身辺整理
こたつの前で笑っている「くま(仮名)」さんです。この場所は彼女の指定席ともいうべき場所で、ケージの外に出てくると縄張りの確認よろしく室内を一回りして、最後にはここに陣取って払い下げられた古靴下なんかを噛んで遊ぶ、そういう場所なのです。
彼女の視線の先には飼育係の長男の手があって、何かくれるのだろうか、遊んでくれるのだろうかと期待を込めて見つめている、という場面です。
こたつが活躍していた頃からずっと、家には寝に帰ってくるだけ、という状態が続いています。帰宅したらBlogを更新するのがやっとで、あぁ、散らかってきたなぁ、整理しなくては・・・・・と思いながら翌朝を迎える、ということの繰り返し。平日は人の起きている時間、店の開いている時間に行動できないので、その付けが休日に回って・・・・・という悪循環。意志の強い人、段取りのよい人なら、そんな状況でもしっかりと身の周りの始末をつけるのでしょうが、自堕落な私には無理な相談のようです。
それでも、ここに来てようやく気持ちにゆとりが出てきたので、手近なところからぼちぼちと整理を・・・・・と、まず手始めに見つけたのがこちら。ジャンクなキューブ型PCです。中古のベアボーンと部品で組み上げ、職場の机の上で活躍していたものですが、Windows Vistaへの移行に伴って退役。ハードディスクやメモリは取り外して友人用のPC組み上げに再利用。コンデンサがいかれたのか、久しぶりに電源を入れてみたら起動しなくなっていました。
こういうものは本当に処分に困ります。無料で差し上げます、とオークションに出しても、送料がもったいない、と相手にされないのがオチですが、とりあえずは出品してみて、最後は分解マニアの生徒におもちゃとして払い下げ、ということになりそうです。それでもまだ、分解したあとの処分をどうするのか、という問題は残ります。
実はこのマシン、同じものを2台使っていて、うち1台は知人宅で今も活躍中です。そちらはオンボードのLANが機能しなくなってLANカードを追加したものですが、マザーボードの機能それ自体は今も健在なようで、何の問題もなく使えているようです。状態のよい方を手元に残したはずが、結局はゴミがひとつ増えただけ、という結果になってしまいました。
LANがらみでいえば、先日、ネットにつながらなくなったのでOSを再セットアップをしたが状況が変わらない、と持ち込まれたノートPC。うまく動かないPCはとりあえずあいつのところへ、となっているようで、光栄ではありますが実に困りもの。素性のわからないネットワークアダプタがのっていて、HDDのリカバリ領域も綺麗にフォーマット済み。これかなぁと探してきたドライバをあてようにも管理者のパスワードが不明と、手も足も出ない状態です。
しかし、ドライバあてないとネットワークアダプタが動かない、その程度のことも知らない人がどうしてリカバリ領域までフォーマットできたのか、たいへんに疑問でしたが、そういうツールを紹介した人がいるのだとか。それならそれで最後まで面倒見てあげて欲しいものです。
とにもかくにも、このPC(の残骸)をふくめ、いくつかの場所ふさぎなものを処分して、夏の間、風通しよく暮らしたいものです。そうやって身辺整理をすると、良いことが2つあるのです。
ひとつは、体を動かすことで代謝が上がり、糖尿病の改善につながること。そしてもうひとつが、行方不明になっていた萬年筆たちが見つかること。大事にしまい込みすぎて、どこにあるのかわからない、と思っていたものに再会できることを楽しみに、あせをかきかき汚い部屋の整理に励む週末です。
最近の機械は administrator 名が起動時にでないように
なっているみたいですね。
だいたいパスワードは設定無しか,1234 とかが多いです。
先日友人の会社の機械が飛んで、HELPが来て、どうしても
「弥生」のデータだけでも復旧してくれと頼まれて(でないと請求書が発行出来ないと)、えらい目に遭いました。SQLのデータだったんですが、新品の機械を買って、SQLデータを移して、それからDOS窓からSQLのコマンドの打ちっ放し、、、
3日かかりました。
終わってから新地で飲ましてもらいましたが、明くる日は予想通り二日酔いでした。 なんだかなあ。。。
投稿: マオぢい | 2010年7月 4日 (日) 01時23分
マオぢぃ さん
いやほんとに、もういい加減他人のPCのサポートやめたいなと。もういい加減、使えないなら使うな、といってしまってもいいのではないかと。
そうは言ってもしがらみがねぇ・・・。
投稿: つきみそう | 2010年7月 4日 (日) 01時56分
ありがたい事に周りの人間の方(年配者除く)がPCに詳しいので私的サポートの必要がないです(あ、親父がいたなw)
でも使えない(使わない)PCが溜まるのは哀しいオタクの運命なのでしょうか…
投稿: ともぞー | 2010年7月 4日 (日) 10時20分
他人の後始末は、本当に大変ですよね。
ウチの事務所では、パソコンの設定や修理は僕が行う事になっているようで、壊れたパソコンを持ち込んでくる馬鹿が後を絶ちません。
僕より若い奴には、自分で直せと突っ返しますが、直す事が出来ないようです。論理的に思考する事が出来ないからなのかも知れません。
壊した手順を逆にたどるだけなのですが、覚えているわけもなく、、、
投稿: きくぞう | 2010年7月 4日 (日) 10時57分
いらなくなったPCの処分、大変ですよねぇ。
一台は友人に進呈して何とかなりましたが、もう一台が。
下手にアルミケースなどにしたので、処分はもったいないし。。
投稿: su_91 | 2010年7月 4日 (日) 12時29分
きくぞう さん
なぜか、壊す人は何を与えても壊すんですね。きちんとセットアップして、管理者でなければ変な設定できないようにもしてあるのに、なぜか変なところをいじって動作不良にする。そういうスキルだけはすごいのです。
通常使うプリンタを変なのに変えてみんなが印刷できないようにしてしまう人がいるのですが、本人もなぜそうなるのかわからないそうです。
投稿: つきみそう | 2010年7月 4日 (日) 23時07分
su_91 さん
そういえば、いっときアルミケースはやりましたねぇ。アルミケースの多くが国産で、外国製のチリの合わないようなケースと比べて精度が高かったのも一因でしょうけれど、当時よく言われた「冷える」というのは嘘でしょうねぇ。
投稿: つきみそう | 2010年7月 4日 (日) 23時08分