聖槍
おやつを食べる「くま(仮名)」さん。体格で劣り、歳をとっているにもかかわらず、「ちち(仮名)」さんを遙かに上回る顎の力を誇る彼女。硬い骨みたいなおやつをバリバリと見る間に食べきってしまいます。同じおやつを同時に貰った「ちち(仮名)」さんが食べきるのには2倍ほどの時間が必要です。
昨日は寝る寝ると宣言しておきながら、結局朝方まで起きておりました。そのせいでしょうか、今日はチックが出て、一日じゅう顔面がピクピクしておりました。苦心惨憺して作り上げたテストも何とか無事に終わり、採点も終わりました。明日は同僚とボーリング大会でもやろうか、なんて計画もありますので、今日こそさっさと更新して早く寝たいところです。
と、思っていたらこのニュースです。本来、こういう画像をいただいてきてはいけませんからリンクでも張っておくべきところですが、転載禁止と明示されていない画像を拝借してしまいました。ここでごめんなさいしておきます。
要するに、ワケのわからんアニメとして知られる「ヱヴァンゲリヲン」に出てくる武器である「ロンギヌスの槍(やり)」を、広島県の刀匠・三上貞直さん(56)がオブジェとして制作し、それが今日、岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館で披露されたというのです。
このロンギヌスの槍が展示されるのは7月に入ってからの特別展ですが、それまでの展示もなかなか魅力的なもののように思えます。考えてみれば、岡山まで行かなくても奈良県にも刀鍛冶はいるのですが、こうやって博物館まで作って啓発活動をされているのはとてもすばらしいことです。播州赤穂までなら新快速電車にゆられて寝ている間に到着しますから、そこから赤穂線の普通列車に乗り継いでガタゴト行くのも楽しそうです。
アニメの中では、ロンギヌスの槍は投げ飛ばされて月の軌道に入ってしまい、その大きな質量もあって回収不能、なんてことになっておりましたが、気がつけばいつの間にか戻ってきていたりします。実に訳のわからんアニメ、それがまた 「ヱヴァンゲリヲン」の魅力なのかもしれません。
アニメなんか見そうにないおっちゃんから、「ヱヴァンゲリヲン」って何や?なんて聞かれることもよくありましたが、説明してわかってもらう方が無理というものです。アニメの設定を理解してもらうだけでもむずかしいので、とりあえず「巨大な人造人間が出てきて敵と戦いますねん。その敵が使徒ですわ。」と撃つのに必要な最低限の知識だけ伝えたものですが、パチンコ屋さんではこの系統の台、すっかり定着したようですね。
でも、ウルトラマンとか仮面ライダーとか、ロボットならガンダムとか、それが主役で、大事な場面では一番目立つように出てくるはずのものなのに、 「ヱヴァンゲリヲン」の場合、それがありません。10年以上前に放映されていたTVアニメでは、「ヱヴァンゲリヲン」がほとんど出てこない回、なんてのもありました。今思えば,監督に遊ばれてたんでしょうね。
コメント
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刀匠が作ったって…まさか玉鋼で出来ている訳じゃないですよねえ!?
このアニメが放送された頃からと思っているのですが、あらゆるジャンルの物語が未完結で終わる傾向が増えた様な気がします。ストーリーは起承転結であるべきという考え方は前世代的なものになってしまったのでしょうか?
投稿: すいどう | 2012年5月25日 (金) 21時27分
すいどう さん
どうなんでしょうか。刃はすいていないでしょうが、玉鋼を使っているのでしょうか。確かめに行きたいと思っています。
TVアニメの場合、予告編作ってるときにその分がまだ出来上がってない、なんてこともあるそうで、特にこの作品、予告編を見た人の期待を裏切ることを最優先したためにストーリーがぐちゃぐちゃです。最終回が批判を浴びて作り直し、なんて前代未聞でしょう。
投稿: つきみそう | 2012年5月26日 (土) 00時11分