てんねん
ケージの柵がとっても邪魔ですが、ここから撮らないと目を開けてしまいます。トイレ用のトレーの上で、敷いてあったトイレシーツを引きちぎって取りのけて、さぁいい寝床が出来た、と熟睡中の「くま(仮名)」さんです。遠目にはデーモン小暮閣下としか見えない凜々しいお顔で、「男の子ですよね」とよく言われたものですが、さすがに7歳近くなった昨今はずいぶんマイルドな顔立ちになりました。
こういう顔立ちの方が白衣を着て萬年筆選びの相談に乗ってくださるというお店、Ir Sunrise さんまで行ってきました。営業時間は午後8時までですので、ほぼ定時に退勤しないと間に合いません。今日は、ここ1週間ほどずっと取り組んできた土木作業が一段落しましたので、6時過ぎには職場を出ることが出来ました。ありがたい限りです。
手前左下の灰色の部分がコンクリートを打った渡り廊下。生徒たちはここを上靴で通行します。昼休みなど、写真上隅に写っているベンチでくつろぐとき、上靴のままで行ける「屋外」があればいいな、ということで、先日の記事に登場した敷石による文字をここに移築しました。
土を運んできて中庭の地面をかさ上げし、平らにならたところに敷石を置いていくだけですが、そういう作業は初体験という生徒たちに技術指導をして作業してもらい、約1週間で完成しました。手前のGIVE UPの文字だけが先に完成したので、「ここで工事中断したらブラック効いてておもろいなぁ」なんて、おもろいはずもないのにそういうボケをカマしてしまう私には、ひょっとしたら関西人の血が流れているのかも知れません。
作業が早めに終わったことだし、と予定通り、大阪心斎橋まで足を運びました。目的は言うまでもなく、天冠部分が破損してしまったビッグトレドのキャップ修理(交換)をお願いするためでしたが、そのあと帰宅してから撮ったのが上の写真です。ここにも壊れたキャップが写っている、のではなくて、朝の慌ただしい時間に「サッ」と抜いてバッグに入れたのが隣にあったシルヴァーのビッグトレドだった、ということなのです。
お店について、「修理・・・・・」と言いつつバッグの中を見て、顔面蒼白とはいきませんが自分のアホさ加減に肩ががっくり落ちました。こちらを見てじっと待ってくださる店員さんには「修理していただきたいものがあるのでまた今度持って来ます。」と取り繕いましたが、居合わせた師弟お二人のペンドクターには思いっくそ笑われてしまいました。当たり前ですね。
ちなみに持って行ったのはこういうセット。天冠部とクリップはよいとして、どこにも問題のないシルヴァーのビッグトレドを間違えて持って行くという、なんでそういう間違いをしたのか、自分でも全くわかりません。これだから私のすることは怖いんです。全く信用できません。
関西人は上手にボケて、間を外すことなく突っ込むことが出来なければ生きていけませんが、もう一つの生き方である「天然ぼけ」というのが、私には合っているのかも知れません。ま、ペンドクターお二人と軽く呑んで、せっかく減った体重を戻してしまったものの、楽しくお話が出来たのが何よりの収穫でした。何より、こうしてBlogのネタにもできたので、これもまたよし、ということですね。
コメント
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ときどき登場する自虐ネタについての私の見立てです。
つきみそう=「戦国武将の末裔」説はいったん否定されましたが、「のぼうの城」の主人公のように英邁なのに「でく」のふりをするのは、つきみそうさんの血筋がそうさせているのかもしれません。
投稿: Mont Peli | 2012年10月 4日 (木) 08時00分
私の見立てでは、
てんねん+意固地=パンチパーマ
でんな。
投稿: マオぢい | 2012年10月 4日 (木) 10時16分
誰かせんとくん(字が分からん!)をベースに頭の角を取って代わりに白髪短髪を乗せて、法衣の代わりに白衣を着せて川○くんを創って下さい。そのフィギュアを持っていると、どんな調整も自由自在!という御利益がある…かも(笑)
投稿: すいどう | 2012年10月 4日 (木) 20時42分
Mont Peli さん
脳の力というのはすごいもので、自分はこうなんだと思っているとそのイメージ通りの人になってしまうものなんだそうです。木偶のふりをして実は・・・というのは相当に芯がしっかりしていなければ出来ないはずで、私には当てはまりませんね。水草のようにあっちこっちと流れに身を任せて生きているえぇかげんなオッサンなのです。
投稿: つきみそう | 2012年10月 4日 (木) 22時13分
マオぢぃ さん
前半はその通り、見事に当たってます。自分が並外れて意固地だというのは、自信を持って言い切れます。私が自信を持てるなんてことはこれ以外にはそうそうありません。
パンチパーマは当てたこともないのです。相当な時間がかかるらしいですから、その間我慢できませんもの。
投稿: つきみそう | 2012年10月 4日 (木) 22時16分
すいどう さん
せんとくん です。ひらがなですね。どなたかフォトショップか何かでちょいちょいとやってくださればすぐにできあがり。顔はいじらなくても生き写しです。
投稿: つきみそう | 2012年10月 4日 (木) 22時17分
つきみそうは、パンチパーマじゃなくて
パンツパーマだと(^_^;)
なるほど(^^ゞ
投稿: くーべ | 2012年10月 5日 (金) 00時11分
皆さんは、私の最初の書き込みを「おちょくり」だと思い込んで、悪乗りされてませんか?(笑)
投稿: Mont Peli | 2012年10月 5日 (金) 06時56分
くーべ さん
そんなん被るシュミはありまへん。さすがに。
投稿: つきみそう | 2012年10月 5日 (金) 07時15分
Mont Peli さん
補足しますと、Blog書いてる私と、Mont Peliさん以外のコメントくださっている方、すなわちMont Peliさんが「皆さん」とおっしゃっている連中、すべて関西人です。しかもかつてのNifty Serve時代にはブイブイ言わしてた悪ノリが基本というとんでもない連中で・・・・・
ちなみに、我が家は田舎の家でしたが、物置の中には日本刀が転がっていたので大昔は足軽ぐらいのことはやっていたみたいです。爺さんは高野豆腐作って売ってましたけれど。
投稿: つきみそう | 2012年10月 5日 (金) 07時19分
Nifty Serve時代の古強者の皆さんでしたか。
過去記事読んでいて皆さん自作経験豊富なパソコン上級者の臭いは感じ取ってましたけど。
投稿: Mont Peli | 2012年10月 5日 (金) 09時18分
Mont Peli さん
そうなのです。80386搭載の「キューハチ」のCPUを、サイリックスの486コアで385とピン互換、なんて怪しいものに載せ替えたり、水晶発振器を交換してクロックアップしたりと、いろいろと一緒に遊んだ人たちなのです。万年筆趣味の人と比べてどちらが怪しいか、となるとその辺はゴニョゴニョ・・・・・
投稿: つきみそう | 2012年10月 5日 (金) 20時16分