機を逸する
けっこうバックシャンな「くま(仮名)」さん。帰宅したのが深夜ですのですでに寝てしまっており、写真を撮れないので以前撮ってあった写真から選んでみました。近くで見ると茶色や白の毛もけっこう混じっているのですが、こうしてみると真っ黒な後ろ姿。けれども、肥満体であることは隠せないようです。
定期考査の答案の「マル打ち」が完了したのが夜の9時過ぎ。その先は、ペアを組んでいる相棒による「採点」です。答案用紙の先頭から見ていって、マルなら1を、バツなら0を入力していく作業です。1行が生徒1人分で、氏名を先頭に、問題の数だけ1と0が並んだテキストファイルを作り、これをエクセルに読み込んで得点を計算させるというものです。
これだと、すべての問題ごとに正答率を見ることも出来ますので便利なのですが、今日はなぜか相棒のPCがご機嫌斜めで、テキストファイルがなかなかエクセルのファイルに落ちてくれません。結局、変換し終わったときには日付が変わっておりました。私も、つきあってくれた他教科担当の同僚も、完全に帰るタイミングを逸してしまい、結局丑三つ時と言われるような時刻まで学校で過ごす羽目になりました。機械は便利ですけれど使いようによってはかえって非効率的な作業になってしまうこともあるという、いい見本です。
同じように記事にするタイミングを逸してしまったのが、こちらの養老鉄道の記念乗車券。11月17日の「養老の日」を記念して発行されたもので、実はその日に入手していたのですが、記事にしないまま今日まで放置してあったものです。
養老町産の杉の木で作られたもので、もちろんその形は「ひょうたん」です。養老鉄道養老線の養老駅で降りてみると、改札口周辺におびただしい数のひょうたんが飾られております。「養老の滝」のお話にちなんだものということで、やはりこの形しかなかったのでしょう。
ちなみに、養老改元1300年祭、という行事は2017年に実施されるそうです。それに先だって、11月17日は養老の日、と決められたことを記念しての乗車券だそうです。
ここも一応、筆記具系Blogの端くれですので、こんな乗車券も入手してきました。ボールペンの形をしていますが、これでも立派な乗車券です。2種類ありますが、ただ軸色が違うだけではありません。これから入手される方は、2本とも揃えることをおすすめします。
ボールペンの軸に仕込まれた「幕」を引き出すと、養老鉄道の路線図が現れます。油断をするとバネの力で元に戻ってしまいますし、そのときに手を離すとあまりの勢いで「幕」が破れてしまいます。
路線図の反対側に乗車券がくっついています。近鉄時代の塗色で活躍している車両の写真など掲載されていて、鉄な人には喜ばれそうなアイテムですね。なお、ボールペン自体はごくごく平凡なもので、書き味などもごく普通です。
オレンジ色の軸のものは、車両写真が別のものになっています。「はかるくん」なども登場していますね。なお、反対側の面は路線図ではなく、これまでに発売された養老鉄道グッズが写真で紹介されています。
養老鉄道に揺られて「養老天命反転地」を訪ねる、なんてのもいいものです・・・・・が、季節は冬。少し時機を逸した感じですね。
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コメント
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なんで?テキストを作ってからエクセルに読み込むの?
テキスト文に余計なキャラクタが含まれているから
エクセルに読み込めないのでは?
最初からエクセルで入力して計算すればいいのに。
テキストは使いやすいけど入力チェックができないので
エクセルで全部したほうが良いと思いまっせ。
投稿: マオぢい | 2012年11月30日 (金) 09時43分
このタイプのボールペンはスクリーン部分をちょっとでも強く引っ張ると完全に戻らなくなります。アイデアは良いんですけどねぇ。
投稿: すいどう | 2012年11月30日 (金) 22時31分
マオぢぃ さん
私もそう思います。でも、コンピュータの操作は苦手なので相棒に任せてあるのです。
自分がやるなら、おっしゃるように先にエクセルのシートを用意しておいてからそこにデータを入れますけれど、ま、それなりに何か意味があるのでしょうね。あ、自分の場合はエクセル使えないので「桐」ですけど、ユニコード扱えないのでだんだんしんどくなってきましたね。先日紹介いただいたような漢字も表示すら出来ないので。
投稿: つきみそう | 2012年12月 1日 (土) 09時25分
すいどう さん
これ、もともとは「勝訴!」とかいう字がプリントされた幕が入っていたおもしろグッズですよね。根っからのパチもんということでしょう。ま、400円の乗車券がついて400円ですから仕方ありません。
投稿: つきみそう | 2012年12月 1日 (土) 09時26分
おお お買い上げありがとうごうざいます。
瓢箪型の切符 なかなかに手が込んでおりまして、両側に薄く削った木片がありますが、その間に樹脂膜と和紙が挟まっております。
養老鉄道 今後も残さないといけませんので、、、
投稿: きくぞう | 2012年12月 2日 (日) 17時33分
きくぞう さん
そうなんですよね、これ。こういう木を紙のように使ったものを見せると、人の反応って決まってます。折れるの?と聞いたり、実際に折ろうとしてみたり。ですが、そういう工夫をしてあるのでパキッとはいかないわけですね。
個人的には、実験的にでも主要駅停車の急行なんかを走らせてみてはどうかと思います。これなら乗ってもいいな、便利だなと思ってもらわないとね。
投稿: つきみそう | 2012年12月 2日 (日) 21時09分