腐海の秘宝?
謎の生物と遊ぶ「ちち(仮名)」さん。この黄色いものは本来、人間が手に嵌めて犬と遊ぶマペットのようなもの。長男が遊んでやっている最中、ものの見事に奪い取られたのを果敢にも奪還したところで再び彼女に食いつかれている瞬間です。手に嵌めているときはグッと握ることで仕込まれた笛が鳴り、その瞬間だけ「ぎょっ」としてひるむのですが、こういう形になってしまうと犬が有利です。
eo光のコース変更のため室内に作業員さんが入る、というので、大慌てでPCの周りを片付けた際、とりあえずその辺に転がっていた訳のわからないものを袋に放り込んで別室へ移動させたのですが、そのまま放って置くわけにも行かないので中身を確かめてみました。ちなみに目立っているピンク色のものは「首ねっこ」という首の凝りをほぐす道具です。
まず目をひいたのがこれ。こんなものがむき出しでそこら辺に放置されていたのは理解に苦しみます。かの有名なスロット1対応のペンティアム2です。KlamathなのかDeschutesなのか、私のようなシロウトにはわかりませんけれども、私の手元にあるぐらいですからそんなに高いものではないはずで、そうなると初めてCeleronが世に出た頃のもの、つまりDeschutesということになるのでしょう。
おそらくは中古で買ったマシンにこれも中古で買ったCPUを組み合わせて性能アップを試みた結果放り出された元のCPUなのでしょう。旧いPCを快適に動かそうとすればメモリの増設とHDDの高速化。それでもまだ遊び足りないときにCPUの換装です。当時はそんなことを悟る前だったのでしょうね。
誇らしげにWindows2000対応をうたうテンキーボード。当時最新のインターフェイスであったUSB接続のものです。電源を入れたまま挿し込んでそのまま認識・使用できるようになるのはこの次のXPあたりからで、それならPS2のものでも良かったわけですし、何よりもUSB1.1が主流という時代でした。
でも、右側のはお宝です。接続端子はPS2なんて生やさしいものではありません。これ、NECの98NOTEシリーズにつなぐテンキーボードです。思わず遠い目になりますね。
初めての自作PCは、そのほとんどのパーツをこのお店の通販で揃えました。秋葉原の駅を降りて中央通りへ出て少し歩くとこのお店のビルがあったのですが、廃業してもう2年になりますね。マウスパッドの上にのっているのはAirH”の通信カード。これまた昔話の登場人物です。
ノートPCのカードスロットに挿し込んで使う妖しい道具。ケーブルになっている方は2.5インチのHDDにつなぎます。これを使うことで、ノートPC内蔵のHDDにあるデータを別のHDDに逃がしたり、ノートPCから取り出したHDDのデータを吸い上げたりするのに使いました。こいつは実によく働いてくれました。これのおかげで諦めていたデータを救い出せて歓喜の涙、という人が何人もいたのです。
こういうものを何に使うのかわからない、という人の方が多いでしょう。こんなケーブルで2台のPC、それもNECのPC-9800シリーズまたはその互換機をつないでデータのやりとりをするのです。MS-DOSの時代というのは、インストールしたソフトウェアでさえディスク上のデータに過ぎなかったので、そのまま別のハードディスクに移せば難なく動作したのです。
その少し後の時代、Windowsと名前はついているけれど実態はMS-DOSという時代に活躍したのが写真のケーブル。DOS/Vとか98NXなんて文字が何とも懐かしいですね。
これまたヘンタイなパーツですが、機器の構成によっては現在でも使えるものです。シリアルATAではない、IDEのHDDの場合、プライマリとセカンダリ、マスターとスレーブ、なんていう区別があって、それを結線はそのままでスイッチによって切り替えようというものです。別のハードディスク、または別パーティションにそれぞれ違うOSを入れておいて選択ブートさせるというもの。実際、トレインシミュレータというソフトがWindows2000以降に対応していなかったのでこの装置を使っていたこともありました。
来る9月3日のWAGNER神戸大会でおこなわれるじゃんけん大会に十分ご注意ください。こいつが迷惑景品として出てきます。未使用品ながらたっぷりホコリを被ったその姿には貫禄さえ感じられますが、手に取ってみるとさらに貫禄を感じるその重さ。ずっしりと重いのです。
ご覧のように、狭い机の端に取り付けてマウスオペレーションのためのスペースを産み出すというもの。かつてはこの手の商品が結構あったのですが、最近はあまり見ません。デスクトップPCを使う人が激減したのも一つの理由かもしれませんね。
大きな手提げ袋2つひっくり返してこんなガラクタばっかり、と少々がっくりしていたのですが、最後あたりにPILOTのプラスチックケースが現れて、中から出てきたのがこの2本。以前にBlogで紹介したあと、腐海の底で眠っていたようです。最後に紅白のペンが出てきて、めでたしめでたし、というところでしょうか。
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