グフ
第3回 y. y. Day in エルおおさか いよいよ今週末開催です。。要項などを記載した専用Blogも開設中です。みんなで集まって、今年もワイワイ楽しみましょう。
萬年筆好きな人、少しだけ興味がある人、全然訳わからんけど・・・・・な人、大歓迎です。小さなお子様連れでも大丈夫。優しいおぢさんおばさん、お姉さんがしっかりお相手します。
萬年筆のイヴェントだから、萬年筆に詳しい人ばっかりがウジャウジャいて、何も知らない人や初心者にとっては気まずい、居心地の悪い雰囲気になるんじゃないか、ということを心配される方もいらっしゃるかもしれません。実は私も、初めて萬年筆関係の集まりに参加したとき、ドアの前で深呼吸をしてからノブを回した記憶があります。でも、そこはそれ、アドレでも10秒で友達になってしまう街、おおさかで開催されるイヴェントですから、萬年筆なんて触ったことも見たこともない、なんて人でもそこそこ楽しく過ごせるはずです。この土曜日は、萬年筆で楽しく遊びましょう。家族みんなでエルおおさかへ。
ケージから出ての定時巡回中、飼育係の長男にがっしりとハグされてしまって身動きできなくなった「くま(仮名)」さん。私みたいな昭和の人にとって、家の中で犬を飼うとか、家の中をワンコがウロつくなんてことは「あり得ない!」話ですし、何よりまず、犬なんてものは野良を拾ってくるとか知人の家で産まれたのをもらってくるとかそういうもので、お金を出して買うなんていうこと自体が「異常」です。でも昨今は犬はペットショップで買うもの。そして犬を買うと、ワクチンが全部終わるまで散歩に連れて行くのもダメですよ、なんて言われるので、結局お座敷犬になってしまうんですね。
勤め先に迷い込んできた子犬を連れ帰ったのが先代の「クマ(実名)」さんで、それが大往生して1年、ペット霊園から来た「もう1周忌でっせ、お参りしたってや。」というハガキを見てお参りした帰りにペットショップに寄ったのが運の尽き。ケージから出してもらって抱き上げた彼女は、私の肩までゴソゴソと昇ってきてしがみついたのです。その瞬間、「連れて帰ります。」と店員に告げていた私。萬年筆は書いたら負け、ペットショップでは抱いたら負け、という格言はこのときの故事から生まれました。拙Blogが何となくスタートした平成20年9月16日火曜日の記事に書いてありますが、あれからもう4年近くになるんですねぇ。
昨日の記事ではチョイ役で登場していた萬年筆。セーラーの名(迷)作、金閣・銀閣です。パッと見て、あぁシャレーナのガワを上等にしたんやね、と思ってしまいますが、どうやらそれだけではなさそうです。この人が記事にしているペンは、どうやらこの人の手に渡った模様です。使うのが惜しくなるのでしょうが、実用している人を1人知っています。とにかく、ネット上にほとんど情報がないこのペンですが、次代を担う調整師候補、カーボンさんがこんな風にきちんとした記事を書いてくれています。
なるほど。ザクとは違うのだよ、ザクとはっ!ということですけれど、そのグフだってランバ・ラルが駆るからこそガンダムをおさえられるのであって、少しぐらいペン先が大きかろうが、八角形断面の軸がしっかりしていようが、やはり色ものという感じは拭いきれません。手帳に挿してあったらお洒落ですが、これで長文を書こうという気にはならないでしょう。でも、こういう色もの感こそがセーラーの魅力だったりもするわけです。
コンバータやカートリッヂはシャレーナと共通のものです。シェーファーのスリムタルガにぴったりといわれるモンテヴェルデのコンバータとほぼ同じ構造のコンバータ。しかし、その構造ゆえに、カートリッヂと比べると半分以下の容量しかないようです。そうではあっても、この小さなペン先で細い字をカリカリと書いていくのにインクは要らないでしょう。なかなかインクが減らないので、カートリッヂを挿したまま長いこと放置してしまうことの方が心配ですね。
鹿苑寺にお参りすると、入場する前に鐘楼があり、200円を志納して1撞きさせていただけます。しかも、記念にこんな絵葉書までいただけるので、金閣を拝観される方はぜひこちらも体験されたらと思います。金閣も銀閣も、拝観料を払って渡されるものは「お札」ですので、粗末に扱うことのないようにしたいものです。もちろん、世にも希なヘンタイ萬年筆たる金閣・銀閣も、粗末に扱うことなく次代に伝えていかなくてはなりませんね。今週末のy.y.Dayで展示いたしますので、変なモンを見てみたい、という方はぜひエルおおさかへお運びください。
« 名前を呼ばれても返事はしないで | トップページ | めとろの美学? »
金銀はあれど銅閣は無しで残念ですが、ワンコなら三色揃います。
黒白と来ればあとは赤で…f(^^;(こら)
投稿: 大阪のオバチャ | 2012年7月24日 (火) 18時42分
シェーファーの金銀同柄セットならありますが・・・
投稿: mercuryo | 2012年7月24日 (火) 21時43分
大阪のオバチャン さん
金閣・銀閣は、片割れでも持っている人は少ないようですし、両方セットで持てたのは幸運としか言いようがありません。そのせいか私にしては珍しく未使用のまま放ってあります。
赤い柴もいいけど、胡麻も捨てがたいんですわ、これが。
投稿: つきみそう | 2012年7月24日 (火) 22時05分
mecuryo さん
あ、いかん、私も持ってる。こういうのを半認定委員長が半になる、と昔から言いますよね(言わんか)。
投稿: つきみそう | 2012年7月24日 (火) 22時05分