、という気持ちもぬぐえません。やはり私は「根がナマクラ」なんでしょうね。

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 ほんの1週間前のことなのに、もう去年の出来事。WAGNER年末大バザールの翌日、某総長にご案内いただいて、鎌倉一帯を散策させてもらったのですが、そのとき目にとまったのがこちらの風見犬。場所は北鎌倉駅から鎌倉駅方面に少し歩いた線路沿いですが、後から調べてみると、線路を挟んではいますが、ちょうど「縁切り寺」のあたりだということに気づきました。グレープの名曲ですが、曲とは逆コース、縁切り寺の方から源氏山の方へと歩いて行きました。

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 音楽ネタのついでに、鎌倉学園です。建長寺に来て、まず目にとまったのが鎌倉学園というあたり、不信心を絵に描いたような人間ですね。ここ建長寺は座禅の普及に熱心に取り組んでいらっしゃるようで、おかげで今まで全然知らなかったことを目にすることができました。座禅というと、只管打坐、ただじっと座るもの、あるいは自身の疑問とするところをひたすら考えるもので、その座ること自体が辛いものというイメージがあったのですが、「辛い思いをして座る」なんてことは座禅の本質とは無関係なものだったようです。

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 座禅にこのような座布団が使われるということも知りませんでした。脚が痺れるとかいうことを第一に気にしているようでは、とても瞑想など出来ません。そういう意味で非常に合理的な座布団です。私などは座って1分もしないうちに警策で打たれることでしょう。雑念が人間の形に固まっているような私ですから、座禅とは無縁のまま死んでいくのでしょう。一見楽そうではありますが、この座布団に腰を下ろして姿勢を整え、呼吸を整えてじっと座る、考えただけでも難しそうです。

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 建長寺から更に歩いて鶴岡八幡宮、そして鎌倉駅へと向かう途中、こんな暖簾を見ました。関東なのに「豚まん」とはなかなか感心なお店です。いろいろご意見はありましょうけれど、あれはやっぱり「豚まん」であって、けっして「肉まん」ではない、と思います。実際、近江牛で有名な滋賀県の長浜あたりでは「近江牛まん」なども売られています。お肉というと牛の肉、豚の肉はやっぱり豚、という地域で育ったので、豚まんというのを見るとうんうんと頷いてしまいます。

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 鎌倉駅から江ノ電に乗って、長谷の大仏さんを見学。以前来たときは自由に大仏さんの胎内に入れたような気がするのですが、今回は順番待ちの行列はあるわ,拝観料20円は必要だわで、少々面食らいました。これだけ情報があふれるようになると、知る人ぞ知る,なんて場所はどんどん少なくなっていって、世界中どこでも、誰もが知っている,なんてことになっていくのかもしれません。便利ですけれど、少し寂しい気がしますね。

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 それにしても、この調子では日本全土が中国のものになってしまうんではないか、というほどに、どこへ行っても中国語ばかりが聞こえてくる1日でした。かつて日本が経済成長を遂げて日本からの海外旅行者が増えた時代、現地の人たちもそう思ったのかもしれません。欧米人が海外をウロウロしていてもお互い危機感を持たないくせに、アジア系の人が目立ち始めるといろいろと不平不満が出てくる、まだまだ現代の社会は欧米が作り上げた枠組みから抜け出せていないのかもしれません。

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 鎌倉では、例のTUZURUさんなども覗いてみたかったのですが、なにせ年末の30日、まともなお店はほとんどがお休みに入っておりました。ここのところ、年末年始といえども普段行くようなお店がほとんど営業していることになれていたので、アァここも休み、これもダメ、というのはある意味新鮮な経験でした。

 このあと、江ノ電と湘南モノレールで大船へ。まだ撮影所があった頃、お昼を食べに入って印象に残っているMICASAというレストランを訪ねたのですが、これもまたお昼と夜の間の休憩中。結局、何をするということもなく都内に戻って、表参道あたりを少しうろついてから帰途につきました。いつもは奈良を訪ねる人をあちこち連れ回している私ですが、逆に連れ回していただけるというのも新鮮な経験でした。次回があるとすれば、やはり三崎かな。

2014年1月 3日 (金)

谷中散策

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 飼い主が寝正月を決め込んでいますと、飼い犬もおつきあいしてくれます。ケージの扉が開いていても知らん顔で、自分の寝床が一番快適、とばかりに寝ている「くま(仮名)」さんですけれど、飼い主がリヴィングルームに出てきてゴロンと横になると、すすすっとケージから出てきてはこうして添い寝をしてくれます。しかしながら、彼女は飼い主の腕を枕にして寝るのがお気に入りなので、それをやられると飼い主は身動きひとつできない苦しいひとときを強要されてしまうのが難点といえば難点。けれども、可愛くてたまりません(親ばか)。

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 あれ、これは・・・・・という1枚。こちらのBlogの、しかも1月4日付けのエントリーに出ていた写真と同じ題材です。平成20年(2008年)の秋にスタートしたこのBlogですが、その頃には結構な数の萬年筆系Blogが「ほぼ毎日更新」だったことを思うと、昨今は少し寂しい状況であるとも言えます。

 拙BlogとBromfieldさんのところとは兄弟Blogとも言える関係で、どちらかが毎日更新をやめたら相手方も気が楽になる、ということなのですが、これがなかなかどうして、お互い楽にはならないまま、ずるずると5年以上が過ぎました。思えば、恵比寿の居酒屋で、教育関係者ばかり3人が3角形の変なテーブルに同席したのが出会いでしたが、そういう変な出会いはやっぱり変な付き合いとして続いてしまうものなのでしょうか。

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 日暮里の駅を降りて坂道を下り、ひょいっと横道に入ったところにひっそりと、そのお店はありました。奈良でも蕎麦が食べられないわけではありませんし、実際、我が家の近所にはうまい蕎麦屋が2軒もあります。けれど、やっぱりお江戸に来たからには蕎麦を手繰りたいところです。鴨せいろの鴨で呑みながら・・・・・なんてことも頭をよぎったのですが、この時期限定、しかも日によってはないかもしれないという粗挽きの二八蕎麦をいただくことにしました。

 1枚にしておきますか、それとも・・・・・と聞かれる前から、2枚頼もうと決めておりました。蕎麦で腹一杯、というのは無粋なのかもしれませんけれど、やっぱりしっかりといただきたい。今を逃すと、この先いつこのお店にお邪魔できるかわからないし・・・・・という田舎モンならではの事情もありました。そしてやっぱり、2枚頼んで正解でした。コートがなくても歩けそうないいお天気、真っ昼間からお酒を呑みつつ蕎麦を手繰るなんていうのは実に贅沢です。

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 奇しくも今日、1月3日というのは戊辰戦争開戦の日でありますが、こちら谷中の経王寺は、敗走した彰義隊をかくまったということで官軍の砲撃を受け、そのときの弾痕が山門に残っています。大きな霊園があることと、あちらこちらのお寺があるためでしょう、谷中界隈を歩いていると常にお線香の匂いがして、それがまた実にいい雰囲気です。日暮里の駅から続く商店街共々、また訪ねてみたいと思わせてくれる街でした。

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 ぶらぶら歩きの途中で、ふと目にとまったお店の看板。何のことはない、蛙さん関連のグッズを扱う小さなお店なのですが、萬年筆趣味界ではケロリンという名前に反応してしまう人も少なからずいることでしょう。

 さて、この次東京にお邪魔できるのはいつのことか、有力なのは3月のペントレあたりでしょうか。けれども、3月といえば私の業界は一番忙しい季節。早め早めに仕事を片付けて、心置きなく休日を楽しめるような、そんな1年にしたい。動機はやや不純ながら、今年一年の抱負をこのように語っておくことにします。

2014年1月 2日 (木)

月の沙漠

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 大きく目を見開いて、目の前のケージの柵をかじる「ちち(仮名)」さん。何枚か連写したのですが、絵としては半眼になっている方が可愛らしく、彼女の魅力が出ていると思ったものの、何せお正月、ここは勢いよく、昇る日のごとくかっと目を見開いている方をとりました。寝正月を決め込む飼い主がリヴィングでゴロゴロしているので、「くま(仮名)」さんはケージから出てきて添い寝をしてくれます。「ちち(仮名)」さんには出来ない芸当なので、いろいろな飾り物もある時節柄、彼女は籠の鳥。そのストレスで柵をかじっているのかもしれません。

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 おめでたく、吉例の干支トレドでございます。子どもの頃、お正月2日は「初荷」だと教わりました。大晦日の喧噪が嘘のように静まりかえった街。それも元日だけのことで、2日になればお店に向けて荷物を運ぶ人たちが働き出すのだということでしたが、今の時代、そんな話は通用しません。今や、お正月にしっかり休むのは大部分の医療機関とお役所ぐらいのものとなりました。お医者様でも、当番となればお正月からお仕事です。当方はまだまだ寝正月。妻に「どこかへ行くのか?」と聞かれてもこれといった企画もないという状態。年々、お正月の過ごし方がナマクラになってきている気がします。

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 ほろ酔い気分でとったせいか、金の午、銀の午ともにブレたような、ボケたような感じですけれども、これこそ私らしさなのかもしれません。少しだけ、昨年の干支からの引き継ぎという意味も込めたのですけれど、考えてみれば干支の引き継ぎなんてのは例年暮れに行われるものでした。そして何より、月の沙漠を行くのは午ではなくて駱駝でした。正月早々、相当にボケておる私です。

2014年1月 1日 (水)

明けましておめでとうございます

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 例によって例のごとく、寝正月を決め込んでいる飼い主と、無理矢理のコスプレをされても我慢して付き合ってくれている「くま(仮名)」さん。例年のように半身を覆うようなコスチュームですと着せるだけでも大変なので、頭につけるかぶり物ならどうだろう、ということでしたが、やはり我が家の犬たちは嫌がりまくっておりました。

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 かぶり物は2種類ありますので、もう一つの方は「ちち(仮名)」さんにかぶってもらおうとしたのですが、やっとの思いで装着しても、激しく首を振って振り落とし、噛みまくる始末。このままでは破壊されてしまうので、無理矢理に取り上げようとしているところです。仕方がないので、こちらのかぶり物も「くま(仮名)」さんにかぶっていただくことになりました。

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 はい、こんな感じ。午年ですので、片方はお馬さんそのもので、もう一方がこの絵馬。馬と入ってれば何でもいいのかというツッコみつつ、両方とも買ってきてくれた家族に感謝です。この手の商品が店頭に並ぶのはハロウィンが終わった頃ですので、早めに確保しないと手に入らないのですが、昨年はとてもそんな余裕がありませんでした。長くいればいるほど周りに迷惑をかけますので、頑張って毎年異動希望を出して早く転勤しなければなりません。人もうらやむすばらしい職場ではあっても、私の能力ではとても勤まりません。

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 一部の地方では、元日の未明に初詣に行っていただいてきた火を使ってお父さんが雑煮を炊く、という習慣もあるようですが、我が家のお父さんは雑煮ができあがってから食堂に現れます。そしておもむろに萬年筆を取り出して、家族それぞれが使う延寿箸の袋に名前を書くのです。私が子どもの頃は、サインペンではありますがやはり父親がやっておりました。そしてこのあと、おめでとうございますと言い合ってお屠蘇です。薬局で売られている屠蘇散をつけておいたものよりも数段おいしく、普通に呑むことが出来た今年のお屠蘇。正解でした。

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 ワンコのお節って何やねん、とツッコみつつ買ってきました。素材は北海道厳選ですので期待が高まります。練りものが大好きな我が家の犬たちが喜ぶようなものが入っているのでしょうか。 

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 お品書き。きびなごはごまめ(田作り)の代わりなのでしょうけれど、我が家の犬たちは毎食出汁じゃこをもらっていて、特に「ちち(仮名)」さんはあまり好きではないようなので、これは期待薄。それに、某師匠と犬には甲殻類を食べさせてはいけないという掟に逆らうかのように、海老という文字が躍ります。

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 中段のパテと伊達巻きのようなものは、きちんと包丁で半分に切って分け与えました。案の定、きびなごは不人気でしたが、海老を食べても体に変調を来すようなことはありませんでした。しかしこんな犬用のお節ではなくて、人間様の食べているお節の方が欲しい、と狙っていた我が家の犬たち。そんなもの食べてると体に悪いですよ。

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 昼下がり、お昼寝から覚めたあたりで妻が紅茶を淹れてやろうというので、アールグレイをホットで、とお願いしました。本当は気をつけをして着衣を整えてから口にしなければならないのですが、お正月ということで特別です。

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 配達された年賀状を見て、皆さんきれいな字をお書きになるなぁ、と感心しつつ、情けない気持ちになりました。買っただけで全く使わなかったほぼ日手帳から再生したメモ用紙を使って、まずはまっすぐな線を1本。この線を意識して、漢字を書いてみました。

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 やっぱりダメです。字が笑っています。若き日の森田一義氏は、「お前のペットは笑っている」といわれてトランペッターになることを断念したそうですが、字が笑っているからといって文字を書くのをやめるわけにもいきません。こうしてみると、まっすぐな線をまっすぐにかけないのですね。正の字の縦画、これはたまたま線の上に来ましたが、10回書いて8回ぐらいは線から外れます。字が歪んでいる人は性格も、とか、字はその人を表す、なんて言われ続けて半世紀。灰になるまで、治ることはなさそうです。

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