レディ・カガ
常用カメラは相変わらず職場の机の上ですので、今日も仕方なくCX3で撮影。意外とよく撮れます。大きな欠伸をする「くま(仮名)」さん、肉眼で見るとこんな色合いです。望遠域が物足りないのと、特定の色がうまく出ない辺りを除けば、写真のできあがりは実にどんぴしゃの好みです。
常用している富士フイルムのF550EXRは良いカメラですし、広角から望遠まで不満のない焦点距離なのですが、液晶画面で見た色と撮れた写真の色とが激しく違っていたり、時折強烈なストロボを焚いて真っ白けな写真を吐き出したりする悪癖があります。カメラに内蔵されているプログラムと私の撮り方が合わないのでしょうね。ヘボな私でもそこそこ撮れるようなのは無いかなぁ、なんてネット上でレビュー記事を探すのが最近の日課になっております。
まだ行ったことが無い、という妻を梅田はがくれに連れて行って、「兄ちゃん何回目や。もうえぇ加減に自分で造りぃなぁ。甘えん防やなぁ。」などと大将にいじられつつうどんを食して、怖いもの見たさに新装開店となって間もないうめだ阪急を探索してきました。話題のハッピーターンズ、今日もたくさんのお客さんが並んでいて、こりゃ凄いなと思ったら、列の最後尾には「お並び中継地点」のプラカードを持った店員さん。並んでいるのは販売コーナーの周りを取り巻けるだけの人数で、その他大勢の方はお店の外(もちろん地下街ですが)に並んでいるわけです。
いやぁ、よぅやりますねぇ。むちゃくちゃ変なモン好きで新モン喰いな私ですが、イラチなので並ぶのはダメです。iPhoneなんかの新しいのが出るときにappleストアに何日も前から並ぶ人なんかを心から尊敬しています。アホやなぁ、と思いつつも、心静かにじっと待てるというのはそれだけ心に落ち着きがある証拠です。私の心は年がら年中台風が来たときの海みたいなもんですから、じっと並んで待つなんてことは絶対にできません。
8階では金沢物産展なんぞが開かれてまして、レディカガと記念撮影ができる、なんてコーナーも設けられていたのですが、そこに飾られていたのがこちら。各種ガンプラに山中塗りを施したものです。こちらは山中塗りのゲルググ。盾には扇面が描かれておりますが、これは五草花蒔絵という技法だそうです。
これまたマニアックな、山中塗りのキュベレイ。黒い部分は漆ですが、白いのは現代漆器に使われる塗料ということで、おそらくホンマモンの漆とは違うものなのでしょう。パールコートがかけられていてツヤツヤですし、金と銀の桜吹雪が華やかな感じです。
百式でも何でもない普通のガンダムなのに、加賀金箔を贅沢に貼り込んであります。胸元には松葉の模様が描かれておりますが、当然ながらこれも蒔絵。実にゴージャスです。光って撮りにくいことこの上なしでした。
で、これが出てくるのは必然ですね。山中塗りで仕上げられたシャア専用ザクです。赤いところも黒いところも本物の漆が塗られていて、盾には金粉銀粉、さらには螺鈿まで施されております。持参していれば、ここに飛翔天人を並べて撮ったのですけれど・・・・・。
金沢・加賀・能登展は29日火曜日まで開催されているそうです。JR大阪駅周辺からうめだ阪急にかけてはとにかく人が多いのと、最近は「ここ東京?」と思うほどみんな歩くのが遅くてイライラさせられるのが難儀なところですが・・・・・。
そう言えば先日新阪急ビルから東梅田の駅に行こうとして
西梅田に行ってしまったのは私です。
それなら、途中でうどん食べるんだった。
呆けたら怖いよ~~~
あっ、昔からか?
投稿: マオぢい | 2013年1月26日 (土) 23時23分
マオぢぃ さん
梅田の地下街は怖いですね。指定されたところから地下街に入って目的地にたどり着くまでの時間を競う、っていうのを梅田の地下街でやれば、オリンピックの公式競技としても通用するはずです。迷子になるのがデフォのおっちゃんでなくても、迷うのが普通です。
投稿: つきみそう | 2013年1月27日 (日) 08時28分
梅地下まよい旅・・・よろしおまんなぁ。ぜーたくな時間の遊び方でっせ。とくに残り時間の限られた方には(^^ゞ
投稿: くーべ | 2013年1月27日 (日) 09時46分
くーべ さん
おっちゃんの場合、残り時間がまだたっぷりある頃からしっかり迷いまくってましたから・・・
投稿: つきみそう | 2013年1月27日 (日) 10時19分
何で1つだけZ世代のものが入っているのでしょうね??個人的にはドムなんかが塗り代が大きくて漆が映える気がするのですが。でもそれよりも螺鈿で飾ったギャンが見たいです。勿論マ・クベのフィギュア付きで(笑)
投稿: すいどう | 2013年1月27日 (日) 17時38分
すいどう さん
キュベレイの「羽根」の部分が創作意欲をかき立てたのかもしれませんね。いろんな人がそれぞれの思いを込めて競作したもののうち、優秀なものが飾られていたようです。
マ・クベはよく壺をはじいたりしてました。ということは萬年筆趣味界では二右衛門マスターの位置づけですね。
投稿: つきみそう | 2013年1月27日 (日) 23時36分