牛乳石鹸
シャッターが落ちるまで体力が続いた「くま(仮名)」さん。ケージの縁が彼女の体には少し高いのと、肥満と加齢によるしんどさが加わって、彼女が前脚をかけて立ち上がっていられる時間はけっこう短いのです。
ホラ立ち上がった、とカメラを構えてシャッターを押した頃には重力にしたがっている、というのがいつものパターンですが、今日はいつもより長い目に立ち上がっております、という感じですね。
昔は漂白剤のことをブリーチっていいました。ピックアップトラックはトヨペットとかダットサン、ワンボックスワゴンはどれでもみんなボンゴ、ってな感じでそう呼んでいたように思います。今も私の頭の中には、塩素系はブリーチで酸素系はハイター、っていう区分けが残っているのですが、キッチンハイターというのも塩素系ですね。
帰宅途中にスーパーに寄って台所用の漂白剤を買おうとしたところ、キッチンハイターは298円、こちらのブリーチは88円。内容量も成分も同じものが並んでいて、価格がこれだけ違います。普通の人は88円の方を訝しがるのでしょうが、私は倹約者とチャレンジャーの道を選びました。ブランドの差って思っている以上に大きいんですね。
哀愁と加齢臭がともに漂うお年頃なので、薬用の除菌石鹸だとか柿渋石鹸といった値の張るものを使っていたのですが、ついうっかり在庫を切らしてしまったのでど定番の石鹸を購入しました。
子供の頃は石鹸というのは中元や歳暮で贈られたものを使うのだ、と思い込んでいたものです。結婚してからしばらくして実家を取り壊すときにも、物置から大量の石鹸を救出しました。それがなくなって普通に石鹸を買い求める人になってからは、おもしろがってひとひねりふたひねりあるようなものばかり買っていましたので、ホンマに普通の牛乳石鹸を自分で買うなんて、ある意味、感動ものです。
しかもこれ、バスサイズです。普通に思い浮かべる石鹸より一回り大きいのです。お風呂の石鹸は本当に過酷な条件と戦っています。石鹸を溶かしてしまう水分に常にさらされ、暖かい環境でより柔らかくされるのです。ですのでバスサイズ、期待しております。数日は余分にもつでしょうか。花の香り、豊かな泡立ち、を標榜する良い石鹸ですから、ネットに入れてガンガン泡立ててシッカリ加齢臭を洗い流していきたいと思います。
本日はとってもアカデミックな萬年筆ネタを用意しておりましたが、そちらは明後日に。明日もまた、実にしょうもないネタが続きます。
コメント
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違い
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本当だろうか?
よく判らん
投稿: マオぢい | 2012年5月 8日 (火) 08時37分
プラスチックのアルミ蒸着メッキをはがすのに使ったところ,ブリーチでは落ちない!ということでハイターで落としたことはありましたが。。。
(ちなみにクロムメッキは落ちません)
投稿: mercuryo | 2012年5月 8日 (火) 09時32分
マオぢぃ さん
mercuryo さん
界面活性剤の違いですか。妻が晒していた湯呑みでゴクッとやってしまったこともあるので、ここはブリーチで正解でしょうか。
投稿: つきみそう | 2012年5月 9日 (水) 01時39分