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2012年5月 5日 (土)

こどものまんねんひつ

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 なすすべもなく抱きかかえられてしまっている「くま(仮名)」さん。相変わらず右耳の中は赤茶けたままですが、この原因となっている酵母菌(の仲間)を退治すべく、さまざまな治療を継続中です。診察時間は夜の10時までというのが辛いところで、なかなか診察を受けさせに連れていけませんし、診察を受けるのも毎回違うドクターですので、治療方針も二転三転いたします。

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 「じゃ、一度お薬を代えてみましょう。」と処方されたのが前々回あたりに処方されて「効果なさそうなので別のに」代えられた薬だったりするわけです。後脚で耳をかくことが原因となって後脚にまで菌が棲むようになっている、ということなので、定期的に脚をシャンプーしてやらなければなりませんが、大の大人が2人がかりで、そこら中ビチョビチョにしながら大騒ぎ、という作業です。やはり犬は末端を触られるのを嫌がりますね。

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 今日はこどもの日。我が家で「子供」といえば、小学6年生の次男だけとなりました。平日は長男長女が交代で晩ご飯をつくって次男に食べさせてくれている、というのが我が家の現状。上の子たちも小さかった頃は、仕事が長引いているときでも夕食を食べさせに帰って来て、そのあと職場に戻る、というパターンを毎日のように繰り返していたことを思えば、楽になったというべきか、子供たちに申し訳ないというべきか、複雑なところです。

 ただ、こうして自分たちで食事の準備をするという経験は、きっと役に立つことでしょう。私なんぞ、身の周りのことは何ひとつ自分ではできないまま歳をとりましたので、もしも今、妻に捨てられたら即身成仏してしまうだろうと思います。

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 気がついたら我が家にあった葡萄模様の重たいペンと、対照的に摂っても軽いセーラーのキャンディ。重たい方は次男のお気に入りで、今話題の「圧っちゃん」も書くやと思わせる強筆圧にも耐えて、次男を萬年筆好きにした1本です。そしてキャンディの方は、次男を連れてユーロボックスへ行った折に「じゃ、坊やにお土産!」と藤井さんがくださったもの。でも幸か不幸か、これをいただいた頃には次男の萬年筆熱も冷めていたので、未使用のままです。

 放っておくと子供は親に似てしまいます。もし私になんぞ似てしまったら一生の不作ですので、子供たちが私と同じようなことを考えていたりすると「だめだめ」と注意します。次男の場合、萬年筆でお絵かきなんかをすることで筆圧がかなり下がりましたので、それは良しとしますが、萬年筆好きな大人になってもらったらちょっと困ります。こんなペンを喜んで使うぐらいですから、「半」になってしまう可能性も否定できません。

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 これも次男のお気に入りだった1本。でも実際、書き味がどうのこうのではなくて、このペンの機構が気に入っていた模様です。このペンには胴軸が長いのと短いのと2本ついているので、それをとっかえひっかえする、その作業自体を楽しんでいた節があります。これまた、萬年筆趣味に突入した場合には危険な方向に向かいそうな予感がいたします。

 長男と長女は萬年筆にまったく興味がありません。むしろ、意識的に避けているようで、それはそれで私に似ない方向なのでおおいにけっこうなことです。長男がけっこう長文のレポートを書くことになった際、「萬年筆が楽なのかな?」なんてことを言い出したときには一瞬期待(落胆?)しましたが、結局はありきたりな筆記具で仕上げたようで、そこらへん、大いに常識的な普通の人らしくて良い感じです。

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 もし今も生産販売が継続されていたら、けっこう人気が出るんじゃないかと思うのがプラチナのグラマー。子供向けにも良さそうに思います。この短い胴軸、クレヨンみたいに握りこんで書くのに向いてそうではありませんか。

 ちなみに我が家ではこのグラマー、妻の「いもむしみたい」というファーストインプレッションが家族みんなに刷り込まれてしまったので、今では見るだけで忌避されてしまうという可哀想な存在になっておりますが、変なペンを造るのが得意なOHTOさんあたりがこれとかギルサンスとか、復刻してくれたら面白いと思うのですが。

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コメント

金ペンのみ手元に残りました・・・

二右衛門半 さん

幸か不幸か、これまでこいつの金ペン先付きに出会ったことがありません。また見せてくださいませ。

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