代償行為
「くま(仮名)」さんの頭頂部を撮ってみました。換毛期でごっそり毛が抜けてしまうと、一時期、こんな風に頭頂部に見事な茶色の模様が現れます。普段、顔や脚、腹部以外は真っ黒な犬だと認識していますが、年に2回、こうしてあちこちに茶色い部分が出てきます。柴犬といえば赤(茶色)、というイメージがありますが、茶色い柴犬同士を何代か交配し続けるとそのうち色がおかしくなってくるのだそうです。何代かに一度、どちらかの親を彼女のような黒い柴犬にしなくてはならず、逆に、両親が茶色い柴犬でも彼女のように黒い子が出来たり、「ちち(仮名)」さんのように白い子が産まれたりするのだそうです。
ペントレ行きたかったなぁ、行けばよかったなぁ、と思わせてくれるのが、参加された方のBlogその他での報告。中でも、筆跡鑑定をしてもらった方の報告に触れますと、それだけでも東京まで行く値打ちがあったんじゃないか、と思わせられます。こちらの報告などを読ませていただくと、むしろ性格が筆跡に出るというより、筆跡によって性格が変わってくる、という風にも考えられます。そのあたりは、やはり鑑定士の方が書かれた本を読んでみるのが一番なので、早速手に入れてみました。中古ですが、どちらも初版本です。
どちらもまじめな内容の本であり、筆跡鑑定は実に科学的なものである、ということが書かれているのですけれど、帯には売らんかなの字句が並びます。秘密とか本性とか相性とか、興味本位としか思えないような言葉が並んでいて、安っぽい週刊誌の見出しみたいな感じですけれど、中身を読んでみるときちんと書かれています。
吉田氏の本には、ペン習字で身につけた文字の美しさは女性におけるメイクのようなもの、なんて書かれていて、まず筆跡ありきで、そこから性格が読み取れるという内容。筆跡や性格に善し悪しなんてなく、それをそのまま受け入れましょうというスタンスなのに対して、森岡氏の本には、筆跡を変えると性格や行動にも変化が出てくる可能性がある、といったことも書かれています。
吉田氏の本の冒頭に、とにかく漢数字の「一」を書いてみれば、大まかな性格が把握できるとありましたので、早速書いてみましたが、さて、書いてみてもどうなのか自分でもわからないという事態に遭遇しました。書き始めと書き終わり、そのどちらに力が入っているのか、あるいは両方ともに力が入っている、あるいは全体に力が入っていない、という四択なのですが、自分で字を書いているのに、どこに力が入っているのか入っていないのか、今ひとつ判然としませんでした。両方ともに力が入っているとすれば自分とは全く違う性格ですので、それはない、と。一番自己評価に近いのは、どこにも力が入っていない人は優柔不断、というもので、そのあたりが正解なのかもしれませんね。皆さんも一冊、いかがでしょうか。
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