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2011年5月11日 (水)

白衣は?

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 珍しくお顔が来ている「ちち(仮名)」さんの写真が撮れました。新しい敷物をもらった彼女、上機嫌で寝ていたところなので、飼い主に気づいて顔を上げたものの、まだ寝ぼけているのです。暑い季節を迎えて、犬の敷物も投げ売り状態です。

 大型連休が明けてから一気に蒸し暑さが増したので、ここ数日は白衣を着ないで授業に臨んでおります。教室に向かう廊下で、すれ違う生徒たちは皆「アレッ?」という表情。特に入学して間もない1年生たちは、私のことを「白衣の天使」と認識していますから、なんで白衣を着ていないのだ、と怪訝そうな顔で見ています。

 同僚たちからは「白衣のペ天使(ペはいらん、ペは)とか、白衣のけーしー(高峰とちゃうっ)などと呼ばれておりますが、生徒たちはわかっていてくれたんだなぁ、と満ち足りた気分になります(笑)。でも、これから暑くなる一方ですから、秋が来るまで白衣とはお別れです。

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 漢字の変態さんにとって白衣というのはアレですけれど、萬年筆のヘンタイさんなら白衣といえば「ペンクリニック」となるはずです。写真は先週末、大阪なんばの高島屋でのペンクリニックで、インクの出ないペンを調整していただいているところです。数珠やヘンタイルーペが見えますから、あぁ、あの系列のペンドクターなんだ、ということがわかるでしょう。

 

 このペンクリニック、ヘンタイが2人も目の前に座って、大きなペンを2本も3本も差し出したものですから、ドクターにとっては大変な作業の連続だったことと思います。

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 机で隠れて見えませんが、ドクターの白衣には直径10センチほどのインクのシミができています。それというのも、イカついヘンタイのおっさんが、インク吸入式の大きな萬年筆を差し出して「ペン先抜いてみて。抜いてくれへんかったらシバくで」などと言ったからなのです。ペン芯のフィンが倒れないように気を遣いながら、思いっきりシッカリと嵌まってなかなか抜けないペン先に渾身の力を込める。ペン先が抜けたと同時にインクも噴き出してきたというわけです。白衣が汚れただけですんだのは不幸中の幸いでした。

 ここまでの文章で、誰がどんな萬年筆を差し出してペン先を抜いてもらったのか、だいたいわかったという人はヘンタイ度が相当高いと思って間違いありません。いっぽう、いやそれよりこの写真の方が問題やろ、などと思った人は、ヘンタイを通り越して二右衛門半(普通名刺)になってしまっている可能性があります。

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 今日はサーバが異常に重く、写真1枚アップするにも5分以上かかるという状態ですので、これ以上の更新は諦めます。本日は、ペンクリニックの様子がよくわかるように、萬年筆を拡大してお送りしました(笑)。登場したペンたちについては日を改めてご紹介いたします。

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コメント

姫路からペンケースも購入しなくちゃならんですなー。
そっちの方がだいぶ、高くつきまっせ。

ヘンタイ度の低い私めなどは何がなにやらサッパリ分かりませんでした……(笑)!

ヘンタイさんとちにかかったら、ペンクリドクターも命がけですね。ほんと、シバかれんでよかったです。

 二右衛門半 さん

 もうこいつはケースなしで、タオルで巻いて
持ち運びすることにしております。

 こんな常識外れのペンケースなんてありまへん。

 たがみ たけし さん

 おぉ、たがみさんにとってはまだまだヘンタイ度が
低すぎるということですね。なんでこんな程度で
ヘンタイなどと騒いでるのか、よぅわからん、と。

 くーべ さん

 最後の写真のドクターはシバかれまくって
おりました。普段からですからなぁ・・・。

大きいですね〜。
色柄おまかせでよろしければ、姫路からペンケースを配達しましょうか?
二右衛門半さんオススメ、姫革の扇子入れを…。(笑)

 るり千代 さん

 姫路の白革は魅力的ですが、いい値段しますね。
ここまで来たら、ケースも通り一遍でないもの、と
いう気になってきます。何かオモロイもんないかな、
と密かに意識はしてるのですが。

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