枯渇
撮影意図不明な1枚。長女が撮っておいてくれたものですが、何を思って撮ったのでしょう。脚の形が可愛い、なんてところでしょうか。それとも、横着に餌鉢を舐めているところをおさえてくれたのでしょうか。
飼い主は一昨日あたりから社会科の試験問題作成にかかっているのですが、アイディアが枯渇してしまったらしく、いくら唸っても問題が出てきません・・・・・というのは方便で、そもそも問題が作れないなんていうのはその程度の授業しかしてこなかったのだということなんでしょう。猛省です。
先日、神戸は新開地駅の構内で撮影したもの。みたらし団子を売っているお店のPOPなのですが、銚子に乗って、というヒネリも何もない文言なのに、つい撮ってしまいました。
御宿海岸から九十九里浜、そして犬吠埼へと家族旅行をしたときに、私が変なことを言って妻を怒らせてしまい、実に気まずい雰囲気になってしまいました。自らに罰を科すため、3泊4日の旅行の間、お腹の調子が悪いことにして絶食。犬吠埼まで行きながら太平洋も丸い水平線も、もちろん灯台も見ないで車の中で寝ておりました。
そんな思い出のある犬吠埼までトコトコと走っている銚子電鉄。電車の定期点検をする費用さえ捻出できない、ということで、少しでもお金を稼ぐために売り出されたぬれ煎餅は、皮肉なことに注文が殺到してすぐに品切れとなり、売りたくても売れないという状態が長く続いたと聞きます。遠く離れた神戸の駅売店で売られているぐらいですから、供給も落ち着いたのでしょう。考えてみれば、難儀な思い出のある房総旅行に行ったのはぬれ煎餅が売り出されるよりも前、もう10年近く前の話です。
今再び、些細なことに腹を立てて歓送迎会を欠席した自分に罰を科しています。何年たっても、まったく成長していないのには笑ってしまいますが、えぇ大人が今更変わるわけもなく、これからも死ぬまで、こんな情けない自分と付き合っていくしかないのでしょう。それでも悪いことばかりではありません。自分への罰はいつも、極力食事をしないこと。でも、ふだんダラダラと食べていて糖尿病になるぐらいですから蓄えは十分で、少々食べなくても何ともありません。それに、布袋さんのようだったお腹が少しだけ凹んできたのも嬉しいところ。もうはけないと思っていた夏物のズボンがはけるようになったので、この夏も新しい服を買わずに乗り切れそうです。
この3日ほど、うんうん唸りながらの試験問題づくりが続いていますが、体の調子もよくて健康そのものです。やはり、もう食べないとどうしようもない、という時に食べて、必要がなければ食べない。野生動物のような暮らしは意外と理にかなっているようです。家に帰ると寝てしまいますので、職場に居残っての問題作成。電気をこうこうと点けているとご近所から「税金の無駄遣い」と苦情が来ますので、照明は最低限にして、ひっそりと仕事をします。夜中の2時か3時にはたいてい一区切りつきますので、帰宅して入浴とBlogの更新。極端に不器用な私にできる唯一の家事である食器洗いを済ませる頃には、白々と明けてきます。そこから1、2時間ほど寝られるのは、出勤時刻ぎりぎりに起こしてくれる妻がいればこそのことで、実にありがたいことです。
同じお店で買い求めた「笑い栗」です。ただ単にぱっくりと割れている様子が笑っているみたいだという、それだけのものなのですが、いわゆる甘栗系、妻や娘の大好物なのです。おいしそう、とかってみたぬれ煎餅にもまだ手をつけず、あと一息、もう20点分ほど問題を作ります。
それさえ出来たら、思いっきり寝られる・・・・・ただそれだけを楽しみに、今を過ごします。試験前は学生よりむしろ、先生の方が大変ですし、試験が終わったら終わったで、開放感全開の学生たちと対照的に、先生たちは採点に忙殺されます。何でこんなめんどくさい仕事をやってるのか、と時折自問してしまいますけれど、街で出会った卒業生に「先生!」と声をかけてもらうだけで、すべてはAll Right!、なんですねぇ。
コメント
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万年筆関係者は睡眠時間の少ない方が多いようで、お体にご自愛ください。
私など現役時代から8時間睡眠は確保するようにしています。
ただ南雲Dr.のように22時までには寝るというのが課題です。
投稿: ペリカン堂 | 2012年5月23日 (水) 21時26分
ペリカン堂 さん
よく寝る方なのですが、段取りが悪いので仕事が立て込んで仕方なく寝る間を惜しんでつじつま合わせをしています。
実際、南雲Dr. のおっしゃるゴールデンタイムに寝落ちしてしまいますと、翌朝は未明か早朝に気持ちよく目が覚めますね。
投稿: つきみそう | 2012年5月23日 (水) 23時26分