熟しゆくバナナに想う
28日の朝、自然光で撮影された「島バナナ(追熟中)」さん。玄関の三和土にぶら下げられているのですが、向かって右手の側が玄関ドアに近く、左手の側が室内に近いので、ひょっとしてそれも黄色くなっていくことと関係があるのだろうか、などと考えておりました。
こちらは、昨日のBlogに掲載された「島ばなな(追熟中)」さんの写真。実際に撮影されたのは29日の未明です。1日でずいぶんと黄色い部分が増えています。右の方から順番に、ということでもなさそうで、左の方のバナナも黄色くなり始めていることがわかります。 こちらは29日の深夜に撮影された「島バナナ(追熟中)」さん。約20時間ほどの間にこれだけ黄色くなっています。普通のバナナでしたらそろそろ食べても良い頃なのですが、島バナナの場合はここからが勝負。この黄色い皮に黒いシュガーポットが浮かび、さらに皮がほとんど黒くなってから食べるのが良いということです。 同じ場所につるしたまま裏返してみました。裏側の方が皮の黒くなり具合が進行していて、それは微妙に壁と触れ合うせいなのかとも考えましたが、よく見れば壁には触れるはずのない、果実の先の曲がった(反り上がった)部分がより黒くなっているので、壁との接触は関係なさそうです。 玄関ホールの照明が白熱電球なので、「島バナナ(追熟中)」さんを蛍光灯の下に移して撮ってみました。左の方、早くから黄色くなっていた果実などは、皮が褐色になりつつあって、あぁ、もうすぐ黒くなってくるんだなという感じがいたします。繰り返しますが、この状態で食べてはいけないのだそうです。もっと熟成が進むと、皮自体が薄くなり、勝手に「割れて」しまうこともあるそうですが、そうなった状態、あるいはそうなる直前に食べるのが最高なのだそうです。甘みが強く、それでいてほのかな酸味も感じられる島バナナ。まさに「熟した」という感じです。年を経るごとに、これまでうまく隠せていた駄目な部分が次々と明るみに出てきて、熟するというよりは腐り、朽ちていっている感じの私にとって、「島バナナ(追熟中)」さんの立派な熟しぶり、実にうらやましい限りです。
先日から気になっていたのですが、今日は写真がたくさん並んだので、がまんできずに書いています。バナナの逆さづりの写真を見せられるのはあまり気持ち良くありません。俗に野菜類を冷蔵庫に保存する時は畑に生えていた体勢が良いとされます。たとえば、白菜を茎を下に立てて入れておくと、寝かせておくより傷みにくいことが知られています。バナナが木に生っている時は写真とは逆向きですよね。バナナをいじめて手っ取り早く腐らせようという意図があるのなら別ですが、できれば上下逆にしてやってください。
投稿: yerkes | 2013年5月30日 (木) 06時26分
ワンコがバナナに駆逐されてしまった!(;゜0゜)
投稿: 大阪のオバチャン | 2013年5月30日 (木) 08時06分
おぉっ!
私の戯れ言を見事に叶えて下さり、ありがとうございました!
明日以降の変化も楽しみですね。
投稿: monolith6 | 2013年5月30日 (木) 19時03分
yerkes さん
なるほど、確かにバナナは天を向いて木になっておりますね。ただ、その状態でつるすというのは、一体どうすれば良いものか、浅学無知な私には見当もつかないのです。
投稿: つきみそう | 2013年5月31日 (金) 03時26分
大阪のオバチャン さん
気になるのは、玄関にバナナをつるしてあることです。いつの日か散歩から帰ったワンコたちが甘い匂いに誘われて,なんてことにならなければよいのですが・・・・・。
投稿: つきみそう | 2013年5月31日 (金) 03時27分
monokith6 さん
たまには変化を楽しむのも良いものです。
投稿: つきみそう | 2013年5月31日 (金) 03時27分