いったいどうしたら
いつもとは違うことが起こると、少し嬉しかったり、ビックリしたりするものです。拙Blogを訪ねてくださる人は平均して一日あたり500から700ぐらいなのですが、今日は何と1400を超えておりました。いったい、何を目当てに、どんなキーワードを手がかりにのぞきに来てくださったのでしょうか。謎です。
わからないのは、この光景も同じです。いったいどうしたらこんな風になるのか、彼女に訊いてみたいほどですが、ケージの一角に置いてあるトイレ用のトレーを90度方向転換してケージの壁に立てかけ、そうして出来たスロープに前脚をかけて遠くを眺めている「ちち(仮名)」さん。彼女はこのトレーを口で咥えて動かすことが出来るのですが、これは偶然の産物だったようで、その後、こうした光景にはお目にかかっていません。
先週火曜日の万年筆評価の部屋でのアンケート、「あなたはどうやって萬年筆を持ち歩いていますか」というのに、スーツやシャツのポケットに挿して、と答えた私。冬場はずっと安物のスリーピース、まるで制服か何かのように着た切り雀です。上着にもズボンにも、あちこちのポケットに物を入れているので毎日着替えるなんてことは面倒でやってられないというのが主な理由。朝起きてから洗顔して服を着て、車のエンジンをかけるまでわずか10分というのも横着にならざるを得ない理由のひとつです。
細字でカリカリ系の書き味を持つアウロラ・エウロパ。細かい字を書くならこれだ、と取り出したらキャップだけ、ということがちょくちょくあります。今日も、会議室でのミーティングの際、いざ使おうとしたら写真のような状態でした。あぁ、またかとポケットに指を突っ込んで引っ張り出そうとしたのですが、ペンの感触はあるのにどうしても引っ張り出すことが出来ません。というより、スーツの生地越しにペンを掴んではいるものの、それをどこから、どうやって外に出したらよいのか、あれこれやってみても、まったく埒があかないのです。
こちらがそのときの再現写真。そう、こうなっているうちはまだよかったのです。形から見て、明らかに尻軸の先端がポケットの中で突っ張っているという感じです。こいつをゴソゴソと懐の中でいじくっているうち、どうにもこうにもできなくなってきたので、とうとう上着を脱いでの大騒ぎとなりました。「何やってるの?」「え、あ、その、ペンが・・・・・」という感じで、ゴソゴソしているうちに、さらに収拾の付かない感じになってしまったのでした。
こちらは再現ではなくて、「おもろいなぁ」と言いつつそばに居た人が撮った1枚。残念ながらブレてますけれど、ペン先が微妙に布を突き破って顔を出しているのです。袋状になったポケットの中ではなくて、ポケットと表の生地、あるいはポケットと裏地との間にある空間に吸い込まれてしまったようです。安物のスーツを5年以上も着続けていますから、どこかがほころびているのでしょう。
こちらは記事を書くために撮ったイメージ写真。最後はこうして、無事に出てきてくれたのですが、こうなったのは今月に入って2度目。前回はPILOTのカスタムカエデでした。一番デリケートで引っかかって欲しくないペン先が一番よく引っかかるというのは、こういう形ですから仕方ありませんが、こうもしょっちゅうキャップが外れてしまうのは、私の身のこなしに問題があるのかもしれません。体の動きが変なので、スーツのポケットに捻る力が働いて、キャップが回るのだと思います。いつかきっと、ペン先を曲げてしまうのでしょうね。困ったものです。
コメント
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大切な筆先が痛んでしまっては大事ですね。何か打開策でもあれば良いのですが。個人的には一本刺しのペンシースにクリップが付いていてポケット内で固定できるようになっていれば最高だなぁなどと考えています。
投稿: すいどう | 2013年3月13日 (水) 21時56分
すいどう さん
それ、いいアイディアですね。シースの中でならキャップが外れても本体もそのままですから、ペン先だって乾きにくいでしょうし。問題はそういうややこしい構造のシースが手に入るかどうか、ですね。
投稿: つきみそう | 2013年3月13日 (水) 23時34分