どうなってるんだろう?
ついにエリザベスカラーのお世話になるところまで追い込まれた「くま(仮名)」さん。装着して2日目、かなり慣れたようではありますが、うっとうしいことには変わりなく、飼い主や家族を見るたびに切ない声を上げて泣き叫びます。そうなることがわかっているので、お医者様も「絶対に外しちゃだめですよ。可哀想とか思わないこと。」と釘を刺されたのでしょう。
赤ちゃんの頃からのかかりつけだった動物病院にはたくさんのお医者さんがいるので、診てもらうたびに先生が違い、カルテを見てもなお「今度はこれで」なんて、その都度、治療方針が変わります。そこで、知り合いのブリーダーが絶賛するお医者様へ行きましたら、何から何まで違う世界で、もしこれが正解であるならば、今までの治療はいったい何だったのだろう、ということになってしまいます。
いわゆるアイスキャンディなどが袋に入れられて、「野菜室」で冷やされております。これはやらせ画像で、実際には職場の冷蔵庫でこうなっているのを発見しました。しかもそのとき、この写真では大根やコーヒー豆などが見えているあたりに、まだほかのアイスがいたのです。あまりのことに喜んでしまい、袋を持ち上げて中のアイスキャンディーを手でつまんでみましたら、案の定ブニョブニョでした。しまった、混ぜてしまった、と思いつつ、冷凍室に移しましたが、冷蔵庫に入れたご本人は事実を知って「捨ててください。」とおっしゃいましたので、怖いもの見たさで開けたり食べたりしてみました。
こんな風にたてられますでしょうか。無理だと思います。まっすぐなはずのアイスバーですが、エビかバナナのように曲がっております。こいつは私が思いっきりモミモミしてしまったので、おそらく内部はカオスとなって、そのまま冷凍。再構築されているはずです。
開けてみると、奇跡的に一部「正しい形」に近い状態で残っているところがありますが、大部分は再構築されてしまったようです。
溶けてしまったものが外装に沿って再度固まったせいか、内部に大きな空洞ができています。食べてみた長男によると、はっきり言ってまずいものだそうです。こういったチョコクランチ系のアイスバーが大好きな彼が「いらん!」というのですから、きっとおいしくないのでしょう。
関西人とそのほかの地域の人との大きな違いをひとつあげなさい、といわれたら、私ならこう答えます。「関西人にはイチビリが非常に多いです。」
私もこう見えてイチビリ(言葉の使い方間違ってます)ですので、同じ袋に入っていた中で一番えぐいことになっていそうな「ダブルソーダ」を開けてみました。
うまく食べる人なら、パキッと二つに割って華麗に食べていくはずのダブルソーダですが、棒も含めて見事に渾然一体となっておりました。先ほどのチョコバーと違うのは、持つところがない、ということです。
まるで鰹節みたいな形になっており、その内部に棒が取り込まれてしまっています。こいつを食べるにはワシづかみにしてシャクシャクいくしかありませんが、写真を撮りながらそんなことをしているとカメラがベタベタになってしまいそうです。
昨日はドラえもんの誕生日でしたから、今日は「ドラえもんが生まれるまであと百年!」というカウントダウンの初日です。いったん溶けてまた固まったアイスバーは、ほぅ、中はこうなってるのか、というのを食べるときとはまた違った形で見せてくれます。ドラえもんの4次元ポケットのように中がどうなっているのかさっぱりわからない、というものではありません。
実は私、身近(というわけでもないが・・・)な人で、4次元ポケットを持っているんじゃないか、と思える人を知っています。その人と岡山で宴会の卓を囲んだとき、次から次へと数多くの萬年筆が出てきて、一体どこにあれだけのものをおさめているのだろう、と驚愕したことを鮮明に覚えています。そしてその人は、その夜のうちに「広島の二右衛門半」と命名されたのでした。
今写真を見て思い出したんだけど、、、
小学生の時、学校で検便が有って、ウンコを取るために
アイスキャンディーの棒を貰った。
朝それを使って、マッチの箱にひと山棒で取り、
使ったその棒の始末を悩んだことを。。。
とか書いていると更に思いだした。
市から無料の大腸がんの検診の為に近所の病院に行って
検便セットを貰って再度病院に検査のため提出しなければ
ならない。
マッチ箱にウンコ一杯持って行ったら、、、
嫁に言ったら、メチャしばかれた。
これって、ヘンタイ? へんたい? 変態? 単なるイチビリの大阪人?
投稿: マオぢい | 2012年9月 5日 (水) 00時27分
九州人にはイチビリという言葉のニュアンスが今ひとつ理解できません。偏屈者…とも違う気がしますし。話題性のあるネタがあれば、苦労を承知で飛び込む人、という解釈なのでしょうか??
所でダブルソーダアイスを見たら、パキッと割ったら1本がショートにもう1本がL字型になってしまい何とも言えない気持ちになった幼少期を思い出しました。
投稿: すいどう | 2012年9月 5日 (水) 02時25分
マオぢぃ さん
大腸がんの検便って、弁の表面を爪楊枝ぐらいの棒でこすり取るやつでしょ。こんもり盛っていったら病院でシバかれます。
そんなことわかっててもマッチ箱いっぱい、なんていうあたりはやっぱりイチビリ。でも世間一般の認識としては漢字の変態。
投稿: つきみそう | 2012年9月 5日 (水) 07時06分
すいどう さん
九州の人のみならず、意味わからん人は多いでしょうね。軽いノリでバカバカしいことっをする、それもしょっちゅう、という感じがあります。あ、これ、いたずらしておいたらおもしろいなぁ、なんて思ったときにどんどんやるのもイチビリです。お調子者であることは確かですね。
私、ソーダバーを綺麗に2つにできたことの方が少ないです。
投稿: つきみそう | 2012年9月 5日 (水) 07時08分
いいなぁ。実証主義!
多分グチャグチャになっていて食べられないと判りつつも、再構築して食べようとする辺り 最高ですね。教育者の鏡!!
僕の父親も 同じような事を良くやっていました。
当時は、偏屈の国から偏屈を売りに来た売人かとも思っていましたが、今はまっとうな教育者だったのだと再認識しました。ひょっとしたら、僕が年を取り 偏屈になりかけているのかなぁ。
投稿: きくぞう | 2012年9月 5日 (水) 13時08分
きくぞう さん
あまりに面倒なことならやりませんが、この程度でしたらなんとか。
他の萬年筆系ブログなら、もっとペンの書き味とかそういうことを究めるのでしょうけれど、私はイチビリなので、人がバカバカしいと思うことに首突っ込むの専門です。
投稿: つきみそう | 2012年9月 5日 (水) 19時18分
まぁ、マオぢぃさんの場合は、「ヘンタイ性高血圧投入病」でっしゃろな。
投稿: くーべ | 2012年9月 5日 (水) 21時12分
どうなってるんだろう?
というのはくま(仮名)さんがえらく細く見えることに対してかと思ってしまいました。
気のせいでしょうか。
投稿: 大阪のオバチャン | 2012年9月 5日 (水) 21時19分
くーべ さん
それってやっぱり、糖尿病とかけてます?
関西人でない人にもわかるように解説しとかんと・・・。
投稿: つきみそう | 2012年9月 5日 (水) 22時55分
大阪のオバチャン さん
「くま(仮名)」さんは現在、皮膚病の治療中です。おしりの周りからしっぽにかけての毛が抜けて、そこをなめまくるので赤くただれてしまっているのを、結構強烈な軟膏を塗って治療しているのです。自分のおしりをなめることのないように、エリザベスカラーをつけられました。だいぶ慣れたみたいですが、今でも飼い主の顔を「外してくれっ!」と訴えるような目で見るのがかないません。
投稿: つきみそう | 2012年9月 5日 (水) 22時58分