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2012年5月27日 (日)

つながり

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 日曜ですので、全国の三木のり平ファンのみなさまに向けて「ちち(仮名)」さんの変な顔をお送りします。野生動物は敵に目の動きを見られると不利だから、ということで、犬の場合も白目がほとんど見えないようになっているそうですが、我が家の犬は目がまん丸でよく白目の部分を出します。腹を上にして警戒心で寝ているお座敷犬ならではとも言えそうですが、カメラと違う部分に犬にとって気になるものを置いて撮ったのでしょうか。いともたやすくこんなのを撮ってしまう長女に脱帽です。

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 個人が特定できなければいいか、ということで、油絵調に加工した人間ピラミッドの写真です。少子化で児童数が減っていますので、5年生と6年生とを合わせて、こんなピラミッドを二つ造っていました。こちら保護者の観覧席に向けて一つと、他の児童や来賓の座っている公社側に向けて一つ。まずはこいつを完成させてからゆっくりと崩し、然る後に向こう側に指導者が行って組み上げる、という段取りです。

 最近は小中連携がやかましく言われるようになっていて、私の勤務している市でも3年先にはすべての小中学校で小中連携を実施することになっています。小学校の先生とお話をすると、同じ教育現場とは思えないほどの文化の違いを感じますが、それもまたお互いにいい刺激になって、その成果が子供たちに還元されて大きな教育効果があがることが期待されているものと思われます。また、小学校から中学校へと子供たちが進んでいく中で、「中一ギャップ」とか「中一ショック」とかいう言葉がありますが、そこがスムーズにつながることも期待されているのでしょう。

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 真面目に教育のことなど書いていると、自分でも背中がむずがゆくなってしまうので萬年筆ネタへ逃げます。昨日は外側だけをお見せしたプラチナのアマゾナス。外装は相当くたびれてきていますので、後生大事にコレクションしておくよりも、ふだんからガシガシ使ってやることにしました。とはいえこれからの季節に胸ポケットに挿したりするのは革にとって拷問でしょうから、職場の抽斗に常駐させて細かい文字を要求される様式への記入などに活躍してもらいます。

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 シープなど、プラチナの革巻き萬年筆はどこに継ぎ目があるのかわからない、とよく言われますが、そんなことを聞くと継ぎ目を探してしまう天の邪鬼な私。しかも目の前にあるのは相当くたびれた個体ですから、みごと期待にこたえてくれるはず、と見てみました。わかりますね。私の腕でも写真に撮れるほどのしっかりとした継ぎ目が見えます。それでも継ぎ目から剥がれかけていたりしないあたりに技術とノウハウが込められているのでしょう。

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 継ぎ目といったらこれ、カトウセイサクショカンパニーのセルロイド萬年筆です。こちらは継ぎ目があって当たり前、なんで隠さなあかんのや、ってところですが、こういう派手派手な模様の場合、けっこう継ぎ目が気になるのじゃないか、あるいは逆にかえって気にならないかも・・・・・いったいどっちやねん、と確かめてみました。

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 露骨ですね。ここが継ぎ目です、っていう感じですが、カレイドスコープの場合はむしろそれも「模様」の一部みたいな感じです。むしろ潔い感じです。むしろ、普通は鉄ペンなのに金ペン先になっていることのほうが潔くない感じさえします。実際このメーカーのペンは、私みたいな素人が使うぶんには鉄ペンの方が何かと好都合なように思います。

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 最後にペン先を並べて記念撮影。小さい方が18k、大きい方が14Kです。実際この14Kのペン先をうまくペン芯に載せ、よい状態で軸に突っ込むのは相当に難儀な作業で、うまくいったら二度と抜きたくない、というもののようです。調整とか修理とかを手がける方の偉大さがよくわかるこの1本、やはり夏向きの派手な柄なので、これからの季節、実戦投入してみようと思います。

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コメント

なんか下の方に女の子が固まっている気がするのだが?
気のせいか? はたまた加齢か糖尿による視力の
問題だろうか?
レイバンのグラサンかけたら事実が判るのだろうか?

 マオぢぃ さん

 そんなん、あたりまえでんがな。小学校の高学年
ていうたら、女の子の方が大きくてあたりまえ。

 なので、デカい女の子、ゴツい男の子を土台に、
5年生で軽くてバランス感覚の良い女の子を
てっぺんに載せるんですわ。

 レイバンのグラサンかけんでもわかります。

ちち(仮名)さんの御尊顔は技有りです!いやもう1本ですね。「ん!?」ってな感じで興味の対象へ意識がいっている様子が堪りません!?この記事を読むまでアマゾナスはアマゾネスと思っていました。この言葉の意味も分かりませんが、それ以上に何の革(皮?)なのか見当もつきません。何とも不思議な見た目ですね。

 すいどう さん

 蛙の皮らしいですね。よくあるリザード系よりも
小ぶりでありながらしっかりと盛り上がっている、
そんなでこぼこぶりが特徴的ですね。悪いですけど、
きっとこの皮を提供してくれたカエルさんとご対面
したら逃げ帰るんじゃないかと思います。

プラチナの革巻きのええとこは、縮みがなぜか少ないところですね。
これがパイロットだと隙間が出来ていたり、セーラーだと逆に伸びてしまってはみ出しているのが手元にあります。。。

 二右衛門半 さん

 そう、なぜでしょうか、縮まないですね。継ぎ目が見えてもその下は見えません。そこがすごいトロですね。

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