ビッグなプロジェクト
室内に充満する甘ぁ~い匂いに反応して雄叫びを上げる「ちち(仮名)」さん。アイスクリームやプリンなどを食べた後は、空き容器をもらえるのがいつものことですから、今日はまだなのかと催促しているのです。でも、今回ばかりは彼女の願いはかなえられそうにありません。なぜなら、容器が使い切りではないからです。本日は甘い匂いのするビッグなプロジェクトの初日。まずはじめにこちらにある動画をみて、作り方を勉強します。きっちり、とかぴったりとか、 気をつけましょうとか、苦手な言葉が次々に出てきます。
プリンの素やカラメルソースが2袋に分かれているあたり、将来的に半分のサイズの手作りプッチンプリンが出るのかもしれません。左手前は我が奈良県が誇る大仏プリンの容器ですが、それが小さめに見えるほど、1キロ入り容器の大きさが際立っております。容器の底には取り外し可能なプッチンユニットが付いていて、詰め替え用手作りプッチンプリンにはこの部分のパーツが付属しているそうです。
プリンの素に100ccの牛乳を加えてママコが出来ないように混ぜていきます。ペースト状になったら残りの牛乳を加えて、ということで、トータルで1リットルの牛乳を使います。こいつを火にかけて沸騰させてからあら熱を取り、容器に注ぎ入れるのですが、このタイミングでこうしなさい、という指示が細かくてなかなか大変です。
プリンの素を加熱している間にカラメルソースも加熱します。ここが難しいところで、プリン本体とカラメルソース、それぞれがちょうどよい温度の時に合体させないとうまくできあがらないようです。我が家はどうであったかというと、できあがりを見るのがちょっと怖い、っていう感じでしょうか。
あら熱を取ったプリンの素を容器に注ぎ入れます。鍋の側面にこびりついた膜が、あぁちょっと冷やしすぎたかな、という感じです。ここまで来たらやめるわけにもやり直すわけにも行かないので、とにかく続行です。
容器の底にカラメルソースを入れておいて、その上にプリンの素を注ぐのだとばかり思っていましたが、実際にはプリンの素をすべて入れ終えてからカラメルソースを注ぎ込むのでした。いい勉強になりますね。きちんと容器の底の方にカラメルソースが沈んでいきます。ここまで来たら、あとは容器に入った状態で人肌ぐらいになるまで水冷して、それから冷蔵庫に入れて8時間以上冷やします。土曜日に作って日曜日にみんなで食べる、というのが普通なのでしょうが、我が家は本日、全員がそろわないことがわかっておりましたので1日ずらしました。
小さなお子さんをお持ちの皆さん、今は拘束されているような気がしますけれど、やがて子供から手が離れてしまうと、それはそれでまた寂しいものですよ。
この状態で30分。2リットル以上入る鍋でプリンの素を加熱し、それと並行してたっぷりのお湯でカラメルソースを暖め、鍋ごと水を張ったボウルにとってあら熱を取り、最後はこの容器を冷ます、と結構鍋やら釜やらが必要です。こうして冷ましているあいだも、冷蔵庫の中にある不要なものを放り出してスペースを生み出す努力が続けられているのです。 大仏プリンの瓶がすっぽりと入ってしまう大きな容器。余談ですが、大仏プリンは実においしいです。奈良へお越しの節は是非お一つ召し上がってください。のどが渇いたら大仏サイダーもおすすめです。さて、できあがりはどんな感じなのでしょうか。Blog的には、失敗したらしたで、それもまたネタ、なんですけれど。
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コメント
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私は今日は下の娘夫婦が来ると言うので、エビマヨ&担担麺用
甘味噌肉&ザウワークラウトを作っておりました。
疲れたび~~~~。
明日は上の娘が旦那が出張なので夕飯を食べに来ると、、
もう、、、、寿命縮まる~~~
投稿: マオぢい | 2013年3月24日 (日) 23時08分
マオぢぃ さん
めっちゃ嬉しそうですがな・・・・・
投稿: つきみそう | 2013年3月25日 (月) 01時40分
でかいですねぇ。お菓子作り、好きなので、自宅で良くやっていますが、さすがにここまででかい物は作ったことがないです。
ご家族皆様の、笑顔もあふれる食卓が今から楽しみですね。
投稿: きくぞう | 2013年3月25日 (月) 04時34分
きくぞう さん
実にでかいです。しかも、開けてびっくり、とはこのことでした。詳細は本編にて。
投稿: つきみそう | 2013年3月25日 (月) 22時34分