文具の日にちなんで
当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。
ドラキュラみたいに犬歯をむき出しにして、すやすやと寝息をたてている「くま(仮名)」さん。日を追うごとに寝ている姿に締まりがなくなっていくように感じますが、それも歳のせいでしょう。食欲もありますし、ここぞというときにはむちゃくちゃ元気ですから、衰えているというよりは落ち着いてきたといってあげるべきなのでしょう。
今日は文化の日。そしてまた、文具の日でもあるそうです。それにちなんで、まともな目的に使うために変な文具を買い、まともな文具を変な目的に使うために買いました。買ったのは奈良で呑むならやっぱりここでしょう、という街にある文房具屋さん。その昔は川口師によるペンクリニックを開いたこともあるという、おそらくは奈良で一番の品揃えを誇るお店です。
大昔からあるボールペンが組み込まれた指示棒。ボールペンのキャップは普通白い帽子ですが、これは手の形になっていて、ペンのお尻にあたる部分には「One Piece」の主人公である麦わらのルフィがあしらわれています。彼は海賊ですが、「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べ、一生泳げない体になる代わりに、全身が伸び縮みするゴム人間となっています。伸び縮みするので、指示棒に使われてるのですね。
ゴォムゴムのぉ~、と言いながら指示棒を伸ばすと、中学生には失笑されると思いますが、小学生なら相手にしてくれるでしょう。いわゆる「つかみ」に使えますね。私が授業を担当しているのは小学3年生と4年生なので、まだまだいけます。それに、再来週には出張で抜ける先生の代打として2年生にも授業をする予定なので、こういう「飛び道具」はいくつかそろえておきたいところです。
先端部の指先が割れていて、ここに紙を挟むこともできますよぉ、という商品です。変なモンにぞくするものかと思いますが、これを買ったのはあくまでまともな目的に使うため。変なモンはまともなことに使ってこそ値打ちがあるのです。
こちらはいたって真面目な商品。A4サイズの紙を、比較的きれいな状態で持ち歩けるようにするためのフォルダーです。女性のハンドバッグとか男性のセカンドバッグなどにA4の用紙を入れて持ち運ぶ際、これに入れておけば「きれいに」折れた状態になります。予定外に紙の縁が折れ曲がったり破れたり、あるいはしわくちゃになったりすることがありませんよ、というもので、本当に真剣に企画された、おぉ、これはよい、と思える商品です。
大きさは、いわゆるA4ファイルサイズの3分の1といったところ。よく使われる長形3号の封筒と同じくらいです。私はふだん、A4サイズが収まる鞄で通勤していますので、こういうものは必要ないのですが、別の邪悪な目的のために購入しました。
何やっとんねん・・・・・ですね。これはこちらのページで公開されているiPhone版Wizardryともいうべきゲーム、Sorcererには必須の、地下迷宮のマップです。休日にどこかへ出かける場合、ル・ボナーのオブレやペーパームーンなどを持ち出すのですが、このフォルダならばマップをきれいな状態で持ち歩くことができます。
本来ならこのマップ、左藤wavioさんにWhere isという呪文を唱えてもらって作るべきものです。ただ、ゲーム中にこの画像を見るとゲームが中断してしまいますので、やはり紙のマップがあった方が便利なのです。こういう邪悪な目的のために、至極まっとうな文房具を使う。これもまた、文房具を愛すればこそ、なのです。
Wizardryと言えば手元に名著?「隣り合わせの灰と青春」がありました。久しぶりに読んでみたくなりました。
投稿: すいどう | 2013年11月 4日 (月) 11時29分
すいどう さん
ベニー松山さんですね。一時期、私も読みふけりました。松山氏自身がWizardry大好きということですね。
100人プレイしていると100人ともに違う世界観があって、しかも共感できるというのが何とも。
投稿: つきみそう | 2013年11月 4日 (月) 14時07分