マルガリータ
当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。
ん、なぁに?という表情で食卓の方を見ている「ちち(仮名)」さん。おそらくこのときは、食パンをトースターに入れようとしているときだったかと思います。我が家では古色蒼然たるサンビームのトースターが現役で活躍中ですが、パンを入れると自動的にすぅっと下がるはずのものがうまく動かないときがあります。それであぁでもないこぅでもないとやっていますと、食パンの匂いをかぎつけて彼女たちが騒ぎ出すのです。焼き上がってマーガリンなど塗ろうものならもう大変で、それは私たちのものだと言わんばかりにくれくれと鳴いて困ります。やはり犬はきちんと躾けておかないといけませんね。
今日11月20日は「ピザの日」です。そう決めたのは何と凸版印刷。イタリア王妃であったマルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァという人が、「バジリコの緑、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤がまるでイタリアの国旗を表しているようだ」と気に入って自分の名前をつけた、なんていう話がWikipediaなどに出てきます。萬年筆界でマルガリータと言えばあのペンですけれど、残念ながら私の手元にはありません。
だいたい、この荒い感じの軸の彫りが好きになれないのです、なんて負け惜しみを言っておりますが、くださるという方があればいつでもいただきます。何度か目の前に現れたことがあるのですけれど、結局自分のものにするところまではいきませんでした。M1000ベースなので手に合わないんじゃないか、と言うのも大きな理由の一つです。
その点、こちらのシャルロッテはM800ベースで、軸の彫りもきめ細やかなもの。きれいに燻そうとこの軸を丸ごと硫化液につけてエライ目に遭った御仁がありましたが、それもこの細やかな彫りがあるからこそなのです。
BBのペン先がついているので、濃いめのブルーインクを入れていたずら書きをしては、きれいに出る濃淡を楽しんでおりました。もうかなり長い間、インクを抜いて保管してありましたが、久しぶりに書いてみると、あの頃のように太くて面白い筆跡が出ません。
はて、これはどうしたことか。当時はセーラーのインクを入れていたのですが、写真はウォーターマンのブルーブラックですので、そういうことも関係しているのかもしれません。あるいは、萬年筆になれすぎて、少々のものでは何とも思わなくなっている、ということなのでしょうか。それはさておいて、久々に握ってみたシャルロッテは実にいい感じで、またインクを飲ませて毎日使ってみようかな、という気にさせてくれます。ここら辺が、字を書く手は1本しかないのに何本も萬年筆を集めてしまう原因のひとつなのかもしれません。
ウォーターマンのブルーブラックはとてもフローの良いインクなので、線が細く出るのは他に要因があるのではないか?と思います。
ここは逆転の発想で..万年筆やインクが原因ではなく、つきみそうさんの筆記角度やひねり角度が以前と変わって、ペンポイントの太く書けるスポットを使えていないのではないか?と推理したのですが如何でしょうか?
投稿: すいどう | 2013年11月21日 (木) 21時00分
こんばんはです。
セーラーは、ちょっとねっとりしたインクですよね。
ウォーターマンのさらさらとした感じではなく。
インクの相性でしょうか、分かりません(笑)
でも、調整によって合うインクは違うというのはありますね。
投稿: 関船 | 2013年11月22日 (金) 01時17分
すいどう さん
自分でも嫌になるほどの悪筆ですので、その可能性は非常に高いと思います。最初にこのペンを手にしたとき、あまりにペン先の幅が広いので引っかかりまくって難儀した記憶もありますし。
投稿: つきみそう | 2013年11月22日 (金) 07時03分
関船 さん
インクの影響・・・それもあり得ますね。本当に達人が墨で書いたような濃淡がきれいに出ていたのが、普通に中字くらいのペンで書いたような字になってしまいましたから。いろいろと試してみようと思います。
投稿: つきみそう | 2013年11月22日 (金) 07時04分