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2010年5月29日 (土)

鞄の中身

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 寝ているところをそっと撮った1枚。裏面照射型CMOSセンサー搭載のカメラは暗いところに強い、というので試してみたもの。ストロボを焚かない限りロクに写らなかったものが、ノイズがたくさん乗るものの何とか見られるレヴェルに撮れております。合焦のための赤い補助光は出るものの、これなら寝ている彼女に気づかれることなく写すことができます。

 今日は息子の運動会でしたが、晴天に恵まれて大成功でした。私の住んでいる地域では、秋ではなく春に運動会をやる小学校が増えてきております。練習をはじめとする準備など、なかなか大変だと思うのですが、ちゃんとこなしているあたり、小学校の先生方に敬意を表したいと思います。
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 ここのところ、通勤時に持ち歩いているこの鞄、もう10年ほど前に東急ハンズで「処分品」として安く売られているのを購入したものです。A4サイズのファイルでも曲げないと入らない、中途半端なサイズなのですが、そうであればこそ売れ残っていたのでしょう。それでも、仕事柄よく使うB4サイズの紙などは折り目のつかない程度に2つ折りにすると入れることができるため、けっこう便利に使えます。

 この鞄についてはおもしろい話がありますが、それは別の機会におくとして、一体何が入っているのか、一度整理してみよう、と中に入っているものを全て取り出してみました。ここに、これを撮影しているカメラが加わります。
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 右上に見えているプリントと、中央の緑色の封筒、コレがなければ、教師の持ち物だとは思われないでしょう。怪しくも変なモンばっかりが詰め込まれています。

 緑色の封筒は、以前ISOTに行って以来毎年送られてくるもの。招待状がなければ入場料が要りますから、これは大切と放り込んだのを覚えております。で、その宛名部分を隠すように置いてある紙くずのようなものは、紙に包んだ萬年筆のコンヴァータ。職場でインクがなくなったので、同じ青墨のカートリッヂに入れ替え、インクのついたコンヴァータを包んだのですが、もしこの撮影がなかったら、いったい何ヶ月この鞄の中で過ごすことになっていたことでしょう。
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 緑色の封筒の上に見えるのは、ウォーターマンの部品。ルマン100のキャップ嵌合部が緩いのを修理したとき、一緒に戻ってきた元の部品です。これが入っているということは、おそらくは休みの日に、この鞄を持って神戸に行ったことがあるということになります。

 せんとくんとめぐる奈良の旅、っていうCDだかDVDだか、これも記憶にありません。なぜこんなものが・・・・・という感じです。手前、絨毯の上に並んでいるのは同僚が気を利かせて買ってきてくれた妖しいものたち。いずれご紹介しようと思います。
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 この定規を見れば、あるいはこの鞄の持ち主が教師であるとわかるかも知れません。ぺらぺらの定規ですが、これがないとけっこう不便です。成績をつけるときなど、打ち間違い、書き間違いがないか、2人一組で読み合わせをするときに使います。印字した帳票の上にこの定規をのせて、透明な部分に見える数字を読んでいくことで、横一列、間違いなく読み取れるわけです。

 ペンケースが2つ見えますが、細い方の中身はペリカンM800が2本。もう一方には、かつて空を飛んだセーラーのプロフェッショナルギア・マーブルエボナイトと、その修理中に代役を務めていたグランザスネオが入っております。左奥、色彩雫シリーズの「紅葉」が見えますが、これは採点用に使っているもの。役目を終えて帰宅したところなのです。
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 鞄という限られた空間でさえ、整理整頓ができていない、つくづくそんな自分が嫌になりますが、たまにはこうして自分の駄目さ加減を確認することも必要ですね。まずは何が駄目なのかを知らなければ改善することもできません。そうは言っても、おそらくはお墓に入るまで改善されないままなのでしょうけれど・・・・・。

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コメント

書き出したら自分の机の周りが思いっきり散らばって、そのまま放っておかれる自分の状況。それとつきみそうさんのかばんが似ているように思えます。

万年筆の何かを書くにしろ、数学の何かを書くにしろ、プログラミングの何かを書くにしろ、本棚から参考資料を出します。そして、それはもう一度参照するから、と机のまわりにドサドサと積み重なっていって小山を形成します。しばらくたって、お茶会でもやろうかという時に、片づけないとと思うのですが、片づける前に客人の後輩や友人が来るので「散らかっていますが」と誘い入れてゲームに興じ、結局次の日の執筆に至るまでほったらかされる…が繰り返されます。

そうすると、「あれどこにやったかなぁ??」が繰り返されます。参考資料の書籍がすぐに見つからないぐらいならまぁいいのですが、授業前に授業のテキストやノートがなかったり、関数電卓を用意しないといけない授業で関数電卓をどこにやったかわからない、ペンが一本足りないと、まぁてんやわんやです。

現在、私の「あれどこにやったかなぁ??」は新年度においてpart.60を記録していますが、さて、これはどこまで更新されるのでしょうか。片づけるとどこに何があるか分からなくなる私。片づけないことが、見た目は悪くても一番効率的なのかもしれません。

※ Blogを移転しました。よろしければリンクを張り直していただければ幸いです。

飴ちゃん入ってないやん。
低血糖症にも必要でそ。

 達哉ん さん

 わぁ、それは危険です。ただ、理系の人ってそういう
タイプがけっこう多いように思います。

 最悪なのは他人が見かねて片付けてくれること。これ
やられると永久に見失ってしまいます。

これ、この企画。
「鞄の中身は何じゃろな?」。
メチャメチャオモロいです。
自分の鞄には、何が入っているのかな、、、

 マオぢぃ さん

 幸い、飴が必要になることはないです。糖尿病と診断
される前は、全身の毛穴が開いたような感じがして、
その場にへたり込んでしまうような症状が1日1度は出て
おりました。今にして思えば低血糖状態だったのですね。

 子供の頃、近所のおばさんがいつもヤクルトジョアを
持ち歩いていたので、大人のくせに甘いモン大好きなん
やなぁ、と思っていたのですが、ある日、救急車で搬送
されたきり、別の世に行ってしまいました。

 父は同じ病気で脳卒中おこして寝たきりになりました
し、いずれ私もそうなるのでしょう。

 家族に迷惑かけるので、長患いだけは避けたいです。

 foolsbook さん

 iPadとその充電器を中心にした鞄の中身が見たい!
中国新聞よむじゃろ、って、見たあとで広島の職人
さんと呑んでいて、笑いそうになって困りました。

小さいダレスバッグが、いい感じですね。
それにしても、せんとくんをはじめ怪しい物が入ってる点に、つきみそうさんの心意気(?)を感じます。(笑

 su_91 さん

 お恥ずかしい限りです。とりあえず妖しいものを
見つけたら取り込んでしまうという悪癖でして・・・。

ショルダーにできない純粋手提げ式鞄というのは手持ちではありません。

しかし、それが鞄では正当派なのでしょうね。ダレスとは驚きました。

 僕がいつかル・ボナーでオーダーを掛けたい鞄、それがダレスです。
 (今のままじゃ余り使うタイミングないなぁ…)
 でもこのダレス、良くこなれていて先生の雰囲気にお似合いですよ!

 ともぞー さん

 ル・ボナーのダレスは文句なしにかっこいいですね。ペリカンの
限定品買うよりは安いですし(ってどんな比較)。

 小さい方のが欲しいのですが、A4サイズが入りません。それを聞いて
むしろホッとしてしまいましたが・・・・・。

 ペリカン堂 さん

 最近、ダレスでもショルダーベルト用のカンがついたものの方が
多いように思いますが、あれ、個人的にはダメです。

 重たくてひぃひぃ言いながらでも手提げ。それがダレスだ、という
思い込みがありますので。

ダレスは、手持ち ですよね。

きっと、手持ちと言うには大きな意味があるはずです。それこそ運転手付きのクルマの後部席に乗れる人が持つカバンではないかと愚考致します。

もっとも、満員電車に乗らなければならないとしても、僕も欲しいと思いますが、、、

 きくぞー さん

 そもそもダレスは、肩から下げる形にはなっていないと思うのです。手持ちに限ります。

 満員電車に乗るにしても、堅いアタッシェケースよりは周りに優しいでしょう。

 運転手付きはおろか、送ってもらうだけでも他人の車に乗るのが苦手な
私ですが、ダレスバッグはいくつも持っていたりします。病気ですね。

こんにちは!
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