たべまくり
当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。作成者が馬鹿なんだからしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。
ちょっと悪人系の笑いを見せる「くま(仮名)」さんと、典型的な写真写りの下手な奴、という感じで目をつぶっている「ちち(仮名)」さん。長女にカメラを渡しておくと、こういうのが撮れるのですからたいしたものです。やはり写真は対象物ではなく写し手の心を記録してしまうものなのですね。それが真実であるならば、私の撮る写真は例外なく醜いものになりますから、恐ろしくてシャッターを切ることが出来ませんね。
心の醜い私が撮ったものですが、さすが名店のお料理、おいしそうに見えますね。広島は宮島口駅前の「うえの」さんのあなごめしです。お店でいただくと、こんな風に穴子のアラからとった出汁で炊いたご飯にパリッと焼いた穴子がのってきます。温かいので当然おいしくいただけるのですが、このお店のあなごめしは「日本一の駅弁」などと言われることがあるほどのものですから、駅弁の形になったらどうなのか、ということに興味が向きます。駅弁は各年代の包装紙で包まれていますので、中身が同じであっても、つい「選んで」しまいます。これは大正時代に使われていたもの・・・・・と記憶していますけれど、例によっていい加減な記憶ですので責任は持てません。
雨の中、おっさん5人で宮島口まで電車に乗り、目の前から出ている宮島への連絡船には目もくれずにお食事をして、お弁当を買ったらまた電車に乗る。アホです。まぁ宮島にはたくさん鹿がいますから、中部地方のお医者さんからドクターストップがかかったという話もありますけれど、宮島の鹿は奈良公園の鹿とは比べものにならないほどお行儀が良いので、繁殖期でもなければまず心配ないのだとか・・・・・って、これも伝聞に過ぎませんが。こちらが「駅弁」のあなごめし。冷めた状態で食べることを前提につくられているので、家に持ち帰ったからといってむやみにあたためない方が良い、という情報を得て、そのままいただきました。実においしかったです。できそこないの舌の持ち主ですから味について語る資格はありませんけれど、それでも「おいしかった」と言ってしまいましょう。
こちらは広島駅で売られている「夫婦(みょうと)あなごめし」です。まるで夫婦が寄り添っているかのごとく、2枚の煮穴子がご飯の上にのせられています。丸い容器に入っているのは穴子の骨をせんべいにしたもの。焼いた穴子か、煮た穴子か。どちらもおいしいと感じました。ひとつ1050円ですが、これは2つ買って一人前にしたいところです。まぁそんなことしてきたから糖尿病になってしまったのですけれど・・・・・。
最期に、全く関係のないものをひとつ。関西でとんかつといえば・・・・・KYKですね。そのKYKご自慢の一金豚の厚切りロースです。脂身が見えておりますから、嫌いな人は身震いしたくなるでしょうが、私みたいなものにとっては脂身は正義ですから、その甘さに酔いしれてしまいます。正直なところ、これはソースも何も要りません。けれども、ご飯なしでこれを食べさせられたら、ある意味拷問です。KYKのお店に行かれたら一度お試しください。
秋田焼のお湯呑み、だんだんと黒くなってまいりました。内側は元のままの色を保っていますが、外側がどんどん黒くなってきています。大量の茶葉を入れて熱湯を注ぐことで大量に抽出されたタンニンが焼き物の中にしみこんでいき、土に含まれる鉄分と結びつくのだ、と聞いて、即アスコルビン酸が出てきた人は病気が進んでいます(私もその一人です)。素焼きですので、液体をたたえた状態で手にとると、湯呑みの肌がしっとりと湿った感じがします。そのあたりのことも考えに入れながら、熟成続行中です。
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