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2011年5月24日 (火)

ファンシー文具

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 飼い主が食事をしている間、食卓の下で見守ってくれている「くま(仮名)」さん。何かおこぼれにあずかれないものかと、時折、飼い主の両脚の間からぬぅ~っと顔を出す、そのときの表情が実に可愛らしいのですが、残念ながらおっさんの脚が映り込んでいるので写真を公開することなどできません。

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 生徒の母親が亡くなり、今日が告別式。中間考査で午後から授業がなかったので、生徒会役員の生徒を連れて告別式に参列してきたのですが、生徒を車に乗せるために室内を片付けようとしたとき、ステップにかけた足が滑って「弁慶の泣き所」をしたたかに打ちました。話には聞いておりましたが、実に泣けます。

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 お葬式の間も、あちらこちらからすすり泣きの声。子どもにとって親御さんが亡くなるというのは大変なことですが、旅立たれたお母さんの方も、中学生の子どもを残してというのは実に哀しく、無念であったことでしょう。そのことに思いをして、参列者のお母さん方も皆さん涙を見せていらっしゃいました。

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 ズキズキ痛む脚で式場の片隅に立っている私は、ひょっとしてこれ、大難を小難で済ませた、ということなのかもしれない、などと考えておりました。生徒を何人も車に乗せて出かける、そこに何かの危険があって、それに遭わせないためにご先祖が脚の痛みに代えてくださったのだろうなぁ、と。人生半世紀、さまざまな加護と幸運だけで生きてきた私らしいことだなぁ、とも思ったことでした。

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 先ほどからノッファンシーな文具たちは、岡崎の竹内文具店にお邪魔した折に求めてきたもの。ペンクリニックにお世話になったら、わずかではあってもそのお店で何かを買う、というのが基本です。こちらの紙製品はそれこそわずかばかりですが、きっちりヘンタイの要素が入っているあたり、われながらなかなかです。

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 この、萬年筆でお手紙を書く、という設定のものは、シリーズの中でも最も平凡です。封筒を開けると中のカードがすぅ~っと出てくる、というものや、500円玉より小さいのにしっかり開き、書き込むことが出来るノートなどと比べれば、実に普通で面白味に欠けます。

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 お葬式から帰ったあと、ひたすら採点に励んでいたのですが、ここで岡本ピンクがまさかの大暴走。瓶の蓋をキッチリ閉めていなかったのでしょう。瓶を手にとったときにインクが漏れ出して、辺り一面ピンクの海。危ない人みたいに、おてても真っ赤、いや真っピンクに染まってしまいました。そんなこんなで採点が終わっていないし、答案を自宅に持ち帰ることも許されていないし、となると、学校に泊まるしか手はありません。困ったもんですねぇ。

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コメント

暴れ者ですな~。
ピンクというのが気が利いています♪

某お方が暴走したのかと思いました(笑

 二右衛門半 さん

 答案用紙の紙質があまり良くないので、
採点中は定期的にインク瓶に浸してプシュッ、
とやるのです。そのためにゆるめに締めて
あったのかもしれませんが、参りました。

 su_91 さん

 はい、はっきりあのお方を意識してます(笑)。

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