はまるとキチキチ
お習字をしている妻に寄り添って、舌なめずりをしている「くま(仮名)」さん。妻は手習いをしながら、私がさる方にいただいた花林糖をパリポリ食べているのを見て、いそいそとそばに寄ってきたのです。
モレスキンのようなこれは、iPad2のケース。こんな記事を読んで、これはいかんと慌てて手に入れたものです。
アメリカはサンフランシスコで作られているDODOケース。基本的には、初代iPad用とまったく同じです。そのモレスキン風、というよりはモロにモレスキンな外観と、構造材として使われている素材が大きな特徴です。
すでに絶滅してしまった鳥、ドードーをロゴにしているこの会社。ドードーの絶滅というと、いかに人間が酷いか、というお話になるのですけれど、だからこそ、地球環境を大切にしなければ行けないんだよ、ということなのでしょうか、このケースには環境に優しい素材が使われております。
主な構造材は竹。成形した竹をフレームにして、その中にiPad2をはめ込む方式です。中古で手に入れましたので目にも鮮やかな真っ赤な内張ですが、新規に注文するのであれば何色かある中から選べるようです。
竹の枠にiPad2をはめ込んで、固定はどうするのかと思ったら、枠の4隅にあるゴムのようなもので支えるだけです。しかし、これが思いのほか強力で、一度はまり込むと少々のことでは外れません。
各種ポートやスイッチにアクセスするための切り欠きも、非常に丁寧に削られています。失礼な言い方ですが、アメリカの人がしたとは思えない緻密な仕事ぶり。竹のフレーム同士の合わせ目なんかも、ずれたり隙間が空いたりすることなくぴったりと合っています。日本人の仕事だと言われても納得してしまう仕上がりです。
難点としては、当然のことながら少しかさばってしまうことと、蓋というか表紙というか、その部分を裏側に折り返すことが出来ないので基本的には机の上に置いて使うように限定されてしまうことぐらいでしょうか。でも、iPadなんてデカくて重たいものを手に持って使うこと自体、落として壊す危険性が高まるわけですから、それはそれでいいのかも知れません。
あと、この仕事の丁寧さもあって、注文してから手元に届くまで、1ヶ月から1ヶ月半かかるというのもしんどいところですね。待っている間にiPad2を壊してしまうことだって十分考えられます。でも、よくよく探してみると、たとえばここのように、早々と修理サーヴィスを開始しているところもあるようです。ありがたい話ですね。
コメント
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ボーボー鳥と言えば「不思議の国のアリス」ですね。
iPadを持ち歩くには、昔のバスのお姉ちゃんみたいに
お腹の前に首からつるすと良いのと違いますか?
投稿: マオぢい | 2011年4月17日 (日) 09時57分
まちがった、ボーボーではなくて、ドードー鳥でんがな。
加齢に伴う痴呆症か?
アルコールに伴う痴呆症か?
最近は前者の方が多いです。
投稿: マオぢい | 2011年4月17日 (日) 09時59分
ボーボー鳥って、おったらオモロいでんな。アリスの世界やったら
燃えさかる鳥、っちゅう設定かな。
加齢と飲酒による痴呆もあれですが、車掌さん鞄ぶら下げたら、
お腹と一緒に前に突き出す形になるので保護の意味ありません。
投稿: つきみそう | 2011年4月17日 (日) 11時17分
どーどーどー と言えば、牛をなだめる時のかけ声。
どっどど どどうど どどうど どどう
ってのは、風の又三郎の出だしの詩。
風呂桶の蓋と酷評されますが、あの蓋を使用しないでこんなケースを買う辺りは、やっぱりヘンタイのお師匠さん。凄いなぁ。
ちなみにTouchにはどんなケースをお使いなのでしょうか。
投稿: きくぞう | 2011年4月17日 (日) 12時28分
きくぞう さん
PalmとかiPod Touchとか、買い換えるたんびに専用の
ケースを買い入れては使ってきました。アルゼンチンの
VAJAやスペインのピエールフラマ、あるいはフランスの
カバーテックなど、いずれも本体をケースに入れたまま、
ベルトクリップにカチャンと嵌めるタイプでした。
昨年9月以来、iPod Touchにはそんなケースがなかなか
でないなぁと思ううち、普通の腰につけるケースに入れて
使うようになりました。ごくごく普通な感じですね。
投稿: つきみそう | 2011年4月17日 (日) 14時28分