粋
頑としてアップで撮られることを拒み続ける「くま(仮名)」さん。ならば仕方ないと、寝ているところを狙ってそぉ~っとケージにカメラを入れ、鼾も一緒に撮ってやるぞとシャッターを押したその刹那、ムクッと顔を持ち上げるのでした。「なによ、ひと(いぬ)が寝ている隙にコソッと撮ろうなんて、野暮なコトしないでほしいわね。」とでも言いそうです。
「また何買うたん、これ?」と差し出された紙袋から出てきたのは、電車を模したパッケージ。絶滅危惧種の113系か、いや、前照灯が小さめだから115系?なんて鉄なことを考えつつ、まめぐいってどこかで見聞きしたことがあるなぁ・・・・・と思っているうち、かまわぬのロゴを発見したのでした。
この日の記事 に登場したプラチナ・シープは、愛用してくださる方のもとへ嫁いでいきました。なかなかに気に入っていただけたようで、ご丁重なるお手紙とともに、このような結構なお品をお送りいただいた、という次第です。まめぐいはまめぐいでも、この「鉄」なのがまたたまりません。まずはこの時点で、「ありがとうございます」と頭を下げました。
パッケージから出てきたのは、手ぬぐいと何かの包み。お、ひょっとしたらこれ、中に豆が入っていて、「豆喰い!」っちゅうことかぃな、と考えてしまうのが関西人の悲しい性です。いそいそと開けてみますと、電車のパッケージ以上にすばらしいものが包まれておりました。
柴犬が2頭に万年筆が1本です。何とすばらしい。こんな気の利いたこと、私にはとってもじゃないけど真似できません。贈り物には先方がニンマリとされるセンスを、なんてことを標榜している変なモン道の家元、だなんて、恥ずかしくて言ってられませんね。
実に粋であります。洒落てます。関西弁では、格好いいとか、人間として尊敬できるとか、粋であるとか、そういう感動をひっくるめて「あんた、おっとこ前やなぁ!」と言うことがあります。実におっとこ前です。ほんとうに、ありがとうございました。プラチナ・シープを友として、楽しく充実した萬年筆ライフをおくっていただけると嬉しいですね。
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