竹塗り
綱引きが大好きな「ちち(仮名)」さん。足下がカーペットで滑りにくいのをよいことに、今日はとびきり頑張っております。犬と綱引きをして遊ぶときには、飼い主は絶対に負けてはいけません。たまに負けることがあったとしても、すぐさま引っ張るものを奪い返して、犬に尊敬の念を抱かせる必要があります。
彼女は本当にわがままで言うことを聞かない犬でしたので、何日か続けて散歩に連れ出し、無茶苦茶に歩いてみました。関西の方ならご存じの「ステッキ爺さん」です。犬を連れて、前に行くかと思えば横、後、また前と、好き勝手にフラフラするのです。犬にしてみれば、そのたびあっちに引っ張られ、こっちに引きずられと大変な思いをしますが、それがお散歩だ、と思わせることが大切なのです。
お笑い芸人が靴も履かずに逃げ出すと言われるおっちゃんに手配をお願いしておいた萬年筆が届いたのですが、期待外れの宅配ラベルに少々落胆気味です。ここはビシッとラベルの一マスで笑いをとってもらわんと・・・・・。何せこういうモンはつかみが肝心です。
人が一生懸命に車を転がしてるときには運転できなくなるほど笑かすくせに・・・・・と突っ込みを入れたら、これは本人さんではなく、ご家族が書かれたのでヒネリがないのだ、という苦しい言い訳をされてました。超高額萬年筆、とか、萬年筆秘宝館、なんて書かれて家を追い出されるよりはマシですから良しとしましょう。
あちこちで騒がれているペンですし、師匠のところなどでもいずれ詳細な記事が出ることと思いますが、軽い感じでご紹介するのが「萬年筆も出てくる犬のBlog」の使命でしょうから、とりあえず開封してみました。私みたいに目の曇っているものには、ホンマモンの竹にしか見えません。
キャップは落とし込み嵌合です。竹塗りというとあちこちにさまざまな技法があるようですが、これは山形県の竹塗り技法によるもので、樹脂製の軸に竹塗りを施して本物の竹と見まごうばかりの外観に仕上がっています。竹軸の萬年筆はよいけれども、キャップがポストできないがどうも・・・・・なんてことは、現物を握ってみれば杞憂だったことがわかります。十分な長さがありますから、私のようにバカみたいに寝かせて書く者でも大丈夫です。
このペン先が欲しいからこのペンを買う、っていう人も少なくないことでしょう。やはり萬年筆はペン先ですね。もっと上手に撮れればよかったのですが、なにせ今夜はテストづくりが忙しいので、とりあえず写ってればOK、な写真ばっかりです。こういう文字が書ける人が使うならば、長刀研ぎのペン先も生きてくるのでしょうね。
と、いうことで、家庭円満のために外装フィルムに貼られていたラベルの写真で締めます。竹塗り萬年筆、なかなかよろしいですよ。萬年筆としてはいつもの安定高品質なセーラーのそれですから、書いていてびっくりするようなことはありませんが、それでも実によいペンです。
コメント
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万年筆はペン先!については同感です。刻印がシンプルな程美しさが際立つと思っていますので今回のデザインは良いですね。この万年筆が3000円で売っているお店があれば是非紹介して頂きたい所ですが(笑)気になるのは、この金額では税率計算が成立しない点!?
投稿: すいどう | 2012年5月22日 (火) 03時30分
すいどう さん
しまった・・・3を写さず000だけ写しておけば
もっと楽しめましたね。
投稿: つきみそう | 2012年5月22日 (火) 05時02分