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2012年1月18日 (水)

みおさめ

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 帰宅した飼い主にケージから出してもらい、ひとしきり暴れ回ったあと、満足そうにくつろいでいる「ちち(仮名)」さん。ちゃんとこういう、優しい表情もできるのです。

 風は冷たかったものの、比較的暖かな日ざしに恵まれた今日、午後から生徒諸君が私立高校へ願書の提出にでかけましたので、ちょっと気になってその様子を確かめてみようと、午後から少し校外に出ておりました。

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 生徒が自分で手に入れた私立高校の願書は、まずすべての書類を預かってチェックし、生徒と保護者が記入すべき部分を鉛筆で囲んだり、薄く下書きをしてから返却します。家庭から書類が戻ってきたら、記入漏れや誤記などがないかを複数の教員でチェックして、OKとなれば生徒の顔写真や受験料振込の証明書などを貼り付け、必要に応じて校長の職印なども捺します。それを報告書(いわゆる内申書)とともに厳封して生徒に手渡し、「気をつけて行ってきなさい。」となるわけです。

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 昨今増えている郵送での出願しか受け付けない学校については、生徒一人一人の出願用封筒を全部チェックしてから厳封して、「ポストに入れちゃダメですよ!」と念を押して生徒に持ち帰らせます。初めてという生徒も多いので、郵便局でトラブっていないかどうか、学校近辺の郵便局を巡回していたのですが、その途中何度か車を駐めて薬師寺を撮りました。

 綺麗に色がついているのが西塔で、素屋根に半分隠れているのが「凍れる音楽」といわれた東塔です。かの西岡棟梁はこの東塔の前に1日座って観察し、「歪んでるわ」とおっしゃったそうです。江戸時代だかの修理で全体のバランスが崩れているのを見抜かれたのです。ちなみにその後に見えるはげ山は山焼きで知られる若草山です。三笠山などとも言われますが、阿倍仲麻呂が歌に詠んだ御蓋山とはご近所ながら別の山です。

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 金堂と大講堂の間あたり、かつてAKB48のコンサートなども行われた広場にクレーンをたて、ここで素屋根を組み立ててから鉄板の上をスライドさせつつ東塔にかぶせていく、という工法がとられています。これは、工事中であってもお寺の拝観を可能にするためです。

 拝観料700円なりを払って中に入るほどの時間もありませんので、外から撮るばかりでしたが、薬師寺の塔を望遠系のレンズで撮るといったらこれしかありませんね。

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 修理が完了するのが2018年ということで、しばらくお別れです。身収めすなわち見納め、ということになりますね。寂しくなりますが、案外6年というのはすぐにたってしまうものかも知れません。その間は、しっかりとこのペンで字を書くお稽古でもして過ごすのが良さそうです。

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コメント

実はこの飛天……コチラのブログで1番登場しているペンではないのでしょうか(笑)?

 たがみ たけし さん

 そうかも知れません。なにせ手持ちの本数が少ないので同じのを何度も出すしかないのですね、これが。

来月末の若草山ヒルクライムの時まで見られたらいいのですが・・・

飛天の登場、待ってました。以前拝見した時よりも銀が落ち着いた色になっているような・・・。次の登場はまさか6年後ではないですよね。

 大阪のオバチャン さん

 予定では2月末に素屋根の工事が完了する予定です。間に合うのかどうか、ギリギリのところですね。

 ロクリンパパ さん

 銀だとか螺鈿だとか薬師寺とかいうネタの時には登場させることにしております。少しずつkぅろくなってきているのが楽しみですね。

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