ヘンな抵抗
飼育係の長女が、このところ朝早く家を出るようになったので、運が悪いとお散歩に連れて行ってもらえない「ちち(仮名)」さん。今日は「くま(仮名)」さん担当の長男にたっぷりじっくりお散歩をさせてもらって満足げな表情です。
こんな風に、何も考えないで撮るとてきめんに飛んでしまいます。実物を見ると結構茶色いのですが、光の当たるところでは白さが映えるので、2頭並んで歩いていても「まぁかわいい!」などと嬌声を浴びせられるのは「くま(仮名)」さんではなく彼女の方なのです。
本日届いた本をアップで撮ったところ。端の方がすり切れて色が消えているのを見て、何と古い本やなぁと感動する妻と娘。1986年刊行ですから四半世紀前のものです。で、こいつを切り刻んで塔の模型を作るのだと宣言したら、「もったいな~いぃ!」の大合唱。絶版になってしまっている本を切り刻むなんて、ということです。
こいつは20年以上前に一度挑戦して、途中で放り出したものですから、今度はぜひ、と思っているんのですが、たいした曲面はないのに阿修羅像よりも難しいように感じられます。部品の数も膨大なもので、できあがるまでに軽く半年、いや1年はかかるのではないか、という感じです。
そんなことより何より、薬師寺東塔と聞いてヘンタイさんが反応するのはこの部分ですね。薬師寺の中にあるお土産物売店でこいつのレプリカがないかと必死で探している人を何人か見ました。あってもよさそうなものですがないのですね、これが。
その部分だけ、パーツを写させてもらいました。いちおう飛翔天人の描き込みはされているようですね。もっとも、完成しても阿修羅像より小さな高さ45センチほどの塔ですので、この水煙もさほど目立つわけではありません。
この用紙をなぞるようにお写経をして丸め、塔の模型に収めるのだそうです。塔の模型を作ることで、塔を建てた古の人たちの心を知る、ということも、この本の大切な要素のひとつなのです。
しかし困りました。もう1冊、どこかで調達してこないと、簡単に切り刻むわけにはいかないようですので、古本屋さん回りでもするしかなさそうです。
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昨日はどうもありがとうございました。
おかげで楽しいときを過ごすことができました。
それはそれとして、今回の「ちち(仮名)」さんは穏やかな顔つきをしていますね。
投稿: su_91 | 2011年5月15日 (日) 13時49分
昨日の神戸、朝一番から参加させて頂いていたのですが14:30頃早退いたしました。
1937年製のセーラーを試筆頂こうと思っていましたが、お会いできず残念です。
投稿: Ikonta | 2011年5月15日 (日) 14時05分
「飛天」に反応してしまう悲しき性。自分は薬師寺でパンフレットを入手しましたが・・・。水煙のアップがもっとみたいと思ってしまいます。
投稿: ロクリンパパ | 2011年5月15日 (日) 18時47分
Su_91 さん
昨日は久しぶりにお話ができましたですね。
宴会などでお近くに行けたらよかったのですが。
また、金沢ですかね。
投稿: つきみそう | 2011年5月15日 (日) 20時01分
Ikonta さん
ちょっと出かけるのが遅くなってしまいました。
もうちょっとのところで入れ違いになってしまい
ましたね。
よろしければ7月の大阪へもお運びください。
投稿: つきみそう | 2011年5月15日 (日) 20時04分
ロクリンパパ さん
塔の下に立って、300ミリぐらいの望遠で狙うと、
笛を持っているのもわかるほどに撮れますね。
職場から歩いていけるほど近くにあるのですが、
なにせ拝観料が700円ですので、、そうそう頻繁に
行くわけにもいきません。
投稿: つきみそう | 2011年5月15日 (日) 20時07分