若いナンバ
霞んで見える「ちち(仮名)」さん。春の陽気のせいでも花粉のせいでもなく、単にブレているだけの1枚です。飼い主が夫婦揃ってご帰館になったので愛想をしている、というか、遊んでくれと叫んでいるところです。前脚のかかっているケージの縁にピントを置いて彼女が立ち上がるのを待ち、とびあがったところでシャッターを切るのですが、彼女の動きが速いのでこんなものしか撮れません。動物写真を撮る人って本当にすごいんだなぁ、と思いつつ、早朝の奈良公園で鹿に襲われていたドクターを思い出したことでした。
「さくら夙川」なんて駅名につけるほどですから、綺麗なことは間違いありません。西宮市の夙川沿い、まだまだ寒いのにもかかわらず桜が咲き、結構な人出でした。そんなところへ晩ご飯を食べにいこうとお店に電話を入れると、すんなり予約ができたので取れたので、何も考えずに行ってびっくり。気がついていれば絶対に足が向かない桜の時期の夙川。色んな偶然が重なって、おいしい晩ご飯と綺麗な桜、両方とも楽しむことができました。
最近とんとご無沙汰していた夙川のアルテ・シンポジオさん。いつもながら工夫を凝らしたおもしろいお料理で楽しませてくれます。こちらはメインのお肉料理で、ヤングコーンが添えられています。普通、ヤングコーンというともっと小さなものがサラダなんかに入っているのをよく見ますが、これはけっこう大きめで、可食部分だけで人差し指ほどの長さがあります。
おなじみ、ナンバのヒゲ。最近はナンバと言っても通じないことが多くて寂しい限りです。このヒゲは、花でいうならめしべにあたる部分だったはずです。高く伸びたナンバの茎の中程にこういうのがたくさん付きますが、それはどんどんとってしまって、こうやっておいしく食べ、ひとつかふたつ大切に残したのが大きくなっておいしくいただけます。
ナンバは土の養分をガンガン吸い取りますので、収穫後は茎を土中に埋め、少しでも土に養分を返すようにする・・・・・なんてことを書いているうち、久しぶりにナンバを育てたくなってきましたが、蛾の幼虫がつくかも知れない恐怖にはなかなか勝てそうにありません。
6時にお店に入って、最後のお菓子まで3時間。9人グループのパーティーと同時進行でしたが、妻と二人、ゆっくり話をしながらの充実した3時間でした。職場ではどうでもいい会議に何時間もとられて辟易しているこの時期、本当にいいリフレッシュができました。
このお店で上等な晩ご飯を食べる直前、これまた変なモンを見つけて喜んでいたのですが、ワインの酔いもいい感じに回ってきましたので、それについてはまた後日。
金曜日の昼過ぎに大阪城の近くに用事があったので
そこから本町まで行くのに雨がやんだので
大阪城の桜を見ながら歩いて行きました。
まだ咲いて直ぐなので人も殆どいなくて久しぶりに
花見を楽しみました。(3分咲き位かな?)
ちなみに、その日の全歩数は19,000歩位で
結構歩きましたが、まだ余力が有りましたよ。
もしナンバ栽培するならお相伴期待していますぅ。
投稿: マオぢい | 2012年4月 8日 (日) 07時31分
マオぢぃ さん
人出の少なさと言い、歩数の多さと言い、実にいい花見をなさいさたね。はてさて、怠け者な私、ナンバなどつくれるかどうか。まぁ頑張ってみます。
投稿: つきみそう | 2012年4月 8日 (日) 23時23分
ウチの方では、ナンバンキビ、トウキビ って 呼んで居ました。
小作農の子だった祖母は、ナンバンキビの軸をおやつに囓ったそうです。砂糖みたいに甘かったそうで。干し柿の白い粉が砂糖の代わりに使われた頃のお話しですが、そう遠くない昔のお話しです。
投稿: きくぞう | 2012年4月10日 (火) 06時53分
きくぞう さん
収穫してすぐのナンバは本当に甘いですものね。常温では収穫後24時間で糖度が半分程度になるともいわれます。
子供の頃,夏休みは母の実家(すごい田舎)で過ごしておりましたが、昼寝から覚めると鍋一杯にお湯を沸かして、半分ぐらい沸いた頃に家の隣の畑に行ってナンバをもぎり、皮をむきながら家に帰ってきて、ちょうど沸いたお湯に放り込むのが日課でした。茹で上がったナンバを食べようかというあたりで決まって雷が鳴って激しい夕立。時には停電したりしましたが、私にとっての夏の原風景です。
投稿: つきみそう | 2012年4月11日 (水) 00時27分