箱が主役?
メタボな体で可愛らしくおすわりをする「くま(仮名)」さん。そろそろ本気で減量に取り組まなければいけませんね。飼育主任である長男は、おやつ一つ与えるのもチェックして「あかんあかん」と叫びますし、お散歩の時間もたっぷりとってくれております。この写真を撮ったときも、そこら中走り回っていろんなものを引っ張ったりひっくり返したりして(写真左など)、すぐに疲れておすわり、という状況でした。
かく言う飼い主も、先日の血液検査の結果が出たから出来るだけ早めに来院するように、とかかりつけのお医者さんから異例の電話連絡!どんだけひどい数値が出たんでしょうねぇ。
萬年筆を手に入れたら、こんな箱に入って送られてきた、というお話です。中に入っているペンの箱でないことはすぐにわかったのですが、箱に書かれた文字が気になってので調べてみると、オッサンには縁のなさそうな、何やらおしゃれなブランドでした。
ファッションブランドなどと筆記具とのコラボレーションはよくあることですから、そういう類の商品だったのでしょう。どこが出してたんだろうとひっくり返してみると、おなじみサクラクレパスさんでした。
あなたは、もう、捨てたのかしら。にじゅうよいろのクレパス買って・・・・・とくれば、かぐや姫の名曲「神田川」ですが、その昔NHKでは「クレヨン」に変えて歌っていたというのはよく知られた話です。ごく普通にクレパスなんて言ってますが、登録商標なんですね。
こんなページが用意されていて、私たちの業界にもなじみの深い会社ですし、本社は大阪市の森ノ宮。大阪城の近くに本社を構えるバリバリの関西企業ですが、とても洗練された感じがする会社でもあります。
これが中身。もちろん、サクラクレパスの商品ではありません。本来なら、油性または水性のボールペン、あるいはシャープペンシルがここに収まっていたはずです。書き味や使い心地はわかりませんが、写真で見る限りはごくごくオーソドックスな見た目の筆記具たちです。
カラーは黒ではなくネイビーのようです。軸色が赤いものもあった模様。私はやはりヘンタイなのか、この画像を探し回っていて、ついでに見つけたペンケースの方が気になってしまいました。
まぁオッサンが持つようなモノではありませんけれど、派手ではっきりしているところがよろしいですね。ごくごくありきたりな筆入れでも、ブランドのバッヂやチャームをつけると大変身、というのがよくわかります。
しょうもないことばっかり書き連ねていて長くなったので、箱の中身については明日のお楽しみ、とさせていただきます。
ファッションブランドのペンって色々ありますね。私が4桁の値段するボールペンを初めて使ったのもどこかのファッションブランドでしたし。一番初めにいい万年筆だなと思ったのはバーバリーでしたね。
ファッションブランドのペンは万年筆好きからすると玉石混交な感じがいたします。でも、実は普及には結構役に立つんです。「これはWatermanの創業者のミドルネームがつけられたラインだぞ」っていうより「このペンはカルティエのなんですよ」っていう方が一般受けするんです。ファッションの一環として万年筆をすすめるのも、布教の一環ではないかなと思います。ちょっとお値段が高いんですがね(^^;
投稿: 達哉ん | 2011年2月19日 (土) 12時27分
なぜかファッションブランドのペンも我が手元に、来る物は来てしまいますねぇー。
困ったことです。
その点、つきみそうさんの方は筆箱で収まっている様子、健全(?)で何よりです。
投稿: 二右衛門半 | 2011年2月19日 (土) 22時52分
達哉ん さん
ファッションブランド、そりゃ萬年筆のブランドより遙かに認知度高いですからね。布教にはこれ以上のものはないのかもしれません。
玉石混淆という点で言えば、こいつはブランドだけだからとDAKS敬遠していたらとんでもなくいいのが混じっていたりしますし、何事も先入観だけで決めてはダメということですね。
投稿: つきみそう | 2011年2月19日 (土) 23時52分
二右衛門半 さん
それは来るというのもありますが呼んでいるというのもあるのでしょう。私は現状、安いものをぼちぼち引っ張ってくる、というスタイルですので、こういう「そこら辺にあった適当な箱」が寄ってくるんだろうと思います。
投稿: つきみそう | 2011年2月19日 (土) 23時53分