ただ、日本製、と
ソフトバンクのお父さんをじっと見つめる「くま(仮名)」さん。とにかくこのストラップが大好きで、見つけるとパクッといくのですけれど、これは撮影者である長女にお預けをくっているところです。長女が撮るといろいろと余計なことを考えない分、いいものが撮れているように思いますけれど、家の中にものが散乱しているところまでバレてしまうのが辛いところです。
何とも派手な封筒。ビニール製で丈夫なもので、開封しようとして引っ張っても引きちぎることも出来ませんでした。空きスペースに所狭しと貼られた切手が目をひきますが、苦労せずとも読める宛名など、海外から着た荷物としては珍しい、というのが家族の感想。そういう比較をしているあたりがすでに変なのでしょうけれど。
出てきたのがこちらです。封筒自体、手のひらに何とかのるほどの大きさですので、この箱もそんなに大きなものではありません。ですから当然、中に入っている筆記具も小さなものです。
日本製の萬年筆とペンシルのセット、ということで、このセラーさん、継続的に出品されているようです。日本製と謳われたものが地球の裏側から来るというのも感動ものだぁ、などと言ってましたら、そんなん家中にいっぱいあるやんか、と突っ込まれてしまう私。
PILOT製の替え芯が入っておりますが、これはたまたま、なのでしょう。ペンの造りなんかを見ますと、とてもPILOTとは思えません。首軸にはネジらしきものが切ってありますが、とても短いもので、しかもまったく効いていませんので、それらしい雰囲気を出すためのダミーなのかもしれません。したがってキャップの開閉は何となく抜く、何となく蓋をする、という感じです。
こういうものに詳しい方、いかがでしょうか。このRIBBONというのがブランドだろうと思われるのですが、こういうメーカーが存在したのか、今でもあるのか、どうなのでしょう。広島の二右衛門半さんがお持ちのペンケースに書かれた「リリィ萬年筆」と同じような、ほとんど誰も知らないマイナーなメーカーなのでしょうか。
抜き身の様子。大きさなど、プラチナのグラマーとかセーラーのギルサンスとか、そういうものとほぼ同じです。モンブランの149に代表される、いわゆる萬年筆らしい姿をイメージしたもの。クリップが変に立派なところが笑えます。
未使用なので逆さまに挿してありますが、ヨーロッパタイプの短いカートリッヂを使うようです。ペン芯の裏側は写真のようにのっぺりとした感じ。立派に見えるクリップの裏側もお願いだから見ないで、というほどのクォリティです。
ペン先のアップ。ペンシルはオートマチックとうたっているので、先っちょを紙にあてると芯が出てきてかけるというタイプなのでしょう。そして、ペンシルの首軸、あ、割れてる、という感じに白い筋が入っておりますが、これは割れているのではありません。
匂いをかいでみても樟脳の香りはしませんが、何となくセルロイドっぽい素材で出来ているようです。しかしこれも、積極的にそういう感じを出したというよりは、結果としてこんな筋というか模様というか、そういうものが出来てしまった、っていう感じですね。
こういうラベルがキッチリと貼られているあたり、やはり日本製なのかなぁとも思いますけれど、何かと謎なところの多いペンです。いったいこれ、どういう素性のものなのでしょう。二右衛門マスターあたりならご存じなのかも知れませんね。
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コメント
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昔、台湾からのEMSで箱一杯に切手が貼ってあるのが
ありました。
そうですね。 切手3シート+バラの切手(笑)
投稿: マオぢい | 2011年6月21日 (火) 10時55分
マオぢぃ さん
さすがに切手の場合は拒否できませんからねぇ。
消印とか,やっぱり縦横無尽に押してましたか?
投稿: つきみそう | 2011年6月21日 (火) 14時56分
そりゃまあ、、、
チェックしましたが、消印が付いていないのは一枚も
有りませんでした。残念!
投稿: マオぢい | 2011年6月21日 (火) 16時36分
マオぢぃ さん
台湾のポストオフィス恐るべし。未消印がないかと
調べるおっちゃん、さらに恐るべし。
投稿: つきみそう | 2011年6月21日 (火) 18時44分
わからんです!(笑)
特にペン芯がこれなのは珍しいですね。
投稿: 二右衛門半 | 2011年6月22日 (水) 08時17分
二右衛門マスターでもわからないという謎の筆記具。
一体どこがつくったんでしょうね。
投稿: つきみそう | 2011年6月22日 (水) 12時15分