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2010年5月21日 (金)

変なモンの巣

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 別にスネてる訳じゃない・・・・・とでも言いたげな「くま(仮名)」さん。昼間は、よくこうやって玄関の方をじっと見ています。ただ人が通り過ぎるだけなら反応もせずそのまま寝ておりますが、何かしてくれそうな人が近づいてきたときには見事な身のこなしで起き上がり、しっかり顔を見てしっぽを振ります。その姿にやられて・・・・・という繰り返し。犬の方が賢いのではないかという我が家です。

 今年の修学旅行、バス移動の時間が長かったのでよく眠ることができ、非常に楽だった、と思っておりました。しかし、帰ってきてからぐっすり眠ったものの、どうにも疲れた感じがとれません。やはり歳をとると、運動したあとの体の痛みなどと同様、遅れて疲れが出てくるものなのでしょうか。
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 ごくありふれた(本当に?)動物ボールペンです。ひよこ、うし、ぶたというラインナップ。やや渋めの感触のツイスト式で単色。どこといって特徴のないものですが、動物たちの顔をよく見ると悪い予感がいたします。

 本来の用途であるボールペンとして見ると、古き悪しきボールペンそのもの。ネットリと書き味の悪いリフィルに、頭部が重くてバランスの悪い軸という最悪の構成です。ですので、これはボールペンの機能がついた変なモンである、と考えるのが良いかと思います。
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 ご本人には失礼ながら、どことなく中村梅雀さんを思い起こさせるお顔。ぶたさんのお顔といえば鼻。お鼻の部分に何かきらりと光るものが見えます。大方の予想通り、この部分が光ります。変なモンには、こういったわかりやすさも大切なのです。ショッカーの怪人がことごとくライダーキックで葬り去られてしまうような、8時45分になるときっちり葵のご紋の印籠が出てくるような、そういうわかりやすさが大切です。
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 明日から修学旅行の引率、っていう日に、神戸の街をうろついていた私。特に目的もないときには、海岸通りから栄町通付近を歩きます。駅でいうと、JRや阪神の元町駅の南、南京町よりまだ海側で、ポートタワーまであと少し、というエリア。このあたりは、変なモンの巣なのです。

 当初、アインスショップさんを目指してこのエリアに入ったのですが、それだけではすみません。ただぶらぶら歩いているだけで、変なモンがありそうなお店が次々目にとまります。そんなお店の中で、ひときわ間口が広くて立派な構えのVISION COAXというお店に、引き込まれるように入ってしまいました。
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 全部ウチにあるやん・・・・・というのが妻の第一声。喜ばしいのか残念なのか、このお店に並べられているもの、ほとんど我が家に転がっているものばかり。このボールペンは、数少ない「初見」のものでした。光りながらブゥブゥ、モォ~、ガァガァとなくあたりも、筆記に疲れたら一発ノックしてリフレッシュ、と、わずかばかりの実用性をアピールしていていい感じです。

 神戸にお越しの節は、是非このエリアも散策してください。ポイントは、家賃が安そうなビルを見かけたら入ってみること。けっこうおもしろいお店がそこここに隠れている、それがこのエリアの魅力です。

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コメント

全部ウチにあるやんって、そのお店は変なモンに埋め尽くされているのですね。
それにしてもこのペン、ここまで意味不明だと小気味良いですねぇ。

うちの子供が大喜びしそうな珍品です、1本買ってやりたいです。

その豚かわいいけど、、、、
これなんかひどいもんですね。
http://chinoelectrics.manufacturer.globalsources.com/si/6008827526578/LargeImage/Ballpoint-Pens-with/product_id-1016802889/action-GetProduct.htm" rel="nofollow">http://chinoelectrics.manufacturer.globalsources.com/si/6008827526578/LargeImage/Ballpoint-Pens-with/product_id-1016802889/action-GetProduct.htm
どこが光るか判りませんが。

さすが、つきみそうでも、、、買わないだろうなあ

いやぁ、全部ウチにあるやん・・・と把握されている奥さまはすごいゾウ。きっとかたつむり号の秘密の隠し場所にしまわれている超奥義怪変ナ物も、すっかりざくっときっぱりおみとおしだゾウ、なんでしょう

 ブタちゃんやウシちゃんの鼻の明かりはわかるのですが、ヒヨコの口からビ~ムは怪しい…
 先日の中国で大量のヒヨコを見た後なので、そいつらがこんなビ~ムを出されたらたちまち万年筆の10本や20本買ってしまいそうですw
 意味不明物品偏愛会会員でもある僕ですので変なもの、これからもヨロシクです!
 

タイトルに関連したコメントも書いてみましょう。
ボクも連休に帰省したついでに元町界隈を散策してみました。海岸通り周辺の雑貨ショップは楽しそうですよね。
アインスさんには芯ホルダーに黒鉛芯ならぬジェットストリーム?芯を差して、お気に入りのBPとして売っていました。これってどっかで読んだよなと思ったら、片岡義男さんが似たようなことを提案していました。芯ホルダーはチャックでがっちり芯を押さえるという簡素な機構ですので、ボールペン芯もしっかり押さえられるのかもしれませんが、ノック式ではないBPでも、クッションのバネが入っていて書き心地を調整しているようなので、リフィルのしなりだけで乗り切るのには無理があるような気がします。
チェザックザッカニアさんで、シュナイザーのK3を315円で購入。100円抗菌ボールペンとかと変わらない程度の製品ですが、一応パーカー互換リフィルですので、リフィル代かと。
プラージュさんも見ましたが、展示がおしゃれであること以外は、あっさりしすぎて通りすぎるだけになってしまいました。ごちゃごちゃと品物を置いているのが好きなのです。
時間もあまりなかったので、とりあえず有名店だけ、といった散策でした。

 su_91 さん

 そうそう・・・・・って、それ順序が逆ですがな。

 岡崎ではお世話になりました。

 wavio さん

 そうして変なモン好きが拡大再生産されていくのです。

 マオぢぃ さん

 彼の地ではミッキーよりドナルドの方が人気があるのだ
といわれますが、そういう意味では強面の方が受けるの
かもしれませんね。

 いえ、私、別に変なモンには興味ないですから。

 くーべ さん

 そりゃもうなんと言っても、伝説の名古屋市北区の奥様
よりも凄いのですから。

 それにしても、サクッと有名どころをおさえて見られる
あたりはさすがです。

 件のジェットストリーム、芯ホルダーはコヒノール製で
名付けてジェットコヒノールだとか。あの芯ホルダーの
重みが最高ですね。

 ともぞー さん

 そう、この怪しい光線がいけません。ともぞーさんも
琵琶湖の方から飛んでくる同じような光線にあたって
やられてしまわれたのですね。

 琵琶湖方面怪光線の件ですが、あれはなんていうんでしょう、深夜検問に引っかかって路肩に寄せる誘導灯の光のようでした…
 でも検問と違ってありがたい気持ちにさせるのは、必殺背押人の慈悲深い品揃えのおかげです(ってどんな品揃えやねん(苦笑))

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