万葉文化館
当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。
おばあさんに見えるから、こんな撮り方しないでよ、と言われてしまいそうです。けれど「くま(仮名)」さんが寝転んだままご飯を食べるのは今に始まったことではありません。子犬の頃こそ、お湯でふやかしてもらったドッグフードを慎重に食べておりましたが、大人になってからは朝の一口目だけを立って食べ、そのほかはほとんど座って、あるいは寝転んで食べています。食べてすぐに寝ると牛になるというのが犬にはあてはまらないことだけは確かなようです。
国営公園としての整備が進められている明日香村。若い頃は良く足を運んだものですが、歳とともにご無沙汰になっておりました。明日香村はとても広く、有名な石舞台古墳なんてものは一番奥まった山の上にありますので、歩き回ったりすると本当に疲れます。若い頃は、亀石なんて道ばたに放置されているような感じでしたし、石棺の一部とされる鬼の俎、鬼の雪隠なんてものも、産業廃棄物として捨てられた石ぐらいにしか見えませんでした。
そのことを思うと、実にきれいに、立派に整備が進められたものです。始めて来た人は、自然が一杯残っていてのどか・・・・・なんて感想を持たれるようですが、昔から知っているものにするときれいになりすぎで、かつての明日香村の風景とは全く違います。人が住んで経済活動をしているのですから、当たり前と言えば当たり前なのですが。
奈良県立万葉文化館の玄関前で、ビデオカメラで催し物を撮影している飛鳥美人。現地に古くから伝わる舞踊が披露されているのですが、明日香村に伝わる・・・・・と言うと凄いように思えても、どこの村にでも伝わっているような、お祭りの際に踊られる、あるいは歌われるものに過ぎません。ただ、明日香村だったからということもあって、熱心に保存のための取り組みなされてきた結果、いい形で残っているのでしょう。
飛鳥に都が置かれていた頃は、こんな装束を身にまとった女性がいたのでしょうか。ここでは、希望すれば衣装を借りて着てみることができます。先ほどのビデオのお母さんやこちらのお姉さんは、イヴェントのために来ている人。来館者の求めに応じて一緒に写真に収まったりもしていましたが、明日香村の踊りが始まってからはそちらの鑑賞に夢中で、ついに振り向いてはくれませんでした。
ミュージアムショップとは別に、館外にもお店があるのですが、以前訪ねたときは複数あったお店が一店舗だけになっておりました。奈良県内でも「そんなんあるの?」と言われてしまう万葉文化館。そこそこの来館者はあるようですが、明日香村自体、真剣に見て回ろうとすると丸一日かけても足りないほどですし、そんな中で優先順位をつけていけば、おのずと外されていくことになるのでしょう。橿原神宮前駅、桜井駅からバスで20分ほどですし、無料で観覧できるエリアもありますので、まだの人は是非一度、訪ねてみられることをおすすめします。
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